110620




どんなに素晴らしい内容でも、端から理解できないことをしゃべり続けられては堪りません。また、時間がないときに丁寧に詳しく話されても困 ...
 空は悠然と広く高く
 海は漠然と深く遠い
 その狭間でその松の木はひどくひしゃげて小さく見えた
 その松の小さな陰に、溶け込むように老人は腰をかけ
 いつまでもいつまでも
くるはずの無い何 ...
 たきの家には昔から、大きな柘榴の木があった。
 たきなぞより、ずっと長く生きてきたのであろうその木は、もしかしたら、この家よりも古いのかもしれない。それほどの巨木であった。
 その枝にたわわ ...
 先月の五月三日、会員の小野一縷さんがお亡くなりになられました。
慎んでご冥福をお祈りし、ここに皆さまへお知らせ致します。


 ご本人の承諾なく皆様へお知らせしてよいものか、ネットの上でも故 ...
沖縄出身らしいコンビの片割れ
何言ってるのか聞きづらいんですけど

それとは違うんだよね




前を向くってさ

結局のところ、そう言うことなんだと思う

しつこいぐらい諦 ...
責任の自覚ではなく

貶めた先に

何かを望むから
 
一人で夢の中を歩いていると
ぼんやりと 草の上に寝転がる
流れる風の中で何を見ていたのだろう
私には よく わからなかった


寂しい時が巡っている
ぼやけた自分の姿を小さな公園の中に見た
きっと  ...
  きみは一篇の詩
  ただひとつ
  この星にうまれた
  かけがえのない一篇の詩



  時間は目眩めくリズム
  若さに弾み
  老いて穏やかな
  飽きることのな ...
気付かないうちに朝になって

気付かないうちに夜が過ぎてた

なんだかすごく
もったいないなって

夜を追いかけてみた

星を目指して
月に手を伸ばして

夜を追いか ...
100日目の日記 (3) 5月

5月1日〜31日の呟きの中から,震災に関係すると思われるものを抽出,微調整したもの。
(注○)は6月20日現在での注釈。





2011年05月 ...
頭のどこか奥のほうで
水が、
ごう、
と音をたてた

やさしく響く音楽のほとんどが
ほんとうは悲鳴に由来していることを
習いに学校へ行く
聴いているふりをしたり
聴いていないふりをし ...
おれの存在は
ナシにした話みたいなもの
壊れたオートロック
煙を上げたラジオ
真夜中にズレこんで
サイクルをゆがませる
うまく流れたはずの流れ
わずかに残留して
腐敗を ...
僕はサヨナラと手を振って
みんなの元を離れて来た
「外へ出たら危ないよ」と
みんなは言って止めてくれたが
僕は危ない所が好きなのだ
最高の笑顔でサヨナラして
今、新しい地平へと僕は歩む
...
椅子に在りしょんぼりとしていたのにも知り人慰めふと晴れる

つまかしら椀に入りたる妻飾らともに御膳に上る鯛頭

庭に立ち紫陽花の花に露したり妻まだ起きぬ水無月の朝
100日目の日記 (2) 4月

4月1日〜30日の呟きの中から,震災に関係すると思われるものを抽出,微調整したもの。
(注○)は6月19日現在での注釈。







2011 ...
詩についての詩

俺自身詩と呼ばれるものを
たくさん書いてきたつもり
けど本当のところ
詩ってなんなのか分かっていない
この【詩についての詩】なんてのも
詩と呼べるものなのかわかんない
...
鼓動は通り
鼓動に還る
夜は
そこに無いように在る


夜の坂を下り
振り返る
夜を作るもの
何もなさを照らす


黄金と黒の
二重の円のなかで
せめぎ ...
荒れ狂う海の面前
母なる海よ
母なる大地
そのふところに
僕は立つ
母なる空の夜の星
漆黒の空を僕は見上げる

僕はどこへ行くのだろう
ふるさとよ
無よ
僕はどこへ
帰って ...
セーラー服が空色で

芝生を駆ける高校生


片手に本を抱えつつ

どこか尊い受験生


弁当とお茶と制汗剤で

空気の中は粉だらけ


目を開けたまま眠れると

...
花束がゆっくりと腐っていく夜に
物事はギターの陰で息を潜めている

ささやかな草原を抜けて出会う泉に
少女は捨てることの悦びをしる

蝶々は旋回する

森は徐々に深くなり
積み上 ...
ことと
置いた所から

緑の深い村の
ひび割れた
土瀝青が広がる
夏のまひるは
黒く歪んで

両の手におさめ
土の道を
寂しくあるく
芒の夕闇
底溜まりに見て
目を細くした ...
100日目の日記 (1) 3月

3月20日〜31日の呟きの中から,震災に関係すると思われるものを抽出,微調整したもの。
(注○)は6月19日現在での注釈。






2011年 ...
突如として現れては消えていく、
それぞれの視線の残光が、
1億年後の地球の夕闇に、微かな光となっているとしたなら、
全盛を迎えた恐竜の視線が
今、日没したばかりの、空の
際を、闇に混ざるよう ...
未来に羽ばたく自分は
人に必要とされ
愛され
大切にされる。

誉められ
役に立ち
喜ばれて
必要とされる。

幸せを噛み締めて
ランランランララ
辛い時もある。
でも未来を ...
幸せな毎日
食べ物があって
仕事があって
家族がいて

慕ってくれる人は
沢山います。
密かに思っているから
私にはわかりません。

風の便りで
色々聞きます。
住む家があって ...
バイオリンの音
夜の帳
杏の実をガリリ
海の音

心地よい着信音
許し
許され
振り振られ

愛の戦士
愛するもの為に
戦う。
守るべき者、貴方。。。
この街の駅前
待ちわび続けた冷たい犬

この街の雑踏
白い杖から遠ざかるハイヒール

この街の店頭
量産型の安い文句

この街の食事
薄い酒で流し込むレトルト


プレートが ...
西へ流れる大気にあわせて
わたしの心もどこかへふんわりと
消えてくれれば
この夕焼けも青くは見えないだろう

乾ききった洗濯物は
だまったまま

昨日があって明日もある
その間で ...
リズム感のない
遠慮がちな
小心者で
プライドだけは高い
私の分身
へんしんを待ちわびる親指
 

歯を磨いた
言い訳をした
良い年をして
どちらもまだ
苦手にしている
食事をすれば
あたりまえのように
食べ物をこぼす
それでも箸の持ち方は
三年前に直した
誰も傷つける ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
くーるくるくる良い目眩あおば自由詩4*11/6/20 20:22
しおまち亜樹散文(批評...0*11/6/20 20:21
ざくろ散文(批評...0*11/6/20 20:14
お知らせsalco散文(批評...1+*11/6/20 19:51
しやがれのひと恋月 ぴの自由詩19*11/6/20 19:10
己を責めてしまうのは徘徊メガネ自由詩411/6/20 19:08
知らない女の子の隣で書いた詩番田 携帯写真+...011/6/20 18:38
世界はきみの歌草野春心自由詩4*11/6/20 18:32
夜に一酸化炭素自由詩011/6/20 16:31
100日目の日記 (3)縞田みやぎ散文(批評...611/6/20 16:16
月曜日、晴れときどきくもりあまね自由詩1011/6/20 13:00
たどたどしい進法の季節、かさばる目覚めに血を掻いたなにかホロウ・シカ...自由詩3*11/6/20 11:05
約束のロザリオyamada...自由詩011/6/20 9:33
妻飾生田 稔短歌011/6/20 7:44
100日目の日記 (2)縞田みやぎ散文(批評...611/6/20 1:14
詩についての詩itukam...自由詩3*11/6/20 1:08
ひとつ うつろい Ⅷ木立 悟自由詩311/6/19 23:48
母なるものの前にシホ.N自由詩211/6/19 23:34
ハイ・スクールアヤメ自由詩111/6/19 23:13
蝶々は旋回するはるな自由詩311/6/19 23:08
茶碗塩崎みあき自由詩11*11/6/19 23:03
100日目の日記 (1)縞田みやぎ散文(批評...711/6/19 22:35
宇宙誕生の残光は、鳩の糞ブライアン自由詩011/6/19 22:11
未来ペポパンプ自由詩3*11/6/19 22:00
大切なもの自由詩2*11/6/19 22:00
命の懸け方自由詩3*11/6/19 22:00
[センター街で君と飲んだ日]東雲 李葉自由詩1*11/6/19 21:24
夕焼けみぞるる自由詩0*11/6/19 19:48
現在センターに受信メールはありませんマフラーマン自由詩1*11/6/19 18:35
箸の持ち方たもつ自由詩711/6/19 18:34

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