強烈な痛みが指から腕へ
視界から赤い線が見え始める
飾られない苦痛
遠い久の形見が残される


貴様らが嘆く
あれよりはこれよりは
そんな言葉しか出せない
酷く刺さる優越が
貴様た ...
俺はもうずっと飯を食ってなくて
やっと開店した店のカウンターで
三十分以内でくうはずの飯を食ってた
現場では山のような仕事がまだ
俺を待っていた
地中に埋まった管の端っこは
壊れた家にあっ ...
夢はまだ
手の届く
ところに
あるでしょうか
わたしのそばに
そして
あなたのそばに
眠りによりそう
咲きおくれた百合の白い想い
写真のなかにおさまったあなたは、
昔見せた笑顔のままで
私をみつめる


じゅうぶんに苦しんだのですから
もう休んでもよいのです
生き ...
  .
こよみだけの冷たい四月
人も出てこない月の無い夜
  .
塀に囲まれた空地から
何日ぶりかの猫の聲
  .
もう振り返りはしないけど
見捨てるつもりもさらさら無いんだ
  . ...
夏羽に着替えて
飛びすぎたスケートボード

今はナマズの寝床
春の夕闇はエロティックなにおいがする。アブサンひっかけ商店街を疾走すれば、ゴッホのおじさんが猛スピードで追いかけてくる。「パイプが吸いたい、パイプが吸いたい!」「ごめんなさい、パイプはないの、おじさん ... 一年前、ロシアでは火力発電所の煙から
金を採取する技術開発に成功した。
―その量、石炭一トンから12グラム。

雷鳴が遠のき、
昼になると雨が上がった。
来館者の多くは街へ出ていった。
...
{画像=110402182429.jpg}


今日も一本抜きますか ?
歯医者はそう言って
内歯鏡で前歯を叩いてみせた。
だって見た目と痛み
どちらが大事ですかと言う。
いや見た目も ...
春がやって来たということを人づてに聞いた
おかしいな
僕のところにはやって来ないみたい
一体何を見たのだろう
捨て去られたものたちが輝いている
確かではなかった 何もかもが
海面を見つめた 水の上に無数に砕け散る
電車のつり革の隅にぶら下がると
今日も知らなかった役目を演じ ...
きれいな空があることを
忘れたくなかった

どしゃぶりの雨にうたれても
そんな悲しみみたいなものに
負けてしまいそうなときでも

きれいな空があることを
忘れたくなかった

真昼に ...
宇宙へ落下する臀部を被写体に
シャッターを切ると
次の皿で少年が軽やかにダンスを
ゴア大統領とチークを
して居るたそがれに
オレンジ色の太陽が
少年の大腿部だけを残して
少年を飲み込み溶 ...
  殺人鬼が天国の歌をうたっている
  監獄の窓にむかって

{引用= 「僕は人を殺した。
  六人殺した。血の塊が僕の
  歯茎の間にはさまっている。
  僕は人を殺した。
  恋人を ...
車のなか
で聴いていた、
誰かの死、
誰でも
ないものの、死


暗い
雪道、歩いていたのか、
走っていたのか、

わたし
たちを
運んでいくものもまた、死んで、
いた ...
モトカノと
せっくすしたい
そんな夜


モトカノの
すがたおもひて
あそこをしごく
今朝
ノートを開くと
白紙の上に
規則正しい線が見えた

昨夜
ここに何かを書いた気がしたのだけど

それは
ひどく悲しい
詩だった気がしたのだけれど
 棚が倒れて割れた窓ガラスや試験管
 フラスコやビーカーが床に散乱している
 海水に浸された真綿が入るシャーレが傾いて静まっている
 実験室の椅子にすわるかれの顔をおぼえていない
...
22年まえも自粛が日本を覆っていた

コマーシャルが口パクになってNHKは夜中も天皇の下血の量とか血圧とかを画面に表示しつづけていた

そこにはクラシックがながれていた

えんえん、えんえ ...
きみは外向的に怯えている
僕は内向的に震えている

教室は熱気に包まれる
心細い子供は
口に出さない

舞子、纏足…
文化は素直な
その醜さを隠し持つ

先生は正しく伝えてくださ ...
ひとり風呂場で
する自慰は
この上ない秘め事の
味がする
あまり長いと
両親が
きっと疑いの
目を向ける

「ああ
 JBC69(神保町シックスティナイン)
 の芳賀翔子ちゃんよ ...
あなたの悲しみをわたしに少しわけてください
あなたの苦しみをわたしに少しわけてください
自分のことでいっぱいいっぱいだったわたしが
皮肉にも悲しい出来事で自分の生の意味を考えました

この世 ...
蝶々の 

羽ばたきが

運んで来た

渦が

頬をなでる

そこから始まる

とりとめのない



誰もが気付かない

かりそめの



こうして
...
)苔むした街のなか
足跡を追いかける傘の滴
まぼろしだと(夜はすぐにでもやってきて
(泣きたいときに
君はもういない

(一杯の珈琲じゃ足りないとわかってた
)ドアが鳴る度 ...
あいまいなかんじで立っていたらたおれた
しおれた花笑ってるばあいじゃなかった

あした会いにいくねって言ったのに行けなかった
あしたはあしたじゃなくなっちゃった

ぼくのことなら
忘 ...
 
いちど いちご いちえ いちいち 言え


腐って死んだ彼から
生える季節


いちいち 言え いちど シネ




ぱらぱらぱらぱらぱら
何が出来るか分からない と言う人がいる

自分が支援したって知れてる と言う人がいる

パフォーマンスになると言い あえて義援金を控える人もいる

僕もそうだった

偽善だの 偽善の善 ...
やおちょうが
ゆるされた

ふるきよきじだいが
ひていされ

ものはこわされ
ながされて

のこされた
きおくで
かきはじめる
  窓の外で
  あおい闇が
  光によごされてゆく



  ふたりとも眠れずに
  毛布のなかで
  あまりに孤独だった



  ただ眩しいだけのものを
  ぼ ...
黒鉛を紙にこすり付ける
それをゴムで消し落とす
ひたすらその作業を繰り返す
紙は少しずつ擦り切れる

真っ白なゴムと黒鉛と紙を擦り合わせ、汚れたゴムの屑にする
紙には言葉の溝が枯れた川のよ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
大祐自由詩1*11/4/2 20:35
それでも俺は朧月自由詩111/4/2 20:18
心ノートはなもとあお自由詩711/4/2 20:15
陽だまりに月乃助自由詩21*11/4/2 20:11
月、出ないGiton自由詩1*11/4/2 19:59
小川トキハ スス...自由詩5*11/4/2 19:43
ある春の夕暮れぎよ自由詩011/4/2 19:18
19g、21gプテラノドン自由詩211/4/2 18:50
お口に虫歯を作りましょう / 本当にふざけたお話beebee自由詩511/4/2 18:23
ぎよ自由詩111/4/2 18:08
春のひととき番田 自由詩111/4/2 16:40
「そうやって日々は過ぎ去ってゆくとしても」ベンジャミン自由詩311/4/2 16:27
宇宙へ落下する臀部間村長自由詩111/4/2 16:02
天国の歌草野春心自由詩1*11/4/2 13:29
_こもん自由詩411/4/2 13:10
モトカノ仁村仁亮川柳211/4/2 12:36
リライト小原あき自由詩6*11/4/2 10:50
廃校に立つ未来の子どもたちに石川敬大自由詩19*11/4/2 10:18
不幸な自粛吉岡ペペロ自由詩511/4/2 7:58
臭い学校skc自由詩111/4/2 7:41
悲しい自慰花形新次自由詩3*11/4/2 7:35
祈りミスフライハ...自由詩4*11/4/2 5:37
ジム・プリマ...自由詩2*11/4/2 5:01
エメラルド色の街/アラガイs自由詩3*11/4/2 3:48
春風はるな自由詩211/4/2 2:51
Vernaldi.di.自由詩011/4/2 2:40
迷っている人たちへ甲斐シンイチ自由詩111/4/2 1:33
リライト小川 葉自由詩111/4/2 1:07
正しい朝草野春心自由詩3*11/4/2 1:06
リライト木屋 亞万自由詩1*11/4/2 1:05

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加筆訂正:
狸囃子 / 夏休みの想い出/beebee[11/4/2 18:05]
2011.4.2
5.04sec.