ずいぶん長いこと見つめてるけど
ひと思いにパクッとやっちゃえば
四年前まで首を伸ばしてパクッと
いやあ照れるなあ、おれ
そんなに見つめられると
心 ...
I がない一日でした
アイがない一日でした
自分が留守な一日でした
ただ流されていくばかりでした
土左衛門なのでした
いくつもの橋の下をくぐり
今更ながら橋の憂鬱を知り
壊れたが ...
どれだけ考えても
記憶の深くを探しても
みつからないのです
あなたの声が
あたしはもう
永久に
喪ってしまったのでしょうか
あなたのしぐさや
あたしにくれたことばは
こん ...
カブトガニ
イリオモテヤマネコ
ヤンバルクイナ
天然記念物って言葉が好きだ
絶滅危惧種って言葉には
罪意識が刷り込まれている
罪
まあ確かに
野菜と言えば
キャベツにキュ ...
野口さんが今夜も
庭石をぎりぎりと鳴らす
昨日の鰹節はお気に召さなかった?
ああ、もう香りが飛んでいるのね
でも庭を散らかした次の日は
わたしが掃除をする代わり
おまえはお隣でごは ...
老人が残った街がゆるやかに僕を現実に引き留めてる
電車から見るだけの校舎だったのにいつから記憶になったんだ?
放射性物質の羽根で世界を羽ばたき包み愛でてやりたい
「正論で生きてます」 ...
ラムネの瓶の底で見つかったあなたの骨は
あたしが今朝パンに挟んで食べてしまいましたよ
窓の外で恨めしそうにこっちを見ているひまわりが
種を落としながらあたしのそらを食べていました
ニノ ...
明日
急に友達で
無くなるくらいなら
また明日って
交わした最後に
次は僕だと教えてほしい
誰かが
...
言葉が出てこない
胸がいたい
わたしにはなんにもできない
わたしには、なんにもできない
どうやって生きていこう?
どうやって誰かを愛そう?
わたしにはなんにもできないのに
どうや ...
うちから少し歩いたところに住宅街があった
大通りから出る七本の細い道で構成されており
それぞれの道には一号通りから七号通りまで
安直な名前が付けられていた
小学校に上がって通い始めた書 ...
血の気が多いアナタは
いつも好んで肉を食べる
この前受けた血液検査
結果の詳細見て
明らかになった
アナタを作り上げてる
ちょっとした要因
医学的にも証明された
血の気の多い気性
...
細胞をくっつけて
これは次世代のたべものになるのではないか
と 思われたが
おいしくなかったので広まらず
現在はほぼ絶滅してしまった とか
ポテトにもトマトにもなれなかったポマトは
...
で、ひとつ終わりを迎えたところでまだまだ私は生きています。
終わりをひとつ終えたって、そんなものですね。
こんどこそ本当の終わりだ、って時に
気づいてみたらまた新しい自分だったりして ...
風に揺れて彼岸花
真っ赤に燃える花びらは
貴方の魂に似て
私の胸を揺らします
寂しいですね
優しかった貴方に
もう会えないなんて
暑さが和らぐ
この季節に
冷たい風に乗って
い ...
寒い夜人の笑顔が陽だまりに見えるぐらいに明るく光る
音楽が苦しい時に背中押す癒しにも似た旋律が熱い
四ツ葉のクローバーの出現は
一万分の一の確率らしいね
あなたと巡り出逢えたことは
それ以上の確率だろうけど
手にした瞬間の幸せの確信は
過去の三ツ葉と違ったからね
僕らが生み出 ...
{引用=
窓辺で
ゆれる雲南萩の花
の木陰で金玉をほこらしげに見せている狸
の金玉の下
にアリが巣を作っている
さぞや痒かろ
と なにやらくるしげにみえてきた狸 ...
今日は雲一つ無い快晴
木立が輝き
雑草でさえも金色に光って神秘的
鉄塔を目指して
歩いて行こう
普段とはまるで違う世界を感じながら
こんな日にはポラロイドカメラが必要さ
必要さ ...
遠くばかり見てるね。
秋の夜空はとても澄んでいて
僕の焦点の合わない目でも
うっすらと星が見える
遠くばかり見て歩いてたら
石に蹴つまづいた
気付くと
隣にいたはずの君がいなかっ ...
バスが過ぎる
その排気ガスの匂いが薄まると
またキンモクセイの香が戻ってきた
田畑が刈られるのを待っている
風がやむと時間がとまっている
ひかりが雲が空をぼかしている
建物の優しい ...
会社でお局化してゆく女はなぜか
頭が辻希美みたいな形になってゆく
彼女たちは隅のほうに追いやられて
頭が辻希美みたいな形になっていない別のお局に
いつの間にか冷たくあしらわれている
男である ...
これは たまらないね。
とふりかえると
そこに君がいない
そんな間違いとか
勘違いとか
ずるいことなんか
を教えてくれる小説が
本棚に詰まってゆく
ねぇ
Мさんなんか ...
戻るものなのだと 思っていた
想っていた
想ってきた
そこに いた
90゜ 歩きだして
180゜ 振り返って
270゜ 見失っ ...
私は知っている
だから、
あなたとあの子の
秘密じゃない。
私は知っている
だけど、
あの子はあなたとの間の
秘密だと思ってる。
それも私は知っている
...
左手くすりゆび
おじいさんとおばあさん
とれない なんごう
思い出をかたる
いいこにしてるのに
いやなことばっかり
かみさまは宅録に夢中
ビートルズのカバーに夢中
...
その夜私達は走っていた
23時に閉まってしまう田舎の不便なコンビニ目指し
小雨に光る道を金木犀の香る闇を
友と名を呼び合いながら叫びながら笑いながら
その年はある国が消えようとしており世界は慌 ...
次にわたしたちは
何になるのかなってはなしになって
固体気体液体
名のないもの
しょくぶつ、どうぶつ
時計の針 はなびら 一本のくさ ひとすくいのみず
思いつくままに出してみる
け ...
昌平橋から万世橋へ
川面に揺れる提灯の
その先にある柳橋
ゆらりゆらゆら秋の宵
ガード下には赤提灯
ほろ酔い加減のカラスが数羽
家に帰らず蜷局(くだ)を巻き
その先にある止まり木に
...
手のひらから落っこちたのは
石ころよりも重たいものだったようだ
形や色が決まってなくて
ましてや本当に掴んでいたかも危うい
時に流されたんじゃない
僕が拳を緩めたからだ
...
晴天に支えられた計画がある
秋の涼しさを楽しめた自分
常緑樹 枯野はテカテカ燃えている
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
おやすみの前に鉄のきりん
草野大悟
自由詩
1*
09/9/25 23:13
愛がない一日
nonya
自由詩
14*
09/9/25 22:54
遠い記憶
小岩井祐子
自由詩
2
09/9/25 22:36
ツヨガリ
よーかん
自由詩
1
09/9/25 22:31
野口さんの夜
八月のさかな
自由詩
2
09/9/25 22:19
8.29-9.25
きらく
短歌
2
09/9/25 22:16
サイケデリック海の家
marimi...
自由詩
5
09/9/25 22:03
【 イジメの当番 】
豊嶋祐匠
自由詩
14*
09/9/25 22:00
わたしにはなんにもできない
八月のさかな
自由詩
3
09/9/25 21:41
いちご通りの話をしよう
あ。
自由詩
15*
09/9/25 21:32
肉食系
加羅
自由詩
1*
09/9/25 21:24
ポマト
照留 セレン
自由詩
1*
09/9/25 20:41
Fin.
瑠王
自由詩
2*
09/9/25 20:04
彼岸花
ミツバチ
自由詩
8*
09/9/25 19:47
寒い夜
夏川ゆう
短歌
1
09/9/25 18:05
幸福の連鎖、願って
邦秋
自由詩
6*
09/9/25 18:03
窓辺にて
リーフレイン
自由詩
2
09/9/25 16:53
リバーシブル
ゴースト(無...
自由詩
2*
09/9/25 15:28
かすむ星々
within
自由詩
10*
09/9/25 15:03
秋がゆく
吉岡ペペロ
自由詩
6
09/9/25 13:22
傍観者
〃
自由詩
1
09/9/25 13:05
おひとり戦記
AB(なかほ...
自由詩
3
09/9/25 12:16
spiral
伊織
自由詩
6
09/9/25 12:11
秘密
平 哉人
自由詩
2
09/9/25 11:56
ジョン
ともちゃん9...
自由詩
5
09/9/25 11:27
亡国と私達の行方
テシノ
自由詩
1
09/9/25 11:19
はじまり/おわり
唐草フウ
自由詩
2*
09/9/25 10:51
昌平坂から
……とある蛙
自由詩
11*
09/9/25 9:42
手中
marica...
自由詩
1*
09/9/25 9:23
晴天に恵まれて
アハウ
俳句
3*
09/9/25 8:19
4235
4236
4237
4238
4239
4240
4241
4242
4243
4244
4245
4246
4247
4248
4249
4250
4251
4252
4253
4254
4255
4256
4257
4258
4259
4260
4261
4262
4263
4264
4265
4266
4267
4268
4269
4270
4271
4272
4273
4274
4275
加筆訂正:
気付かされたひと
/
恋月 ぴの
[09/9/25 18:14]
最終行、悩んでいたりして
7.12sec.