降る花 来る花
激しく重なる陽のなかを
昇る道 去る花
むらさきのうた


たどたどしい笑みの端から
午後越える午後 こがねに曲がり
冷たさよりも重く在りながら ...
「七日間、一人で夜を過ごすなんて。やだよ、きみの指を食べたい」


「言われても、無理は無理なの。ごめんなさい。爪はちゃんと切っておくから」


「謝ってほしいわけじゃないんだよ。もう文字も声もおなか ...
透明度の高い青く澄んだ湖

清らかな水だからこそ

あの深みのある色が出る



雲ひとつ無い青く高い空

空気が澄んでいるからこそ

青さが際立っている



清らか ...
朝目覚めて口のなか乾いているのは
どうやら鼻の具合悪いかららしい
それとも流行の風邪でも引いてしまったのかな

人知れず鼾とかかいていたりして

人知れずってのはいかにも寂しいな
鼾うる ...
気が遠くなる程
広い世界で
私は見つけてしまった

繰り返す日々は まるで
アスファルトを転がる水のよう

いつか蒸発するだけ
跡も消えていくのに・・
嗚呼なのに



貴方 ...
                    091006


なによそれ
線香花火に選挙された廃墟の裏庭の片隅の
魔遺跡のことだと
戦中派のお兄ちゃんが教えてくれた
魔遺跡だって
毎夕 ...
うつろな午後
昼食を終え
同じような犯罪を
同じように報道するワイドショーを消し
読んでしまった新聞を 畳みなおす
新陳代謝のように続く 不要な情報のループ
その繰り返しの外
離れた ...
目の前に赤い目玉六つ
三つのちいさな目玉三つ
それがひとつがい
それ大型トラックのテールランプ。

それ追って私走行
大型トラックを突き抜けていきたい
テールランプの間を。

その向 ...
君は深く
僕は浅く

水面から見れば
口は揃うだろう

冷たい雪
暑き射す陽(ひ)

人の皮膚だから
運命められた

数字ならば明白
美意識は測れないさ

だから
君を ...
その少年の頬に
温もりを感じるなら
まだ希望は残されている
触れなければ
決して知ることのない
真実もある
賛 歌

                    ひかりが眩しいならば、
                    血をながしなさい
                    まっ赤なおまえの血液 ...
タクトを振ります
この夜に
高い建物の屋上で
タクトを
粒子達を操り、星々を引き寄せ、声無き声を揃えて、君を一人にしないように
タクトを振ります
              
タクトを振 ...
7745648563 名無し殺し屋ゴローさん
3217902334 殺意なくお兄さん刺し
169623337315 色黒兄さん散々な最後

054231818564 丸腰兄さん嫌々殺し
71 ...
私はニンゲンであったから
冷たい雨の下で
蛙たちと共に飛び跳ねることはない

私はニンゲンであったから
蛙たちは
安全な距離を保とうと必死になる
沼に飛び込む
水面に波紋がたつ
大き ...
{引用=


やっぱり、いくことにした
どうするか わからないけど
心配しないでください、
でも、これって
さよならじゃないから。

学校は ひどく味気なくて
教室の窓は鳥かごのよ ...
暗闇に4つの光
気づいているだろうけど
鼓動がゼンマイ巻いて
ギクシャク動きはじめる

 手作りカレーをご馳走しようか
 誘ったのは僕だった
 田舎の母が作り置きしていたのに
 君の胃 ...
あなたは少し離れたトコロで

わたしに結びつけた糸を手繰っている

わたしは週末をすべて使って

あなたに会いに行く

高い場所から景色をみるような

水平線をみるような

二 ...
満員電車に揺られるたびなんで人間は増え続けるのかなって思う。
だけど日本人は減ってるらしいからそれはそれでおあいこなのかな。
家の近くのコンビニではアラムさんがレジを打つ。
片言混じりの日本語で ...
私は生物が好きだ
小さい頃
蟻をずっとながめていた
そしてトカゲとお友達

いつの間にかに
植物にのめり込み
母に教えてもらった。
生き物が好きなんです。

だから貴方には
長く ...
上だけは、止まる音楽の、
地面の、
留まった言葉であることは、
ただ目を、僕を開いて、
誰にとってもの風で

風は手放していた、目にある色彩を、
夜の時間が止まってきた、氷に
中に ...
そう呼ぶには勢力が強く、些か風情に欠ける感はあるものの、私はこのような秋の夜長が堪らなく好きであり、また同時にその余りにも寂莫とした暗闇にいつも堪えられない。


私を喧騒からすっかりと隔て、ひ ...
蛍光灯のひとけないフロア

コピー機の出力の音

そとの雨が窓をぶっている

指示されたことを

消し込んでいる部下たち

十月の夜が

ほとぼりのさめたような顔をして

...
今日、新しいエプロンを買った
今日、リビングにホットカーペットを出した
今日、夕ご飯はカレー鍋に決めた
今日、お風呂であの歌を唄ってみた
今日、電気毛布を早々に使った
今日、あなたの夢を見た ...
ただ本当のことが知りたくて
でもそれがわかったからって
何かしたいわけじゃなくて

結局なんのために
知りたいのかわからない

名付けた金魚が
身を賭してまで
伝えたかったことって
...
魚な感じの魚が泳いで行って
すれ違いに
自分ってなに?ってって
金色?
赤色?
なんかそんな色で
キラキラじゃ無くって
ギラギラって感じで
瞬いて
眩しくて
眼が痛くって
喧しく ...
暗闇の中を手探りで進んでいたその手が彼女の乳房に触れて

干からびた星を何度も摩擦する妊娠したら教えてよ

バスフォームを投げ込まれるための浴槽で幾億の泡が生まれて消える

水面を波紋が走 ...
いつかの一言の力で
  アーカイブズに埋められていた文字だ
ゼロの輪が決壊する
溢れ出して世界はゼロで充たされる

朝を迎えるために世界を
ゼロから救おうとするが、
もう検索しても引っ掛 ...
落書きはない
近くには 音だけが聞こえている
確かなことではある
刻みつけようと この車も
続くだけの会話がしているのだろうか

停めていた車ではなく もっとその果て
堤防が 暴力の車世 ...
きみはいわばかもしかだから、1Rの僕には名付けられないんだ
知りもしなかったあなたとわたしが抱き寄せていた枕を想い 壁へ囁いてみる

目が二つしかないから見えないんだけれど
総人口分の1ぐらい ...
小さな
指切り
(嘘ついたら・・・)

大人になって
いろいろ道に外れたことなんかもして
耐えきれず
机に向かうことが、ある
何か思い出しかけるのだが・・・
駄目だ

背がのびた ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
指といとなみ木立 悟自由詩309/10/6 17:59
初恋スノードームあぐり短歌1*09/10/6 17:50
「色」広川 孝治自由詩009/10/6 16:53
すがるひと恋月 ぴの自由詩27*09/10/6 16:39
曼珠沙華蝶澤自由詩109/10/6 15:43
線形空間あおば自由詩3*09/10/6 14:57
午後二時の静寂小林 柳自由詩3+*09/10/6 14:17
国道6号線の走行しだ  よう自由詩009/10/6 13:06
dye邦秋自由詩2*09/10/6 11:36
真実花形新次自由詩309/10/6 10:30
賛 歌るか自由詩309/10/6 8:06
指揮者ゴースト(無...自由詩4*09/10/6 5:29
5656563 ゴロゴロゴローさんザ・凹凸目目自由詩109/10/6 4:12
雨の下釣り人は独り北村 守通自由詩1209/10/6 3:55
「置手紙」月乃助自由詩5*09/10/6 3:08
スパイスは少しで足りたのにsnowwo...自由詩209/10/6 1:01
ひまわり透明な魚自由詩309/10/6 0:26
[母国心]東雲 李葉自由詩2*09/10/6 0:24
外為ペポパンプ自由詩5*09/10/6 0:00
風を、あることで、死んだ番田 自由詩609/10/5 23:59
秋雨きゃとる散文(批評...109/10/5 23:55
ひとを責めるな吉岡ペペロ自由詩609/10/5 23:34
明日は智哉自由詩109/10/5 23:19
金魚葛西曹達自由詩309/10/5 23:19
あれだよプル式自由詩6*09/10/5 23:01
習作八首rabbit...短歌409/10/5 22:28
ゼロの僕キムラタツオ自由詩1*09/10/5 22:05
目として窓、喫茶店番田 自由詩209/10/5 21:28
こもりつのる佐々木妖精自由詩4*09/10/5 21:21
名前のない詩吉岡孝次自由詩209/10/5 21:05

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加筆訂正:
初秋五首/都志雄[09/10/6 16:41]
孤蓬さま、コメント有難うございました。とりあえずですが、ご指摘の箇所を修正いたしました。
スパイスは少しで足りたのに/snowworks[09/10/6 1:03]
(2009/10/2の「クールを通すなら」を改訂しました。)
スパイスは少しで足りたのに/snowworks[09/10/6 1:02]
(2009/10/2の「クールを通すなら」を改訂しました。)
スパイスは少しで足りたのに/snowworks[09/10/6 1:02]
(2009/10/2の「クールを通すなら」を改訂しました。)
この世界の片隅のバランス オブ パワー/N.K.[09/10/5 23:32]
第3連を修正、第4連を追加
6.78sec.