雨が止んだ
着慣れないスーツは塩っぱい匂いがする
雨どいは未だ雨を集めている

雨が止んだ
着慣れないスーツは塩っぱい匂いがする
雨どいから雨は排水溝に消えて行く

雨が止んだ駅のホー ...
雨はずるい
ひとつぶは冷たくないのに
大勢でかかって
すっかり冷やしてゆく
いつのまにか
私のカラダは冷え切ってしまった

だから
あなたの存在が
唯一のヨリドコロにおもえて
私は ...
あなたはガラスの容器に
砂糖水、それと
ペニスのぼくをいれる
ぼくは肥大していく
蒲公英みたいに
いや、蒲公英だった

今日はバスタブに
ぼくを沈めた
あなたは
ぼくを導いてく ...
                 110616



ものども頭が高い!
恐れ多くも
ここにおわすは
先の副将軍
水戸光圀公であらせられるぞ
印籠を目掛け矢音
目を瞑り横っ飛びに
...
刹那の雨が降り続ける

琥珀色の石を弾き 雨粒は静かに落つる

幾年もかけてその石に 刻み込んでゆく



この生涯よりも 長く 長くかけて



哀しみは刹那の雨


...
何を見たって
きちんと笑えるし
うどんをすすれるし
二人乗りのお腹を抱えて
気をつけてねも言える
そういうことはちゃんとできるようになっていくのに
どうしていつまでも、
ちゃんと ...
もうすこししたらあなたがやってくる
小さな袋にいいもの持って
私は黄色の花びらを お皿に浮かべて待ってるわ
それから一緒に土の中 虫かごもって出かけるの
何千メートルおりたところに 静かに雪が ...
砂場の王様
砂場の王様はそこで世界を作る
城や町や山
支配者は笑う
王様も笑う
君は思う

世界はきっとこうやってできた
神様って奴がいるんなら
彼もこうやって世界を作ったんだ
...
Seth Putnam passed away peacefully in his sleep yesterday.

あなたは43歳だった
あなたは2004年の薬のやり過ぎで死にかけた時 ...
詩で
人に賞賛されたいと思う


それは
誰にとっても叶わぬ願いだろう
行きつけの寿司屋でマグロを食べた
昨日のこと


川べりにもたれて子猫と会話する
歌を歌っていた

...
なまえだけがある
それいがいになにもない

そんなことがいくつもあった
ひともしょくぶつもおなじように

わたしにはちちとははがいる
そのことさえあいまいで

なまえのな ...

汗一杯かいてたから
今日も一所懸命に遊んできたんだろう。
キラキラした顔で 
今日の出来事を一所懸命喋ってくれた。
後で隣の薬局屋さんに
シャボン玉 買いに行くって宣言して
大好きな ...
川崎記念は、アブクマポーロの独壇場であった。
直線入口で馬群に包まれそうになったのも束の間、外に持ち出すと、他の馬が止まって見えるほどの末脚を繰り出し、最後はほとんど追うところもなく、楽勝。
...
僕は空を見上げている
魂はもう枯れ果ててしまったのだ
それでも春はやって来て街を包み
卵を孵化させる
静かになりすぎて
困った私は大きな
はさみで夜を切ってゆきます

ぺらりとめくれば
昼間の太陽があって
すみませんが音くださいと
お辞儀をしてもらうの

太陽だって別に悪気はなくてね ...
すぐかわく程度の雨に
手を繋いだ
ずっとおなじほうを
見続けていたのに
きみがどんな顔をしているかなんて
どうでもよかったんだよ

いつまでも
知らないふりしている
むさぼりあうよう ...
夕焼け空の下、
一本道。
見上げると、ひと群れの鳥たちが塒へ帰っていく
解けない最終定理を両手いっぱいに抱えて
夕餉のポテトサラダの匂い

紙をめくるのだけが速くなっていく毎日
でも少な ...
胸の谷間にサオー
夜のハイウェイ沿いのモーテルでサオー
モコモコモコッと膨らんで
どぴゅぴゅぴゅっと液が飛ぶ
ずーっと勃ってる
鉄チン、始終発情

あるときは
野獣のように
あるとき ...
しをかけないということは
いいことなんだな

いそがしくて
じゅうじつしてるんだな

はちにおわれて
にげながら

ふとそんなことを
おもった
 
 
とても柔らかな
パンを焼いていると
わたしの指は
マヨネーズ
できることと
できないことの
 
お風呂場に散らばった
キュウリの抜け殻を
お父さんはまだ
片付けてくれな ...
変身

君の毒が徐々に 僕の体中を侵してゆくのが分かる
なんでこうなったの いくら考えてみても
あんなに嫌いだったはずの 君の笑顔が
まぶたの裏側から 剥がれなくなっていた

君は鈍感に ...
 むすんで ひらいて

むすんで ひらいて 手をうって むすんで またひらいて 手をうって、その手を 上に
むすんで ひらいて 手をうって むすんで


     *


  結んで ...
  昔々、
  真昼の公園で
  だれよりも巧みに
  おままごとをしてみせた
  きみが主婦で
  ぼくが会社員で



  時は今、
  少し違うのは
  きみもぼく ...
しんどいねん
あなたがそう言うから
うん って答えた

いいことあったんよ
あなたがそう言うから
うん って答えた

しにたい
あなたがそう言うから
うん って答えた

あなた ...
しびれるくらいみつめあうの

幸せだけじゃない少しの葛藤や不安を束ねながら

しびれるくらいみつめあうの
 
失われたあの日を探して
あてもなく歩き出す
切望していたものを手に入れた瞬間
当たり前にあったものが音もなく消え去った

犠牲になったもののことを思い出しもしなかった
息を潜めていた痛みが ...
山奥の名所旧跡の傍ら
誇りを失ったゲージの中の鳶
胡乱な眼で見物人を眺める
その眷属と同じ記憶を追いながら



丘を越えて吹いてくるそよ風
丘を覆い尽くした向日葵は
風にそよいで小 ...
俺は元気だ
元気ハツラツだ
(上戸彩が好きだ!)
早寝早起き
飯はうまいし
ビールもうまい
おかげさまで
ウンコが太い
そして長い
回数もめっちゃ多い
朝の一発目は特に
立派な ...
無駄骨になった骨が

くずれおち

骨なしという骨が

はばをきかせ

骨ぬきとなったわたしは

座ぶとんのように

ぺちゃんこになって

眠った


骨の折れた一日 ...
  晴れた日の朝は洗う



  洗いがたきを洗い
  くたびれをやわらげる
  一時くらいなら
  きれいごとだけで良い



  日のもとに並べた
  じぶんを点検 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
雨が止んだ。プル式自由詩611/6/16 15:34
雨色の部屋朧月自由詩111/6/16 15:05
美味しい空気のある季節ズー自由詩1*11/6/16 13:02
車前草あおば自由詩3*11/6/16 9:52
刹那の雨tomoya...自由詩1*11/6/16 8:43
つる自由詩211/6/16 4:12
帰宅とろりす自由詩011/6/16 2:18
フィルター・ハイフィルター竜門勇気自由詩1*11/6/16 2:13
あなたは死にました・・・SETH自由詩2*11/6/16 1:53
ジャパニーズトリッパー番田 自由詩211/6/16 1:49
車前草小川 葉自由詩111/6/15 23:39
おやすみ電灯虫自由詩3*11/6/15 23:19
「名」馬列伝(22) ゴールドプルーフ角田寿星散文(批評...1*11/6/15 23:17
孵化yamada...自由詩111/6/15 23:12
私は殻につつまれて眠る朧月自由詩411/6/15 23:07
きのう見た夢アオゾラ誤爆自由詩1*11/6/15 23:06
オキリクダサイシリ・カゲル自由詩211/6/15 22:53
鉄チン、始終発情花形新次自由詩1*11/6/15 22:28
多忙小川 葉自由詩4*11/6/15 21:41
マヨネーズたもつ自由詩311/6/15 20:11
変身itukam...自由詩211/6/15 19:36
むすんで ひらいて乱太郎自由詩15*11/6/15 19:21
おままごと草野春心自由詩5*11/6/15 18:12
いるよ 私朧月自由詩411/6/15 17:21
動止徘徊メガネ自由詩411/6/15 16:08
lost...れもん自由詩411/6/15 13:12
長元坊……とある蛙自由詩11*11/6/15 13:03
ウンコが太い花形新次自由詩4*11/6/15 12:25
bone日紫由自由詩211/6/15 10:00
洗濯草野春心自由詩111/6/15 8:36

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