朝のテーブルに
残されているあなたの心
さみしかったんだねって
気づくのがなんで今なの

いない人の空気を
かみしめて曇り朝
コーヒーにむかって素直になったって遅い

言葉にいわせる ...
深夜1:59


繁華街では


子供を乗せたママチャリが

私の目の前を横切る



異様な光景





突然連絡のきた元彼は



2次会の会場から
...
おさけもたばこも
やめられなくて

だらしないと
ひとはいうけれど

わたしとおなじ
いきかたをしてみなさい

できなければ
さりなさい
 
 
ひえいざんで
やかれたこどもも
いたのだろう

ゆうふくすぎるということは
まずしすぎると
おなじくらいつみなのだ

おかねはひとが
いきるためのどうぐ

そのちから ...
迂闊に触れてしまえば今にも砕け散りそうな眺めを1470回
薄くなった頭皮のその奥からぼんやりと嗅ぎ取りながら淡々と
身に染み渡る様をうれしく思い消える灯のその時を痩せ細った
偽りの存在が眼下に広 ...
私は歩いた
眠かった 私は
そして いつもどこかに立ち止まっていた 
何かを探し求めて 生きてきた 
私は 過ぎていく季節の中にいた 
そして きっと 私は どこまでも歩いた 
このは ...
ぼくが寝付けないのは
すこし飲んだアルコールのせいか
食後のあとのコーヒーのせいか
それとも 今日を終えたくないのか

・・・・


眠れるように 君に おやすみを

眠れるように ...
かさかさと
衣擦れの音
速まって
堪え切れずに
死を君にやる
中度の神経疾患に冒されて海を目指す







...
今日は夜がいつもより
地面に近いね
きっと人に用がある
そう思うんだ

夜だってひとりじゃさみしい時も
あるよね そう思って
この重いくろに耐えている

いつも気づかないことに
気 ...
ーー咲き誇れ 君のままーー  「花ちゃんはリスかっ!」より


咲き誇れ 君のままで
言葉よりも高く ずっと
詩の花のままでいて 君は咲け
この世を大きな空にして天空に
君の樹よ 咲き誇 ...
つかまえれるものなら

つかまえてごらん

ほんとに すきなら

ほんとに だきたいのなら

つかまえてごらんよ

あたしという かぜ を

うちゅうがうまれる ずっとまえから ...
ぱんぱんになった子ねずみを三十か四十集めて家中でレースをしたい
なだらかな丘にそよぐささやかな草原を剃り落としたい
甘やかなミルクを二週間あつめて煮詰めて飲み干したい
扉のおくにある柔ら ...
ここに子猫の首がある………


どうせ君には
私の言葉は
わからないだらう
なんにもわからない
でもわかったフリをする
そうやって 人は大人になる
大人になった フリをする

でも だれも わかっちゃいない

初めて大人のフリをして
大人のフリをした人に認 ...
  ああ、愛することは
  とても難しいな
  つまらないことで
  笑うのも泣くのも
  馬鹿には出来ないな



  ねえ、僕はうまく
  僕をやれているかな
  つま ...
 臍ではない
 あなたの中心
 にむかって



水平なのに
ピアノに載せた
しゃぼんが滑りおちるのは
ふぞろいな黒鍵のせい
です、

です、を手焼きせんべいのようにぱちぱち ...
うでたてのタマゴの
キミっていうのはアレに似ているね

ほら
まだ生まれたばかりの赤ん坊のウンチにさ

ほっこりと香ばしくって
きみょうに黄色くて
ところどころに青いカゲリが ...
鏡の向こうのリストランテ、流しの下の下水管、子供の服着たアダルトビデオ、虫の姿の新聞勧誘員
新しい雑誌のページで人差し指を切ったメアリーは血が止まるまでそれをちゅうちゅう吸いながらなんだか ...
私が訪ねると、

火星の蛸は海底へ旅立った後だった。


無重力の自由な不自由も、

遠く君と蛸の住む星も、

私をぽつんとさせた。


帰ろうよ、と

耳元で ...
あなたがそっと離れたのは
僕への思いやりだったのでしょうか
今日も最後までは無理そうだと
なぜ分かったのでしょうか
離れ際に見せたあなたの微笑は
いつもと同じ
とてもきれいですね
あなた ...
朝に星の欠片をみつける
きらきらそれが太陽のこであっても

緑もひかる
風もひかる

あなたにみえる風のひかりを
あなたの目を借りて私もみたい

幼児が両手を伸ばして歩くのは
風が ...
遥かの山の上空に
広漠な思念のような霞雲
体が浮いていると錯覚させられる
点在する緑の隙間に風の蛇腹が見える
季節という定位が不似合いだと言う
小さく分離した雲の無言
私は今はむし ...
踊るフラグメント
回るテスタメント
それでも止まないグリコーゲンの行進
いくら泥濘のグラウンドを藻掻いても

15歳の猫背の老兵
全ての記号を使って叫んでも
ボナパルトにはなれない
不 ...
  長く
  太い縄があるといい



  南中を見計らい
  太陽に繋いでくれ



  なるたけ
  丈夫な縄がいい
  僕を
  あの光に吊るしてくれ


...
{引用=
Und seine Zweige rauschten,
Als riefen sie mir zu:
《Komm her zu mir, Geselle,
Hier findst d ...
鏡の裏から七色の道化師がひょっこりと顔を出してこう言う、
この中に入ってみないかいとおおざっぱに誘われた、
箱の中に入ってはいかがかな?
箱の向こう側からは七色の幻がうねりながらこちらを傍観して ...
こいです
たぶん こいです
とししただし いけめんだし
たいいくかいけいだし
ぜんぜんたいぷじゃないのに

かんがえてしまいます
あたまのなか あなたになったみたいに
なにかあるた ...
窓に棒が挟まっている。

黄色いノブがついたドアの内鍵の鍵穴に棒が詰まっている。

猫が毛足の長いカーペットに吐瀉物をぶちまけ、「わたし」が観察すると無数の棒が見られた。

跳ね橋の建 ...
ひとにみとめられて
いきていけたら
とおもうものだけれど

このだいしぜんに
みとめられているうちは
だいじょうぶのようである

このかきのきも
ことしのあきには
みを ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
朝のテーブル朧月自由詩111/5/22 7:52
同窓会 未練くゆら自由詩111/5/22 5:14
無人島小川 葉自由詩211/5/22 4:37
比叡山焼き討ち自由詩311/5/22 4:14
平行大木円盤自由詩111/5/22 3:40
紫色のブドウ畑の中を番田 自由詩211/5/22 2:04
眠れるように 君に おやすみを北大路京介自由詩11*11/5/22 0:28
ジョンズタウンTAT短歌1*11/5/22 0:22
美しく燃えろ彼の寺自由詩2*11/5/21 23:40
あいにきた夜朧月自由詩511/5/21 23:00
大空にyamada...自由詩111/5/21 22:53
かぜのひと草野大悟自由詩2*11/5/21 22:14
あるいは五十に届くかどうかのはるな自由詩311/5/21 21:20
片思ひ三州生桑自由詩211/5/21 21:02
フリSeia自由詩211/5/21 20:48
つまらないことで草野春心自由詩5*11/5/21 20:30
、 (ご利用は計画的に)乾 加津也自由詩6*11/5/21 18:10
うでたてのキミシャドウ ウ...自由詩0*11/5/21 16:48
サム・ガールズホロウ・シカ...自由詩011/5/21 16:41
無重力小鳥自由詩5+11/5/21 14:09
海綿体花形新次自由詩1*11/5/21 12:01
あのこの目は風をみつけた朧月自由詩211/5/21 9:32
万華鏡の風景tomoak...自由詩3*11/5/21 9:32
首吊り縄の向こうにピッピ自由詩311/5/21 9:28
南中草野春心自由詩6*11/5/21 6:32
そしてかの梢さわぐ…(Lindenbaum に寄せて)Giton自由詩4*11/5/21 3:34
七色の道化師からこんにちはがぱ自由詩311/5/21 3:32
こいはるこ自由詩211/5/21 3:02
棒/スティック竜門勇気散文(批評...011/5/21 2:54
希望小川 葉自由詩211/5/21 2:44

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