言葉はいつも
聞き流された そして
それは 意味を持つ瞬間から きっと
全てかき消された


私は夢を見る
だけど毎日見るような風景などない
何かを捕えた
目に見えた 錯覚のよう ...
さよならスカーレット エイ・ケイ・エイいつかの独白
クレヨンで塗りつぶした画用紙をいくら引っ掻いても
月が転がり落ちることはない
ヘッドエイク
みえないものはみえない

いつか珈琲を飲みな ...
     人間は
       金ではないよ
          心だよ


    {引用=もちろん地位や名誉、容姿、能力、学力、
         健康、体力でも無い。}
『その木は邪魔だから切り落とすの』と
インテリぶった女が斧を振る
総ては解決済み

『雑誌は如何ですか?』と
差し出す薄汚れた手を
インテリぶった男が振り払う
総ては解決済み

いら ...
水の国に生まれ
綺麗な水を飲んだ
からだ
が穏やかに波打つ

朝のプールに浸されている
エンソサラシの個性

思考
思考は本を読まない

水を飲む
綺麗な水
今日
はじめて ...
ふらりと君が帰ってきて
玄関に鞄を投げ出し
いつもの無表情で居間に入ってきたら
一体どうしようか

あんがい自然に
おかえりーなんて声かけて
当たり前のような顔をして迎えるかも知れな ...
正しくはないとしりながら、あの背中にもう一度触れなければ詩を詠むことができない気持ちがする。脂肪の薄い、汗ばんだ背中。皮膚の内側にとじこめられた熱、その裏側にある動物みたいな匂い。
数えるほどし ...
不安って食べられるかな
自分の不安を自分で
やっつけたい

足元がすーすー寒いから
ふかふかの靴下みたいな言葉でうめる

平気なふりして
笑ってみるの
口角にーっと上げてみる

...
身長が





高いが故に









...
... 君を言葉で表すなんて
もう僕には
出来ない

すでに
君は詩そのもの
ネックレスは
詩集の栞
香水は
ブックカバー

僕は何度もページをめくる
潤いの瞳と唇
柔らかな人差し指 ...
ああよのなかのひとは
こんなにはやく
いえにかえるのですね

まだあかるいみちを
ふりかえることもなく
ひとにもまれて

ゆうげをすませても
まだはちじ
なにもすること ...
窓辺に立って凶事を
待っていたのは
太陽の
あるいは
鉄の男ばかりではなく
このネオンライトと
泡の時代の男もだが

それは所詮他人事で
自身はいつも
曖昧なイメージのなか
どっ ...
始まりのながしそうめんひとすじの流れを開いた歌を覚えてる

水面へとそして空へと浮かび出たばかりのように濡れた満月

ぽっかりと伐りひらかれた森の中ヤブラン静かに工事を待ってる
 
なつか ...
だいどころのまどから
こもれびがおちている

どこでみつけたのか
いっぴきのはたらきありが
ひとつぶのさとうをかかえ
そのひとすじのこもれびを
いまにもわたろうとしている
...
影のない陽光を
乱反射させている
柳のような
黒い葉の茂る
背の高い木が
見えている

窓を開けても
風は感じないが
それら木の葉は
ジリジリと
動いて見える

大きなカラス ...
ニュースは声高に業者を責め
政府は声高に海外を責めていた

それは疾風荒れ狂った一夜のこと・・・
それは疾風荒れ狂った一夜のこと・・・

僕は世の中を未だ知らずに
キョトンとして道のべの ...
しりしりと親待つ雛の声微か

初夏の空木の間隠れの青さかな

麦秋や燕飛び交う二羽三羽

水田や空の広さを写し取り
雷雨と寒さにやられて
おまけにすごく読みたい漫画があったから
今日は仕事をズル休み。
アメリカ大統領が
ウサマ・ビランディンを
殺害したと発表した
そのニュースを聞いた時
違和感を感じた

殺害ってなんだ?

逮捕されて裁判にかけられて
処刑されたのならまだ分かる
...
いまさらに
君に何か伝えるものがあったような気がして
しきりに思い出そうとしているのだけれど
出てくるのはもどかしさばかり
でもほらあれあれって
思い出せない人の名前のように
それ ...
長身の竹の子で つくった竹馬

すなわち竹の子馬で



竹の子馬して遊んでいたら

しなってしなって

びよんびよん



酔いまして 吐きました


そして  ...
わたしやきみたちは剥がされていく
記憶に明日は無い
プレイという名のメールが送信されて
マストアイテムたちの需要と供給のバランスがくずれる
やさしい言葉たちがまたねと飛び去 ...
壊したい壊したい
壊したいわ

とてもとても
心の底から湧くこの感情

がら空きの足元から
すくい上げるように
タックルを決めて
馬乗りからの連打

ぶざまね
くわえタバコで一 ...
花首が散らばる。二人の間を埋めるよに。

くすんだ紅を熱心に切り取る君の手は、
不気味なほど白く澄んで。
落ちた首たちにぞんざいに指を食い込ませる。
それがまた絞め殺すような手つきにも似て。 ...
沸点で淹れた紅茶に
蜂蜜と
生姜の絞り汁
握り拳よ
芯部に響け

きみたちが求める女に
雄々しさはあるのかい
絞め殺したくなるような可憐さ
汚したくなるような透明感
ほんとうは
...
  黄金みたい、
  晴れ空につたう



  とりどりの雨、
  それだって君さ。



  この景色、
  ひかる希望。
  さそう絶望?
  違うね、
  ひ ...
夜中にひとり食パンをかじる
バターをつけないで
ジャムをつけないで
電気もつけない

冷蔵庫の前にしゃがんで
はみはみ
虫みたいに食べる


どこか外国から船に乗せられて
海をこ ...
手を伸ばす {ルビ片栗粉五〇〇=かたくり五〇〇} 大袋 初の感触 ぐずりもおさまる


{引用=
先日の買い物の帰り道、歩いていた息子がぐずって、立ち止まってしまった。
なにか気を引 ...
ピーナツバターを塗りたくってから、くだいたナッツをまんべんなくのせて、すこし焦げるまでトーストする。卵を溶いて、砂糖と出汁で味をつけて充分熱したフライパンで巻く。沸騰して火を止めてから三十秒経った ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
不確かな日番田 自由詩011/5/18 2:47
スカーレット船田 仰自由詩211/5/18 2:34
心だよペポパンプ川柳3*11/5/18 1:56
根株subaru...自由詩6*11/5/18 1:20
新、と らしさ塩崎みあき自由詩6*11/5/18 0:47
あの世からシャドウ ウ...自由詩4+11/5/18 0:03
背中はるな散文(批評...111/5/17 23:49
肌寒いよるには朧月自由詩311/5/17 22:58
Turkey in the StrawTAT短歌011/5/17 21:30
地下鉄東西線御陵駅の夜自由詩2*11/5/17 21:16
花言葉乱太郎自由詩13*11/5/17 21:13
ラッシュアワー小川 葉自由詩111/5/17 20:47
ネオンライトと泡花形新次自由詩1*11/5/17 20:14
卵みたいな卯月小池房枝短歌4*11/5/17 20:03
こもれび小川 葉自由詩611/5/17 20:02
デパ地下和田カマリ自由詩4*11/5/17 19:12
全てyamada...自由詩011/5/17 18:38
皐月蒲生万寿俳句1*11/5/17 16:17
ズル休みれもん自由詩411/5/17 16:12
殺害ってなんだ?ジム・プリマ...自由詩2*11/5/17 14:52
伝言板シャドウ ウ...自由詩3*11/5/17 14:12
竹の子馬八男(はちお...自由詩211/5/17 11:12
南三陸町にモリマサ公自由詩211/5/17 11:08
私が東京タワー酸素の枷自由詩011/5/17 11:07
『蛇と芍薬』東雲 李葉自由詩1*11/5/17 10:58
gingerたちばなまこ...自由詩1111/5/17 10:37
天気雨草野春心自由詩311/5/17 9:26
深夜、食パン3枚あまね自由詩3211/5/17 9:00
なんだかおもしろい!逢坂桜短歌111/5/17 8:11
キャビネはるな自由詩211/5/17 7:42

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