未来のような
  だだっぴろい草原で
  詩を読んでくれたのは誰だっただろう



  幸福のような
  雨が降っていたのはどこだっただろう
  なにからなにまで
  や ...
切れた糸が
繋がった。
ライフライン
切れたらなくなる。

プレシアス・シング
プレシアス・メロディー
without anger
without fear
without unco ...
わがままを
言えば言うほど
自分に疲れるだけなのに
一体なにがしたいんだろう

夜空に広げた反省会
だれもみないのをいいことに
センセイ質問いいですか
月は黙って首をふる

明日と ...
あかちゃんが
いい
においを
させている
おかあさんは
花柄のタイツを
はいている
細かいプリーツの
スカートを
はいて
花が大きい
花が大きかったね
ベッドにつっぷして
...
やるしかない
のほかに
やることない
のか
やると対峙する
のは
かんがえる
さて
かんがえるまえに
行動しよう

行動するまえに
かんがえよう
二択の選択にして
それで ...
出会い系サイトで、
女の人と、会う約束をして、
有楽町で、会った。


ぼくが、2番目に好きな本はなんですか、
とメールしたら、
愛読書が、
「火曜日のモリー」だということだった。
...
平らな川に
風が夢見る
どちらが上流で下流なので
しょうか

細かな波音が
聞こえるくらい傍にいても
それはわからぬのでした
玄関の前にブラジルが落ちていた
おそらくブラジルから
何かに運ばれてきたのだろう
ブラジルに住んでいる人や他の生き物も
ブラジルが見つからなくて大変だろう、と思い
お役所に電話し ...
 ア

ワ 
 
 ブ




ぷわりぽわり


ワキンの溜め息


見た目はすくいたがりの彼氏
見た目はすくわれぶりっこの彼女
ついでにすくわれた私

本 ...
  初夏、
  一日が終わるころ
  本を読む



  人が死ぬ
  ふとしたとき
  自分以外の人が死ぬ



  心は、
  陳腐だ。



  そう呟 ...
  大気が
  産卵している
  (だれの子?)



  繁殖する
  七月
  七月、
  七月……
  (幾つも、
   尊い。)



  夏の
  膜
   ...
ありがとうございます

一日に何度もいう言葉
どれだけ想いを込めたかを
思い出す頃には
アイスクリームもとけているんだろうな

最新の冷蔵庫が
食う電気の量よりも
ひかえめに笑ってみ ...
産卵

この部屋には何も無いので困ります
埃をかぶったカンバスには
塗り潰せる面は無く
それだけの量の絵の具も
それを買える金も無く
絵筆もみな固まって使い物にならない
リンシードも筆 ...
アメリカ大陸を横断したいと言っていた
いまは富士の湖畔で眠っている 。
北西沿岸に辿りついたのは夢のなか
小さなトーテムポールを捧げよう 。
ピカピカに磨いたローズウッドのハンドルを握 ...
防犯カメラをもとに事情聴取を受けた
スーパーのレジ係の太った女は
仕事を早々と切り上げると
アスパラガスみたいな男に連れられて
団地のそばにある鳥かごみたいな
ゴルフ練習場へ向かった。
男 ...
一人でうつむくことはやめにした、
私は駅前で缶コーヒーを買った。
憂鬱は過ぎ去ったものだと信じている。
それは、遠い街角
一人で手に入れたもの、
知らない女の子の手の類、
知っている女 ...
このままどこかへ出掛けよう
人々の元を抜け出して
僕の頭はもうとっくに壊れてしまったんだ
君はどうだい? 頭が良いんだろう?
このままどこかへ出掛けよう
人々の元を蹴って出て
そして僕らは花になる
かぜをこじらせた
こけそうな道
鼻緒もきれそうな
しゃっくりの道

そして僕らは花になる
ぐるぐると
小さな羽虫が
無意志に飛んで
清楚な花びらも地に落ち ...
映画館の暗闇で
泣いているふりをした
指の先の白さとはうらはらに






スプーンの
曲がり角へ45度
ひしゃげたことばよ、







...
今日のすきまに
ぎりぎりにすべりこませる
あなたへの想い

ワスレタクナイ
それは自分のためかもしれない

六月梅雨空
まとわりつく 水の気配を
あなたにたとえて
一人じゃない夜と ...
アダムスファミリーのハンドさん。
勝手にそう呼んでた。
まさに「手」だけの存在で
不気味にはならず
指を使って歩く仕草が
タカタカ タカタカと発する音と
一緒に好ましく思えて
愛嬌まで感 ...
順風満帆
上善如水
頭を下げ
責任重大

信用失墜は許されない
秘密厳守
皆に背中を押され
支えられる。

皆が笑顔で
理解をして
皆に幸せに
なって貰う
正直な話
黄緑のスーツは無いな、と
パンツ一枚で団扇を泳がせる


三日間カフェインを絶って
頭痛やだるさが私を捉えたら
カフェイン中毒のサインらしい
でも
コー ...
明日になれば できてる

明日になれば 上手くいく

明日になれば 解決してる

明日になれば 忘れてる



全て他人任せ



自分では 何も出来ない
...
どうしをつくろうと
ことばを創造、しようと
そのやりかたを
紹介、して、しまおう
めいしにするを添える、だけ
創造、する、だけ
紹介、する、だけ
どうし、する、だけ
どうする、だけ
...
チタンセラミックの滑車に任せて
苔むす老婆が
蜂の巣の火に舞い踊る
弾けるカロリーに注意せよ
痙攣は
靴の爪先から
凍結したシャッターへと伸びる

湿気ったパレードの凱旋歌
青磁色の ...
くみふせて あせばんだのち からからに かわいたのどに すべる液体

ささくれてささる六畳 古畳 色の移りは 抱き合うかたち

ため息はしめる身体を押し出して 指の先までしずかに浸して
...
根腐れの根だけ残して摘み取られ 花だけを見て「咲く」を愛でられ はやぶさ

ひとりぼっちだった それでも泣かなかった僕のこと
誰か褒めてくれるかな 本当はすごく怖かった
失敗しないように 完璧さばかりを求められて
弱音すら吐けなかった 希望だの何だの呼ば ...
 
 
カーテンの隙間から
漏れる、鉄状のもの
汗や痛みなどの
混濁した

私たちの怒り、は
私たちの表情、は
私たちの時代、は
数回の瞬きのために
無意味なものに
分類され ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
喪失草野春心自由詩411/6/22 23:27
ライフラインペポパンプ自由詩1*11/6/22 23:26
魂は夜に浄化する朧月自由詩011/6/22 22:39
hitahitaイシダユーリ自由詩311/6/22 22:14
やるしかない中川達矢自由詩1*11/6/22 22:08
出会い系の女はだいろ自由詩511/6/22 21:02
リバーという川長押 新自由詩1*11/6/22 20:03
ブラジル担ぎたもつ自由詩311/6/22 19:18
金魚鉢nonya自由詩16*11/6/22 17:47
本を読む草野春心自由詩011/6/22 17:33
夏の卵自由詩211/6/22 17:27
太陽の営業朧月自由詩211/6/22 14:11
産卵salco自由詩7*11/6/22 6:58
メモリーズアラガイs自由詩6*11/6/22 3:08
[:logo]プテラノドン自由詩111/6/22 2:50
ブロンドの女の子と二人で番田 自由詩211/6/22 2:11
出掛けようyamada...自由詩111/6/22 1:41
僕らは花になるシホ.N自由詩611/6/22 1:17
サブカル女ask自由詩111/6/22 0:48
夜のすきま朧月自由詩211/6/21 23:36
アダムスファミリーのハンドさん電灯虫自由詩5*11/6/21 23:27
金のなる木ペポパンプ自由詩1*11/6/21 23:20
熱中症山中 烏流自由詩2*11/6/21 23:09
明日まで平沢ちはる自由詩111/6/21 23:04
どうしのつくりかた中川達矢自由詩3*11/6/21 22:52
Null-圧倒的祝福、そして喝采山上鉄柵自由詩111/6/21 22:45
液体はるな短歌211/6/21 22:14
根腐短歌211/6/21 22:05
はやぶさitukam...自由詩2*11/6/21 21:54
混濁したたもつ自由詩111/6/21 19:42

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