頭蓋骨が揺れた日
駒落ちのフィルムのように
ストップモーションの連続で
日常と非日常が
サブミナル映像のように
いくぶんずれた頭皮の内側に刷り込まてゆく
恐怖感は突然やってくる。
震 ...
声はひとつひとつ少なくなって
いつのまにか
神様しかいなくなった町で
僕らはヘンなクスリを1錠飲む
今は青い
奪い合った空
死んでもいい日に
誰かが石油をかぶって
血がいっぱい ...
現実は
教科書どおりには
いかない
絶対に確実な理論など
ない
理論を超えたところで
政治生命を賭して
判断するのが
真の政治家だ
どんなに情報を集めても
どんなに道具 ...
人差し指は母
血の匂いがする
家庭を流れる
大きな川
中指は男
山の頂上から
朝日が黄色に
太陽の光
薬指は女
潮が満ちていく
全てを飲み込み
育む海
...
真っ青に疾走する感じがみんな大好きなんですよね
(多分そんな事は無いだろうけど)
その感じが何かピアノジャックを好きになりきれない原因な気がする
まぁそれって言うのは「日本一つになろうぜ」 ...
夜中の2時までスーツ着てネクタイ締めてるなんて仕事はしたくねぇなと
スカジャン背負って煙草ふかしたままそう考えた(中2病の歌詞みてぇだ)
あぁガキの頃はスーツ着てネクタイ締めて仕事する事って夢見て ...
空となにかがうずまっている
そうだこれをこいとよぼう
だだだだだ
きのう庭で生まれた
背中の骨が
まだすこし痛い
鏡を撫でて
まなじりを擦る
靴のひもがほどけた
ここにいるの
ここにいるの
ここにいるの
ああ そこにいるの?
...
夜明け前に隅っこに追い遣られた君は
行き場を失い
長過ぎる時間を持て余し
爪を噛む
ボロボロになった爪の先を揃えようと
また爪を噛む
そしてひとりぼっち
夜の隅っこで
寂しくなんかないよ ...
婆さんが呆けた顔で笑っている
海のものとも山のものとも知れぬ婆さん
老いた記憶をさぐっていけば
そこしれぬものが埋まっているはずなのに
婆さんは呆けた顔で笑って ...
行為も二度目なら
少しは痛さも
やわらぐなんて思ったら
大間違い
あなたの貧弱な
その短小チンポでも
異物挿入感に変わりはない
はめたくはない
正直気持ち良くないし
その一言が言いた ...
*
不憫にも
後々悔やまれることがあるとするならば
自然とは(我々を全く理解しようなどとは思わない)ということ 。
人々は突然愛する誰かを失ったときの哀しみを、時化に受け立ち向かう ...
グレープフルーツ3個目食べる
お先真っ暗もどん底も気のせい
毎日手探りで明日が来るのか分からん
生まれてこの方ずっと下り坂で底が見えんからどん底知らず
女の子たちが泣いて喜ぶプロポーズ ...
子どものころのお城
あたたかさがあった
手のしわはもっと
今よりすくなかった
子どものころの倉庫
たくさんのものをつめた
頭のなかはもっと
今より色とりどり
窓を開けて や ...
私は行くのだろう
何を そこで 考えさせられたとしても
最初から 私は 考えた
そして そこから 私は 何かを開始したのだ
いつも 不確かではないことは
私の回りには何もなかったとい ...
眠りにつくのが怖い
また目覚めたいのか
もう目覚めたくないのか
本当は分からないけれど
笑いあうと寂しい
笑顔が 声が
消えてゆく瞬間が
必ずそこにはあるから
出会えば切な ...
君と手を繋いで 歩く
赤い赤い 夕暮れの道
ふたりの顔は 負けない位 赤かった
握る手が 汗ばむ程に 熱を帯びて
切ない位 君を 感じているのに
「もっとずっと、一緒に居たい…なんて ...
あなたは
毎月というわけではないけれど
三十二日目の決められた日に
季節は流れるのだと言う
あなたは
今日は三十一日だから
明日になればまだ冬の余韻の中
次にやってくるのは春でしょう ...
好きな歌をうたうように
自分の願いを言葉にできたらいい
今日はずいぶん湿った空
暗い雲のむこう側は見えないけれど
きっと今夜もいくつかの流星が
音もなく燃え走る
今日はずいぶん ...
手を繋いで歩いた夕焼けの中
出来るだけ 顔を見ないようにしてた
寂しくなるのが 分かっていたから
どうしてちゃんと 目を合わせなかったんだろう
「最後」がいつなのかも 知らなかったのに
...
【灰色の銀貨】
世界の一部が被災した時に
手作りの歪なダンボール箱にささやかな願いを込めて
投げ入れた一枚の銀貨は今
瓶に入った ...
四角い部屋に集って
さようならの会をした
丸く集まってた殻の中から
去ってく人を見送る
もたれたりもたれられたり
重く長い日々の
太陽や雨や風の
話を延々繰り返した
おじさ ...
日向にむかって、
老いている、午後には、
じゃれあって、
折りたたみの傘をもつように、
別れることにそなえている、
口のまわりをよごして、
愛なのだという、
いくつものことを同時には、
...
片方の翼が傷ついた水鳥
もう思うように飛びたてない
仲間たちと一緒に飛びたいのに
舞い上がることができない
あの青い青い空に向って
もう自由に羽ばたけない
黒い ...
ジーザス
その掌を十字架に繋ぎ止める
楔の持つ結束力
ぼくときみ
裏側から向こう側を見つめ返そう
ブラウン管を見つめてる
スクリーンを見つめてる
モニターを見つめてる
ペ ...
ぼくのことを悪く言うのはやめてください
とみちのまんなかで
いってみるのと
もずくだいすき
と
いってみるのと
どっちがいいのか
たぶん
りょうほういったらいいとおもう
...
あるひきみは
ねむらないことにした
さみしくなったら
おいでよ
いつでもきみを
なぐさめてあげるから
と、いって
なぐさめられるりゆうなど
そのときぼくにはなかった ...
すみな めくな ゆられ
ここく ついや ほせち
ならめ ひくき とずれ
ひしま わのせ ゆゆる
こまろ みのみ こそげ
わるせ なみく のむみ
のぞむ ゆめよ はだよ
ちりに ...
田舎道 そのまた裏は 蓮華草
雲雀飛ぶ フロントガラス 残る雲
菜の花に 凍えた朝の 土の音
嫁入りに 虹がそよいだ 春一番
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
失語症
……とある蛙
自由詩
5*
11/3/31 17:12
Pの春
昏(ヤッカ)
自由詩
1*
11/3/31 15:40
日本的優等生の悲劇
眠り羊
自由詩
0
11/3/31 15:22
指
小原あき
自由詩
5*
11/3/31 15:14
みんな大好きマイナーコード
虹村 凌
自由詩
3*
11/3/31 13:57
スカジャン午前二時
〃
自由詩
1*
11/3/31 13:55
_
十二支蝶
自由詩
1
11/3/31 13:48
わからぬ
〃
自由詩
0
11/3/31 13:44
not complex
佐古
自由詩
1
11/3/31 13:31
この冬が終わったなら
A.Yusa
自由詩
1
11/3/31 12:59
忘れる
草野春心
自由詩
2*
11/3/31 10:41
セカンドヴァージン
花形新次
自由詩
2*
11/3/31 8:31
失うひとの哀しみは (仮連作)
アラガイs
自由詩
3*
11/3/31 6:20
ストロベリーショートケーキ
カチキ
自由詩
3
11/3/31 4:26
ふとん
みのりつむぎ
自由詩
4
11/3/31 1:44
扉
番田
自由詩
2
11/3/31 1:43
おやすみなさい
青井とり
自由詩
2
11/3/31 1:22
さくらんぼ
望月ミサキ
自由詩
1
11/3/31 0:38
「三十二日目のこと」
ベンジャミン
自由詩
6
11/3/31 0:33
「流星」
〃
自由詩
4
11/3/31 0:24
会いたい
望月ミサキ
自由詩
0
11/3/31 0:23
灰色の銀貨
綾瀬たかし
自由詩
0
11/3/30 23:49
送別の会
朧月
自由詩
2
11/3/30 23:39
ナポリタンのおもいで
mugi
自由詩
2*
11/3/30 23:23
もう一度
橘祐介
自由詩
3
11/3/30 22:31
エルサレムの売春婦 / ****'99〜'03
小野 一縷
自由詩
3*
11/3/30 22:18
もずくだいすき
6
自由詩
3
11/3/30 21:45
僕らの失敗
小川 葉
自由詩
4
11/3/30 21:02
のむる み なみ
砂木
自由詩
4*
11/3/30 20:32
春先
ススメ
俳句
0
11/3/30 20:31
3526
3527
3528
3529
3530
3531
3532
3533
3534
3535
3536
3537
3538
3539
3540
3541
3542
3543
3544
3545
3546
3547
3548
3549
3550
3551
3552
3553
3554
3555
3556
3557
3558
3559
3560
3561
3562
3563
3564
3565
3566
加筆訂正:
忘れる
/
草野春心
[11/3/31 12:02]
またまた書き換え。
忘れる
/
草野春心
[11/3/31 10:55]
ちょっと書き足し。
6.21sec.