今は只 虚無感で一杯です
今は只 絶望で一杯です
一度掴んだ手を離すことは
罪悪感に苛まれたりはしないのでしょうか

止め処なく流るる涙を
訳も無く流るる涙を
汲み取ってくれ ....
『無償の愛なんかうそっぱちだ

 あんたに耐えられるはずはないよ。』




 お願いだからほうっておいて。



 それよりあたし,いまチョコレートが食べたいの。
 買ってく ....
『どうしても,というなら今宵
あなたに未来を見せてあげよう』

あの場所で
あたたかくもないベッドに腰掛けて
いつも手を繋ぎたいと思っていたよ
気まぐれな貴方とわたしは
眠たくなったら眠 ....
僕を5年間苦しめた絵が
疑問を投げ 嘲った絵が
他との区別を刻んだ絵が


今小さく足元に有る

六弦奏者よ。
踏むがいい。
踏むがいい。
踏むがいい。




此処に。
じゃあ、いったい何書けってんだよ。

取り敢えず何か書けよ。

人任せっすか?

はい。だから何?

じゃあさ。オリエンタルラジオとかパクッていい?

はいだめー禁止。
え、それ ....
陽炎ゆらめく金の砂子
彩雲は海風に吹き乱れ
てのひらに燃え立つストレリッチア
放った水際 横なぎにさらわれる

あの辺を転がってく
サクラ紙みたいな柔らかいの
さっき2人で食べた
カッ ....
何も考えられません
何もわかりません
何もしたくありません
何も思い出せません

きっと私は健全で
きっと世間は穏やかで

何も考えずとも
生きられるからなのですが
 ....
そこが

入口なのか
さよなら なのか

それはわからないけれど
大切な人へ 疲れてピアノが寝ていた
狭いピアノだったので
添い寝をすることもできた
やがて、か
間もなく、か
多分それくらいのことだろう
僕であることを間違えた僕を乗せて
草の列車が発車する ....
窓の下を通るとき
灯りのともるのを見て安堵する
ただそれだけで
暖かいきもちになれた

あの人が ただ一瞬
振り向いてくれたと思ったのは気のせいですか
確かにあの時
隣にいたのは私なの ....
ねぇ あなたとあたしの間には
運命なんてものあったのかしら?
ただ互いに気が合って
ただ互いに寄り沿って
ただ今日別れてしまう
それだけの仲じゃない

運命なんて信じてないあたしだから
 ....
7年前、僕は同い年の少年に憧れていた。
彼は小説を書くのが趣味だった。
本屋に置いてあるような小説を自分の手で書いていた。
彼はクラスメイトとほとんど話さない浮いている存在だった。
でも、担任 ....
灰色にくすんだ町で
お前は生まれた
まだ肌寒い早春
せわしく走る 野ねずみの
存在のように
ひっそり生まれた

野原の真白な花も
あでやかな 垣根の緋薔薇も
お前の瞳を待ち焦がれ
 ....
甘い香りを予感させる小さな箱
赤いリボンが可愛らしくて
君の笑顔はいつも素敵で
両手で受け取るファミマの小箱


でも…何故か心に残るわだかまり
それは君が他の男友だちにも
同じ小箱を ....
あぁ、この憎しみを
心に散在した斑を
いかにして叶えるか
いかにして逃げ切るか

一人遊びに
慣れすぎると
うまくいかない時
いけないなぁ

あぁ、いけないよ
 ....
音もなく時を削る部屋で

命を空虚に磨り潰した

黙ってラジオやテレビと

話した

常夜灯一つ付けて

パソコンのテキストを

入力しようとして出来なくて

抑圧された無 ....
すきとおったものを重ねていくと
届かなくなる
幾重にも屈折率をいいわけに

すきとおった君を重ねていくと
届かなくなる
思い出が赤方変位に拡散して

すきとおった偏光を重ねていくと
 ....
星明りを知らない。

月が今も足元や景色を照らしてくれるように、
星明りも言葉だけのものではなかったはずなのだが。


そんなに大昔ではない昔、町でもなければ雨や曇りの日、
ひとは足元も ....
自費出版でもいいから本を出したい
年とってからでもいいから本を出したい
たくさん売れなくていいから本を出したい
200万円支払うことになってもいいから本を出したい

勇気の出る本を出したい
 ....
誓うのは星 与えるのは夢
その光は どこか君に似ている

詠うのは日々 重ねるのは想い
その{ルビ容姿=すがた}は まるで白狼のように

伝うのは涙 震えるのは心
その瞳は どこか色を失 ....
優しさなんて何の意味があるの? 君は真顔で尋ねたのに
自分のためさ なんて曖昧な返事しかできなかった

毎日毎日 先をせかす足音が後ろから聞こえてくる
欲しいものは他人からひったくって 邪魔な ....
< It all happened in a moment >
- それは奇跡のように訪れ、流砂のごとく去ってゆく -




午前4時30分
幾つもの感性が交差する

それは奇跡の ....
 水に浮かんで 流れる 花びら

 いっぱいの太陽の光は 水面下で

 あざやかな 光りのプリズムを作ってる

 たまに早起きしてみる

 誰も歩いていない街を

 一人で歩いてみ ....
2時間遅れで目覚めた朝は 何をするにも身が入らなくて 過ぎてしまった時計の針が戻らないものかとひたすら願っている 音もなく降り積もる雪を眺めて TVから漏れてくる誰かの声を聞いて 私は手早く登校の準備 .... もう思い出すことしかできない時間

確かにあのとき 立っていた場所


誰かを傷つけることすら勲章で

答えをくれないあなたに苛立ったりして

あのころ 私はとても子供だった

 ....
抱えきれないから、溢れるのに。

悲しいなら、
悔しいなら、
辛いのなら、

いっそ子どものように大声上げて泣いてしまうのはどうだろう。

年とるたびにうまく泣けなくなってく気がして、 ....
聖書は
聖書である

それ以上でもない
それ以下でもない
人生そのものでもない
世界そのものでもない


聖書は
聖書である

そうでなければ
ならない
それ以外であっては ....
俺が自分を誇らないなら 一体誰が俺を誇ってくれんだ?
生憎すべてが自分に都合よく動く星の下には生まれなかったさ
前世で人殺しでもしちまったのかな? だが今の俺には関係ない

我慢するだけの一生 ....
「カーテン汚れてきたね
 洗濯して帰ってもいいかな?」


あと少しで離ればなれ
春からはあなたのいない土地が
私の新しい場所になる
『今から,遊びに行ってもいい?』
って
メールす ....
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