聴けないCDデッキを捨て
使い古しの座布団を捨て
石鹸カス 埃 サビ 黴 ゴミ
くまなくこすり
落とし吸い取り
使用済み電池 着ない服
3年前くらいの年賀状
...
硝子の眼が欲しい
濁った眼は棄てたい
凍り付いて、怖じ気づいた膝小僧
全部、全部、棄てたい
全部、全部、硝子製になればいい
隠れ家で填めよう
新しい部位・部品
独りきりのメタモルフォーゼ ...
今日も太陽はご機嫌ななめで
一面に白い濃淡が広がっている
北風は旅人のコートを脱がせることができなかった
知っているくせに
空がこんなにつめたいのを
「仕方がない」で済ませる人と ...
何をもとめているのですか
住まう屋敷は、祝福の
それでいて、囲いのなかでしか息のつけぬ
囚われの日々なのです
渡された鍵で開ける 日付さながら順番の
カレンダーの四角く区切られた部屋たち ...
聞き耳頭巾をもらったよ
みみずくさんにもらったよ
ひとには何が聞こえるか
訝しみながらくれました
だけども頭巾をかぶったら
急になんにも聞こえない
きっぱりきーんと耳鳴りの
...
熱と光と力学で誰かと
鳥籠の中で暮らしたかったなあ
文学は素敵だったけど
遠くへ往くには枷になるものかも知れない
何も知らない男のままでいたいと
歩いている片隅に 言葉すらないままの
東京を考えていた
探していく 忘れて この体を
手にさせられていた雑誌を
話題を歩き回り 立ち止まった
コンビニ ...
もう描きたくないと
イーゼルを蹴って君は出て行った
僕は君の絵がいつも好きだったのに
君は前に言った
キャンバスはこのまま
これ以上にはならないと
絵筆を持ったままで
白 ...
死神の歩く道
覚えておくといい
よく見ておけ
よく覚えておけ
表現者が列を成して歩いているあの道、あの十字路、あの交差点
それぞれがそれぞれのホムンクルスを抱え、歩いている
よく覚 ...
静かな風がながれていた
セミが鳴く
緑の隙間から木漏れ日があふれる
少年の僕は ゆっくりと 知らない世界を歩いていた
あれから 月日が流れ
何か 楽しい事があったのだろうか
あの夏の日 ...
白と黒の路地を進むと
木造の小さな小屋があり
入るとなかでは何十人もの
作業衣を着た婦人たちが
机の前で一心に裁縫をしていた
ふと横を見ると別の入口に
一枚の大きな ...
箪笥と押入れと
鏡台のある部屋で
白髪の老人と決闘した
剣の腕ではかなわないので
ヘアスプレーとオーデコロンを吹きかけ
鏡台の椅子を投げつけた
長い廊下 ...
金縛りにあったという夢をみた
金縛りにあったという/それは現実かもしれないが
誰が夢と今を切り離しているか、と問えば
それはおそらく(やっぱり)私の剃刀なのです
感じてる 重み
動かない ...
子供の頃からずっと
非日常に憧れているのだ
ゲーム マンガ
アニメ 小説
退屈な日常に現を抜かし
幻想の世界にのめり込む
もし自分が
人の心が読めたら
動物と会話できたら
空 ...
「秋の夜は果てしなく長いのだから」と
あなたは言って
舳先の行く手を確かめながらゆっくりと櫂をこぐ
おとこのひとに体を許す
例え今夜がはじめてではないにしても
月明かりは艶かしく ...
午前0時から
黒烏龍茶飲み放題 ¥0
(黒烏龍茶は脂肪の吸収を抑えます)
道端に置かれた
手書きの看板
タダより安いものはない
とは
よくいったもので
抑えられたところで
はみだ ...
ある日、俺は黒い小さな舞台からこう告げたのだ
「肉まんは友達」
すると一人の偉大な詩人が俺に歩み寄り
そこから俺のポエトリーロードが始まった
言葉を愛するさまざまな人たちに出会った
...
感性は年齢に捕われない。あくまでも自由だ。そんな当たり前のことを
あらためて認識させられる、そんな印象を持った。
あとがきには「八十四回目の春を迎えて」と記されている。勿論、高齢
に達っしている ...
『ゴメンネ』
たったこれだけの言葉を言うのに何で変な勇気がいるんだろう?
意地を張れば張る程ややこしくなるし余計なエネルギーを消費してしまう
何ひとつ良い事なんてありゃしない
『ゴメンネ』 ...
あれは恐ろしい、気持ち悪い子だ
6歳の時に偶然聞いた祖母の声
私の事?
どうして?
混乱する幼い耳へ追い討ちがかかる
早くお迎えがくればいいのに
どうして。 ...
空は夜空ではない
星でもない
宇宙そのものだ
宇宙そのものから
虫の音が
降るように聴こえている
哀しみ
孤独
裏切り
不実
それらは
...
秋から冬へ
ひからびる
どうかその前に
その手でつかまえて
かたい毛布にくるまった
ラッカセイのなかに
すべてのときをつめて
ねむるわたしも入れて
({ルビ落花星=ピーナッツ}から ...
もうすぐ暗闇の端っこが
綻び始めるから
似たり寄ったりの一日が
また発芽するよ
ここで街が目映く
反転するのを待とう
たぶん大丈夫
取り残されることはないから
もうすぐ緩やかな ...
昇る午後の軌跡には
川のかけらが硬くかがやく
何かが水に降りては飛び去り
音や光を底に残す
冬を作り 夜を作り
誰もいない道を去る
朝の雨を見る
昼の ...
脊髄 弾倉に充填の意味
念のため 意味を武装する
情報 ゲリラ戦 読書勝負
世界中のお偉いさんが集まって
金の話してた時の事を書こうとしてやめた
別に誰もデモ隊の言いたかった事も知らないし
知ったってどうせ大した事言ってないんだし
結局は彼らも資本主義があったから生き ...
ゴルフクラブをグラブと言い間違えたことがあって
それを今調べていたんですけど
ゴルフクラブのことをグラブって呼んでもいいみたいで
なんだか安心しました
ゴルフクラブって言っちゃうと
ゴルフ倶 ...
小雨が降り頻る雲行き怪しい空で始まった調布の花火大会
馬や猫、そして戦う在日朝鮮人など数々の星を生み出してきた調布市
夜空に次々と映し出される赤、白、黄色、青、緑、紫、ピンクなどの炎で描かれる瞬間 ...
空はどこまで
ってきく君の
求めている答えは
わかっていた
あのとき
君の肩は細くて
花びらを
青い水に散らして
一文字ずつ撹拌する
結実してしまうものが
何もないように
...
ビルの向こう沈む夕日を見送ってまた来る夜に足を踏み出す
夕暮れに金木犀の匂いたちやさしい{ルビ時間=とき}をしばし楽しむ
つかの間の光の中でかいま見た妖精の翅どこへ消えたの?
かくれ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
好きな女の子が家に来るまでの7日間
猫道
自由詩
7*
09/9/29 3:22
メタモルフォーゼ
ゴースト(無...
自由詩
7*
09/9/29 2:44
天気待ち
伊織
自由詩
4
09/9/29 2:38
「青髭」
月乃助
自由詩
4*
09/9/29 2:21
秋の帽子の物語
小池房枝
自由詩
5
09/9/29 2:00
2009/9/29
鎖骨
自由詩
3
09/9/29 1:34
コンビナートを光の、立って
番田
自由詩
1
09/9/29 1:17
Left
小林 柳
自由詩
3*
09/9/29 0:47
死神の通り道
ゴースト(無...
自由詩
4*
09/9/29 0:42
あの山道
kalibo...
自由詩
0
09/9/29 0:22
ノート(46Y.9・28)
木立 悟
自由詩
1
09/9/29 0:02
ノート(箪笥と押入れ)
〃
自由詩
3
09/9/29 0:00
縛られる
あぐり
自由詩
3*
09/9/28 23:26
まぜるな危険
葛西曹達
自由詩
0
09/9/28 23:02
めぐり会うひと
恋月 ぴの
自由詩
19*
09/9/28 22:28
とあるアジアンカフェからの招待状
ことこ
自由詩
2*
09/9/28 21:57
鋼鉄のポエトリーロード
新守山ダダマ
自由詩
5
09/9/28 21:26
詩集 『見ることから』 進 一男
渡 ひろこ
散文(批評...
4*
09/9/28 21:12
『ゴメンネ』
加羅
自由詩
0
09/9/28 21:05
言霊
奈々
自由詩
5
09/9/28 20:19
秋の宇宙
吉岡ペペロ
自由詩
10
09/9/28 19:48
わたしのねがい
唐草フウ
自由詩
3*
09/9/28 19:12
Twilight_Kawataredoki
nonya
自由詩
7*
09/9/28 17:58
ふるのぼる
木立 悟
自由詩
6
09/9/28 17:50
文学ゲリラ
アハウ
俳句
5
09/9/28 16:14
紅
虹村 凌
自由詩
5*
09/9/28 16:01
とあるアジアンカフェからの招待状
相田 九龍
自由詩
2*
09/9/28 15:56
調布市花火物語 2009
TASKE
携帯写真+...
0
09/9/28 12:47
水色スケッチ
佐野権太
自由詩
14*
09/9/28 12:40
黄昏遊戯Ⅱ
未有花
短歌
10*
09/9/28 12:30
4220
4221
4222
4223
4224
4225
4226
4227
4228
4229
4230
4231
4232
4233
4234
4235
4236
4237
4238
4239
4240
4241
4242
4243
4244
4245
4246
4247
4248
4249
4250
4251
4252
4253
4254
4255
4256
4257
4258
4259
4260
加筆訂正:
1440/恋の時人
/
月乃助
[09/9/28 15:00]
誤字を訂正
4.81sec.