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家系ラーメンの発祥の店
磯子にある本家の店に入った
カウンターへ座るとすぐに
厨房の中で夫婦喧嘩が始った
店主が昼飯に選んだ店屋物
奥方がうどんとそばを間違えたらしい
奥方に怒声を浴びせな ....
母をおくる と
おそらく
わたしの半分が終わる

半分が終わる と
わたしには
守るものがたくさんあって

後戻り
できないことも
また
たくさんあるのを知って

さみしさの ....
消えていく記憶の
映像はやがて
色あせた
一枚の写真になって
避けられない風に
彩りをながしてしまうの


くるくると
回る
地球儀の おと


重ねた手のひらの微熱 ....
あ、


ああ、
陽光が、
陽光が、
私を、
する、


陽光で、
飽和してゆく、
ひとつのわたしの肺胞、
ひとつひとつのわたしの肺胞が、
春を、
春を、吹き ....
らんらんらん と いうほどではなく
ふんふんふん と いうくらいの
ちいさな
ちいさな
おうえんかが
こころのなかで なってます
たぶん
かあさんの こもりうたのこえで
 堆積する僕らの羽で世界は作られるという話。


リノリウムの床を滑らない上履きの爪先
ゴム製の高音が窓に当たる
スーパーボールの見えない躍動
それが、君らの証しだ。 そして


 ....
戸口に見えない花がいて
あわてて扉をあける夢を
幾度も幾度も見たあとに
切り忘れた爪を思い出す



床に置かれた硝子の内には
水の影が流れている
割れた鏡に映る横顔
 ....
母から、私の野菜過食の罪を告げられた瞬間
木製の食卓は突然老成してしまった
木製の食卓は突然老成してしまった
だから私どうしてもアルコールせざるを得ないの
だからどうしてもアルコールせ ....
小さな傷に満ちた目で
火の曇 光の曇を見るとき
歌はひとつひとつ分かれて
近づくように遠去かる


既知と未知は窓に波打ち
生になじまぬものたちは
光をひとつ負うごとに
 ....
1.

かみさまは、どこですか。



2.

かみさまは、どこですか。

道すがらたずねると
あっち、と指をさした人がいたので
ひたすら あっち、に向かって歩いた
歩いて歩 ....
船で行きました

ああ、あの空へです

あの、虹の橋をくぐって行きました

雲の波に乗って・・・・

星は夜光虫のようでした、まるで

月は灯台のようにあたりをてらしていて・・・・ ....
雪解け水は残雪に囲まれ
降りてくる空を見つめていた
曇はまだらに音を梳き
残雪の声を揺らしていた
水面の風 水底の風
誰も鳥を見なかった




風が小さく ....
どこにいるのだろう
時間を記録していた
たくさんの指は
どこへいってしまったのだろう
絵の具の味をした水が
一本の髪の毛から
くちびるへとくちびるへと
終わることなく落ち ....
道は水に覆われている
水には雪が映っている
雲も風も星もなく
空は粗く覆われている


灯は消え
曲がり角は軽くなる
貨物のない貨物列車に
持ち上げられては降ろされて ....
牧場は、今日も晴れるや。
山の向こうまで続く青空に
ポツリ、ポツリ 綿雲
良く乾いた干草が ホロホロと
風に浮かびそうな具合で
何となく 美味しそうだと思うのは
雑食動物の脳内変換 ゆえ
 ....
毎日見慣れた部屋の中で
いつもと少し 
違う私になって見ようなんて
時間も いつもとは
少し違う角度で流れて


早いうちに片付けも終えて
それも気が向いたところだけ


テレビ ....
流れ込むと同時に流れ出る
わたしにつながる別の結びめ
とても静かな爆発の
うごきのかたち
ちからのかたち
恐れでも喜びでも憧れでもなく
目に描き残された
ふたつのかたち ....
あるべき姿は
ありたいと思う姿は
真っ直ぐに 正直に

でも

絡まるから
絡まって ほどけなくて 苦しくなるから
君を好きだという 僕は
居ないことにしてしまったり

でも
 ....
風と鎖の音のむこうに
草木のまばらな原があり
銀と灰のはざまによせて
静かに蒼をしたためている


夜の生きものが見つめあい
互いの光を聴いている
遠く見知らぬ空にまで
 ....
ゆるい灰色の坂をのぼる
両側につづく
新しい建物たち
風に前かがみになり通りすぎ
雪にまばたきながらふり返る
さみしさには おそらく
終わりはないのだろう



雲の流 ....
途切れ途切れの夜の声
混じることのない冷たさと冷たさ
誰もいない川辺の土に
異なる光は降りおりる



鳥が一羽
世界を引き連れて歩いていた
目の奥に浮かぶひとつの雲に ....
それは薔薇の花
かもしれない
鼻孔の記憶を痛いほど締めあげながら
目の奥に唐草を描く
たゆたう紫は
いくらもいくらもはいってきて

それは空白のノート
なのかもしれない
サフランの香 ....
みずいろであります
蛇使いの瞳は
右に少女
左に少年を
イタダ・イテいるのです

春の午後ですから
お湯が沸くのも早いでしょう



森の熊さん
その赤いバッグ
誰のもので ....
水を囲んで立つ光
向こう側の無い光
花をくわえたけだものたち
濡れた足跡に浮かぶむらさき


一瞬の音の通り道
色の点の沈む先
にじみほどける滴のひろがり
ひとつだけしかない ....
雪は雨の背を見て降り
雪の微笑みを見て昇る
つむぎ つむぎ
手わたす手のひら
むすび むすび
つながる手のひら


光に織られた光をまとい
午後の原を梳くように
踊りは ....
失いかけた
午後の空白から
歌が聞こえる

 「バイバイ」と言っているんだね

とどまらない風が連れて行く
小さな声の始まり
先端が少し冷たい





君のフライングが
 ....
目を開いたまま
ぶったおれ

何が見えた?

あかいふうせんがどうんどうんとそらへそらへと侵食してい
















  き
 ました
人工の丘を埋める鳥
どこか似ていて異なる羽音が
溝と水面に響いている


瞳から現われ 発ちつづけるもの
どこまでもどこまでも向かうもの
手のひらに生まれる光の群れ
丘の上の鳥 ....
君は急な坂を下っていったんじゃなかったのかい?

ところで、あの噂を知っているかい
噂って?
今度の十五夜の晩に、この森がなくなってしまうという噂だよ
ああ、、、、
それなら知っているとい ....
どろがはねて、さ
わらってるけど、さ
おちてくでしょ、ぜんぶ
だけど、ときどきないたり
でもやっぱりわったり
するのはなんでかな。

あした、ここに
そらいろのバスがくる、よ。

 ....
砂木さんの自由詩おすすめリスト(4693)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
本家ラーメン屋- 純太自由詩4*05-4-19
母をおくる- umineko自由詩31*05-4-19
白黒のフィラメント- 嶋中すず自由詩4305-4-18
春浴- A道化自由詩805-4-18
うたごえ- さち自由詩505-4-17
堆積する、あらゆる羽で世界は作られる- 千月 話 ...自由詩11*05-4-15
双雨花- 木立 悟自由詩405-4-13
食卓での罪- A道化自由詩505-4-13
ひとつ_肌へと- 木立 悟自由詩305-4-12
かみさまについての多くを知らない- 望月 ゆ ...自由詩43*05-4-10
船で行きました- ふるる自由詩8*05-4-9
午後の羽- 木立 悟自由詩1*05-4-9
ノート(擦音)- 木立 悟自由詩305-4-7
ノート(夜走)- 木立 悟自由詩205-4-6
裸のマリー- 千月 話 ...自由詩10*05-4-6
君のいない休日の午後- さち自由詩4*05-4-6
ノート(ふたつ)- 木立 悟自由詩105-4-5
ぐるぐる- さち自由詩2*05-4-4
想音- 木立 悟自由詩605-4-3
終わりなきもの- 木立 悟自由詩105-3-31
未音- 木立 悟自由詩205-3-30
四月- 紫野自由詩305-3-29
みずいろで- ふるる自由詩2*05-3-28
ノート(明滅季)- 木立 悟自由詩105-3-28
往季路- 木立 悟自由詩305-3-27
陽の当たる部屋、刹那と箱と- 千月 話 ...自由詩11*05-3-23
目を開いたまま- ふるる自由詩5*05-3-23
曇の日- 木立 悟自由詩205-3-23
- ふるる自由詩4*05-3-23
こんとらすと- かのこ自由詩305-3-21

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