神様は不公平だと君は泣く
生きたいと叫ぶ僕に死を
死にたいと嘆く君に生を
与える神は不公平なのだと

僕の願いはもう叶ったよ
君に触れるとそう思うんだ

私の願いも届くかしらと
僕に ...
後ろから3番目 つまり前から4番目
右から6番目 左には空が広がる
4つの首なしの向こう 少し右へ
独り言の王様は 子守唄を歌い
首ある者は 声無くしても語り
鐘なる頃には みんな首なし
...
毎日歩く道端に
輝くものが落ちていた
罠を恐れて手が出せず
睨んで路肩の染みとする

毎日歩く道端で
昨日の己の罵声に押され
あれはお前のものではないと
諭し諭して残す輝き

燃え ...
誰かに話しかけてほしかった
誰でもいい誰かさんに「今夜も街は雨なのですか」と
尋ねようか、どうしようか
僕は今、新宿東口に居て
途方もなく眠たげなんだけどさ

  ゴキブリだらけの
...
 
夕焼け空は 僕たちの

色んな想いで 出来ている

あの日交わした 約束や

「またね」と言った その想い

膝を抱えて 待つキミや

家路を急いで 走るキミ

泣き顔、笑顔 怒り顔 ...
北の森に住んでいる
ローラという若い魔女は
いつも自転車に乗っています
雨の日はバスか電車です
ほうきに乗って
空を飛ぶことも出来ません
魔法は何も使えません
それでも彼女は魔女なんです ...
ただ同じ毎日を

ただ同じように生きていれば

それで幸せなんだなって

あなたはそう言った

いつからだろう

花が綺麗に揺れていた

ふと目を開けたら

すでに引き込ま ...
 
 
くるしいの
とたずねると
くるしくないと
こたえていた
あなたはもういない

いたのかさえ
もはやわからない
いまがいまにそまって

ただとりのさえずりが
くるしくな ...
 
 
あることも
ないことも
ぜんぶある

あのひとは
ほんとうは
ぞうなのだ

そのひとたちには
みえている

りんごをつかむ
ながいはなも
むしをおいはらう
ほそ ...
白いはこのなか
あふれてますかがフラッシュにさそわれる明かりで
のりだす、
体温さえ


それは終りでもあったといかけが
彼女はゆっくりでも発音できるようになり
彩られたみどりいろの文 ...
蝋燭のともしびを
絶やさずに
湯気立つ水槽をわたり切る
それが使命なら
ひどく単純な、それでいて命をかすもの
人の犯した罪に/穢れ/しがらみに
神の子がみずからを捧げたように
汚辱に ...
あなたのことかんがえるだけで

ためいきがでるんだ

ふかい。ふかい。ためいき

こんなのはじめてなんだ

だいすきなんだよ

あたしはあなたのみかただから

あなたは ...
生まれたばかりのきみは
ぽやぽやとした輪郭でふわふわとした軽さで
赤ん坊の手のひらにもおさまるほどの大きさで


あたためられてすくすく育つ
産毛はだんだん寄せ集められて太くなり
気付け ...
ずっと遠くを眺めているの。
ずっとずっと昔からそうしてきたような気がする。
電車の窓から外を見てるとふいに泣きたくなってくるの。
明かりの薄れていく速度が私をどこかに連れ去りそうで、
窓に映る ...
小さな星が僅かに光る

近未来的な都市で

黒い煙に包まれて消える

電話の向こうで話す人間は

どのような輪郭の持ち主なのか

君の首を絞める夢を見て

いつも起きる時は冷や ...
海原を望める楼閣から
富士を眺めていたその人は
貴人の家宰だった。
相模の山中の湯屋で
騙し討ちにあって
死んでしまった。

楼閣から海原を眺め
歌でも詠んでは酒を飲み
富士を望んで ...
 柄谷行人によれば、ハイデガーの反ユダヤ主義は「反国際的金融資本主義」であって、それは古典派の理論に依拠するものであるが、彼はもともとケネーの重農主義理論を継承した人だという。

《土地と人間 ...
いつか夢を見ました
キンモクセイの香る
穏やかな季節で
私は大好きな貴方と
肌の触れ合いを
望んでおりました

貴方は悪戯に
耳元で囁いては
無邪気に笑い
何とも言えず私は幸せで
...
この感情を伝えたい この思いを伝えたい
目の前にいるこいつらに伝えたい
こいつらを通して もっとたくさんの人たちに伝えたい
伝えたいという思いは
おれが口下手だということから発する
だから  ...
なんだか淋しくて空を見た

ダークブルーの空に
魚がいた

風が吹くと
魚は消えた


なんだか淋しくて湖を眺めた

エメラルドグリーンの湖に
私がいた


ゆらゆら揺れ ...
              090923






萎びた地球に
問うてみた
感じたままを素直に
吐いてみてと
言ったのだが
萎縮したのか
言いたいことがまとまらない
...
月が二つもあったら
なんだかちょっとくどい
コップで掬って
揺らして遊んで眺めてやる

星がひとつだったら
なんだかちょっと寂しい
鉛筆で穴を空けて
自分だけの星座つくってやる

...
あぁ 上っ面が滑っていく

君に言われた一言で
波にさらわれてしまった
遠く沖へ

「まるで、のっぺらぼう、ね」

目、鼻、口

触ってみればちゃんとそこにあるのに
なん ...
夜道の街灯は、気だるそうに、ねじ曲がっていた。
ぼくは夜道の街灯に、こんばんはと挨拶をするけど、まったく反応がない。
だからぼくは、まるで口の中の水分を、口移しで奪われた気分になる。

その気 ...
遠ざかっていく
7号線は直線
夜道の逃亡には
最短距離

妻が遠ざかる
我が子が遠ざかる

僕は何から逃げたいのか
流れるラブホテル群から
静まる暗い森から

明るくなってイン ...
砂浜で

きみとぼくは
ふたりで座っている

ぼく以外のひとを想ってるきみと

きみのことしか考えられないぼくと

夕焼けは
残酷に
こころの隅々まで
照らし出す

あの夕焼け、きれいだねって

それ ...
僕だって泣きたいよ

いまの状況が分からない

好きなんだ

タイミングが分からない

もう泣くなよ

どうしたらいいか分からない

ねぇキスするよ?
今この星が消え去っていくような
そんな僕等の夏

通過点に過ぎないとしても
その足跡は消えることはない


ろくでもない人生の足跡を
精一杯残して
誰かに僕のことを知ってもらうために ...
視力が0の後に小数点、また0
もう検査もしてもらえないぐらいの不良品ですので
眠る前(消灯)、
手を空中へ伸ばしてみたらもうなんにもなぁんにも見えなかった

ゆ、指がないよ
手首も/白い何か
凡庸な棒 ...
即席麺みたいに茹でられて

ぬめったまま口へ運ばれる

舌でもてあそばれた挙句

結局なかったことにされる



後悔させてやるから
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Oh my god.紅-BENI...自由詩309/9/24 13:31
首なし王国と旅人自由詩109/9/24 13:23
燃えてこの身をテシノ自由詩109/9/24 13:18
新宿熊野とろろ自由詩1+09/9/24 12:49
‐夕焼け空‐‐弘‐自由詩509/9/24 11:36
魔女裁判ルナ自由詩209/9/24 7:48
Ownermarica...自由詩1*09/9/24 6:31
そら小川 葉自由詩409/9/24 6:03
おひとり戦記自由詩2*09/9/24 5:48
溶解の日マナ自由詩1*09/9/24 2:02
Nostalgia/郷愁月乃助自由詩5*09/9/24 1:46
ためいきほのか自由詩2*09/9/24 0:44
言葉、へ。あ。自由詩11*09/9/24 0:19
『月台』東雲 李葉自由詩3*09/9/24 0:07
黒い空の下では今日も少年は掴み取る為に走り続けるこめ自由詩1009/9/23 23:58
江戸の楼閣ーすけきよのこー……とある蛙自由詩9*09/9/23 23:48
金融からの帰農? 反ユダヤ主義とネゲブ開拓A-29散文(批評...009/9/23 23:46
秋の夢ミツバチ自由詩6*09/9/23 23:37
おれの知らない宇宙夜明けまえの...自由詩009/9/23 23:05
まやかし舞狐自由詩3*09/9/23 22:39
おひとり戦記あおば自由詩5*09/9/23 22:11
いとしい葛西曹達自由詩209/9/23 21:01
のっぺらぼう美味自由詩009/9/23 20:02
うつろなきぶんmad.ra...自由詩009/9/23 19:56
インターチェンジsnowwo...自由詩109/9/23 19:25
夕焼け風音携帯写真+...709/9/23 19:22
ぬくいcass自由詩2*09/9/23 19:19
足跡ark-ey...自由詩109/9/23 17:02
消えてしまうからあなたに訊きたいあぐり自由詩7*09/9/23 16:11
こ・む・ぎひとなつ自由詩1*09/9/23 14:43

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加筆訂正:
サグラダファミリアにぶつかって/こめ[09/9/23 23:55]
ご指摘有り難うございます。修正させていただきました。
4.78sec.