花に言葉をあてはめて
託すその指を
可憐というのでしょうか
遠くをみつめる少女の
瞳がなにを映してるかを
案じた老女はひそかに
流した 海へ涙を
魚になって
泡になって
泣い ...
被災地よりみなさんへ。
なんでもいい、花を育ててください。
こちらには手向けの花も祝う花も慰めの花もない。
どうか花を育てて、祈ってください。
A 世界最大規模の雪山山頂に白猫横切る
B 雪崩、そして雪崩 一瞬速く
C 白猫のジャンプ(落下のような)
D 太陽と重なる影
...
わたしの奥にあなたがいるの
あなたが知っている扉の開け方
あなたの嘘が
わたしのこころに深くささって
そこに木がはえて
大木となって居座っている
あなたの嘘は
わたしのこころ ...
*
暗くないんだって *
何度言えばわかるんだろう
―*
〉エレクトロニクス 〈 エレクトロニクス *
(曼陀羅に浮かぶ釈迦は横になっている)
*
宇宙にはこんなにたく ...
我々は日にちを表す言葉を長きに渡り使用してきた訳であるが、本日2011年4月1日を以
って「日日」の言葉の意味するところが従来の昨日になり、「日」の言葉の意味するとこ
ろは従来の今日に改正される ...
西日が明るい内に黙々と、母娘はガレージセールをしまい出す。陶磁器
がカシャカシャと、昨日と同じ音で擦れ合う。
週末と祝日の三日間、足を止める者は滅多にない。他家の廃品を漁るよ
うな構えでもな ...
失った物は何かと問い質す
神経痛と疲労を抱えながら
呷った酒の数を指折り数え
頭を掻き毟ってみる
ひたすらになんとなく
幸福というものを考えてみた
瞼や脳裏に浮かぶ笑顔があって
その ...
しんさいご
しばらくみなかったひとが
かえってきていた
しんさいまえと
かわらず
もうふいちまいで
えきまえでねていた
ひびわれた
ろじょうで
わらうしかなかった ...
脱皮する
ブレザーは自由を解放し
スカートと花開く
赤い蝶が花に止まり蜜を吸う
さよなら、高校生
僕は明日に羽ばたくのだ
東北訛りのひとは
酒飲みで 酒に弱く
東北訛りのひとは
腕が短く便所がながい
東北訛りのひとは
笑いながら 泣き
東北訛りのひとは
鬼のように やさしい
東北 ...
{引用=きみはぼくのこども
ぼくはきみのこども
こどもあつかいしてね
こどもあつかいしてね
ばかってわらってね
えらいってほめてね
おとなになんなきゃいけないなら
こどもあつかいして ...
{引用=粉々になっていく夜。
くだかれていくね、
散り散りになる朝。
そうして舞う昼、
さらさらという音。
照らされる夕暮れ。
消えるひとつの灯り。}
やきにくくったら
することがあるじゃないかと
いやらしいおやじたちが
いうのだが
しんせんなにくを
やいてたべるだいしょうに
あたらしいのちを
にくをうむこういを ...
{画像=110331225208.jpg}
太陽に手を当てて
陽の光を集めてみる
春の力が
僕の冷たい手のひらに
集まって来て
力が集まって来て
風を肩に当てて
春の音 ...
いつものように夜を歩いている
星の瞬きをながめながら高台からくだってゆく
車や帰り道のひとと二三すれちがう
街のあかりは傾いている
最初の信号に出くわすと
すっかり道を歩 ...
むかつく
むかつく、なんて、
うつくしくないことばだろう
もし、このむねのせつめいのつかない破綻を、
正確に、
かつ精妙に、
表現できることができるなら、
むかつく、
...
誰も批判しない箱の中
ぬくぬくしていて気持ちがいいよ
でもね、世界は
箱の外でまわっているの
天の川は決壊しました
あふれた星屑は
流れて地上へ旅に出ます
口を開ける ...
罪悪感を感じる、
生きていることに。
楽しむことに、
幸せを感じることに、
鼻歌を歌うことに。
でも。
いいじゃない。
誰の分だって、かまわない。
天寿を全うするま ...
3月も
今日で
終わりです
明日から
4月ですね
エイフリルフールだね
まだまだ
少し
寒いですね
明日から
また
無理しないように
がんばります
ケイコムは昨日 ...
二人で
ふとんをしこう
最後のニュースが
かなしい話を終えたなら
丁寧に
ふとんをしこう
僕らを責めたてる
光たちにつかれたなら
...
どうして笑っているの
たくさん わたしたちは生きている
どうして泣いているの
たくさん わたしたちは歩いている
どこにいっても
どこにいても
こどうとともに
だれかをおもう
こ ...
あなたの
深い孤独に
触れられなかった
あなたを
深い眠りに
追いやった
あなたは
安らぎを見つけただろうか
地上には
春が訪れようとしているけれど
墓地の芝生の上を
早春のあかるい風が吹き
ある白い墓標のかたわらで
小さなデイジーの花束が
微笑んでいた
そのことをくりかえし思いだす
私ひとりの影と
しずかな陽射しと
そ ...
スーパーで
値引きシールを
...
熟睡までしばし
左腕はロボットの優雅
無駄を許さぬアルミ色
組立て式安物音楽のリストは以下
・ペーパー・クリップ
・油粘土の緑
・びよよんなバネ
・一応 悲 ...
餌をやると渡り鳥は死ぬ
餌やるひとが死んだら死んでしまう
つぎの地で餌をじぶんで見つけられなくて
死んでしまうのかも知れない
飯食うために命をかけて
何千キロの空をゆ ...
春は冷たく、そして暖かい
旅立つあの人
残るあの人
新しく来たあの人
すべては
すべては
春のせい
旅立つあの人は
私の想い人
残 ...
絵具が水に溶けるように
ゆっくりと変わる空の色
きみのハモニカのブルースと
ぼくのストロークのアドリブ
ねじまき時計は喋るのが大好き
流しの蛇口は促されるまで
ずっ ...
東の街に雨が降る(それがどうした)
西の街にも雨が降る(だからどうした)
北の海にも雨が降る(今日も東京に雨が降った)
南の島にも雨が降る(明日は何処で雨が降る)
チェルノブイリに行きたく無か ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
花言葉
朧月
自由詩
3
11/4/1 8:32
春に寄せて
縞田みやぎ
散文(批評...
11
11/4/1 7:51
白猫
ヨルノテガム
自由詩
1
11/4/1 5:10
嘘つき
みのりつむぎ
自由詩
4
11/4/1 2:48
××年」宇宙停電
アラガイs
自由詩
3*
11/4/1 2:17
非実在日時の健全な使用に関する条令について
木屋 亞万
自由詩
3*
11/4/1 1:55
連れて行かない
salco
散文(批評...
4*
11/4/1 0:59
華が咲くまで
松本 卓也
自由詩
1
11/4/1 0:34
シンボル
小川 葉
自由詩
7
11/3/31 23:54
卒業
緋月 衣瑠香
自由詩
4*
11/3/31 23:49
東北訛りのひと
アラガイs
自由詩
5*
11/3/31 23:29
ゆめのなかのこども
ゆうと
自由詩
1
11/3/31 23:16
a_ca_ri_.
〃
自由詩
2
11/3/31 23:15
やきにく
小川 葉
自由詩
2
11/3/31 23:06
太陽に手を当てて
beebee
自由詩
9
11/3/31 22:50
悲しみのかたち
吉岡ペペロ
自由詩
5
11/3/31 22:25
むかつく
はだいろ
自由詩
2
11/3/31 21:40
私たちの世界
百瀬朝子
自由詩
9*
11/3/31 21:19
生き抜く、こと。
風音
自由詩
2
11/3/31 21:19
早いですね
そよ風さん
散文(批評...
3*
11/3/31 21:14
ふとん
草野春心
自由詩
9+*
11/3/31 21:06
平成23年の春に
唐草フウ
自由詩
11*
11/3/31 20:53
天空
風音
携帯写真+...
1
11/3/31 20:36
デイジーの頃
塔野夏子
自由詩
2*
11/3/31 20:20
カーネル
TAT
短歌
1*
11/3/31 20:19
震度13.2 / ****'99
小野 一縷
自由詩
4*
11/3/31 19:42
渡り鳥
吉岡ペペロ
自由詩
2
11/3/31 19:31
春
那散(沙龍)
自由詩
0
11/3/31 19:17
オープンGの季節
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
11/3/31 18:30
ピザカス〜ピザでも喰ってろカス〜
虹村 凌
自由詩
3*
11/3/31 18:18
3525
3526
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3529
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3532
3533
3534
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3537
3538
3539
3540
3541
3542
3543
3544
3545
3546
3547
3548
3549
3550
3551
3552
3553
3554
3555
3556
3557
3558
3559
3560
3561
3562
3563
3564
3565
8.19sec.