脊髄 弾倉に充填の意味


念のため 意味を武装する


情報 ゲリラ戦 読書勝負
空はどこまで
ってきく君の
求めている答えは
わかっていた
あのとき
君の肩は細くて

花びらを
青い水に散らして
一文字ずつ撹拌する
結実してしまうものが
何もないように

 ....
ビルの向こう沈む夕日を見送ってまた来る夜に足を踏み出す

夕暮れに金木犀の匂いたちやさしい{ルビ時間=とき}をしばし楽しむ

つかの間の光の中でかいま見た妖精の翅どこへ消えたの?

かくれ ....
母は日々
鏡の前に座っては
黒くて長い
きれいな髪を
時間をかけて
丁寧に
とかしています

幼い私は
後でそっと
覗き見しては
母の美を
子供ながらに
感じていました

 ....
時々この街ではもう生きられないと
思う事がある

高速道路の重なる部分は
見ていると不安になるし

工場の隙間に走る道は
人気がなくてさみしい

きらびやかなビルは
あの人を思い出 ....
世界を捉え直すために
空を飛ぶ

風を感じる先に開けた風景は
僕を何処に導こうとするのか

星が綺麗だ
どこまでも視線を遠く投げて
どこまでも行くことができる気になっている

なく ....
わたしの思考と身体が
世界と和解していたという事実!

サングラスをはずすと
世界が懐かしい光のなかにあった


サングラスは
ゴルフのときにだけすると決めている
サングラスがわたし ....
朝露の滴る草むらに横たわり
私の身体はがらんどうなのに
脈を打っていた
温もりもわからず

コロンカラン コロンカラン

流した涙は
冷たい石のような音を立てて
深い井戸に落ちた
 ....
雷鳴が声うしなうほど合一し


翼なんぞ削ぎ落とし作業する


銀河のカケラを食べてみる
この美しい風景も
友人の笑顔も
何気ない日々も
記憶という泉の中で
いつしか
セピア色に滲んでいくのだろうか……
 はじけるようなロック
 聞きながら車の中
 ラーメン屋にひたはしる
 たまにはこんな夜も ね。

 メタルチックな音楽に
 高速道路の魔法の光
 モダンに文明をたしなんでみる
  ....
青灰いろの

ひかりのなかに愛人が寝ている

そとからは虫の音がしている

その不規則な音を聴いている

家族には嘘をついている

この関係は

肉欲と所有欲だけかも知れない
 ....
夕暮れ

みんな家路に帰ろうと
一人ぐずぐず
オニのまま
悔しいままで
夕日を睨み

そのまま暮れて薄暗く
ぽつりぽつりと街灯が
道をぼんやり照らす頃
オニも泣き顔拭かぬまま
 ....
悲しみにはぐれて

頭だけで歩いている

まだ銀杏は緑いろだ

頭も肉体の一部なのに

頭は肉体と比べられている

肉体のほうが信用されている

それこそ嘘だ

坂道は薄曇 ....
{引用=神さまが
地球に「?」と書き送り
返事は皆さんご承知のとおり。}
神さまに
地球がいろいろ尋ねたら「ごめん」のひとこと
(^^;)付きでした。
今の今まで詩の神がいたのに


夜長に蛍光灯が書を照らす


夜景が女の人の洗い髪のようだ
碧と青 果ての見えない 地平線



{引用=北海道にて}
 
 
不安な気持ちでたまらない、と
夜、入院している父から電話があったので
病院まで行く
今日はリハビリ頑張りすぎて疲れちゃったんだね
そう言って落ち着くまで父の頭を撫でる

その帰 ....
やわらかい陽射しは
私に優しく寄り添う
飛ばした
紙飛行機の行方を追って
昨日は空の果て

私のまるい横顔を
秋風が優しく触れる
ごあいさつしましょう
もう秋ですね
囁く言葉が昼の ....
まだ頭で祈っている
まだ全身で祈れていない

全身全霊だ

頭で祈っていることを体感している、というのもおかしな話だが
全身全霊とはよく言ったものだ
頭で祈っていると祈りは持続しない
 ....
明日

急に友達で

無くなるくらいなら



また明日って

交わした最後に

次は僕だと教えてほしい






誰かが
 ....
うちから少し歩いたところに住宅街があった
大通りから出る七本の細い道で構成されており
それぞれの道には一号通りから七号通りまで
安直な名前が付けられていた


小学校に上がって通い始めた書 ....
風に揺れて彼岸花
真っ赤に燃える花びらは
貴方の魂に似て
私の胸を揺らします

寂しいですね
優しかった貴方に
もう会えないなんて
暑さが和らぐ
この季節に
冷たい風に乗って
い ....
遠くばかり見てるね。

秋の夜空はとても澄んでいて
僕の焦点の合わない目でも
うっすらと星が見える

遠くばかり見て歩いてたら
石に蹴つまづいた
気付くと
隣にいたはずの君がいなかっ ....
昌平橋から万世橋へ
川面に揺れる提灯の
その先にある柳橋
ゆらりゆらゆら秋の宵

ガード下には赤提灯
ほろ酔い加減のカラスが数羽
家に帰らず蜷局(くだ)を巻き
その先にある止まり木に
 ....
晴天に支えられた計画がある


秋の涼しさを楽しめた自分


常緑樹 枯野はテカテカ燃えている
話しかけたいというのか 声をかけたいというのか 何て言うのか とにかく 名前を呼びたいのです 別にこれといった用事がある訳でもなく どうしても 言わなければならないことや 是が非でも 聞いておかなけれ ....  あ、

鈴虫が鳴いているぞ

 あ、

夜空には、まんまる。――お月様だ

 あ、

庭の草むらが揺れた

 あ、

眼の光る、狸が一匹。

 あう、

あぐらを ....
あの国に住むひとは
薬の常習者が多いそうだ

先日捕まったりしたのも
あの国のひとたちからすれば
仕事の性格上?織り込みずみなんだろうか


ぼくはいま阿Q正伝を読んでいる
そこにあ ....
僕が司会する「ぽえとりー劇場」という 
詩の夜で毎回ふるすいんぐする4番打者の存在感で 
波乱万丈の人生と難聴障害もろともせずにはね飛ばし 
今日という日の舞台に上がる、詩人・TASKEは ....
こめさんのおすすめリスト(5567)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
文学ゲリラ- アハウ俳句509-9-28
水色スケッチ- 佐野権太自由詩14*09-9-28
黄昏遊戯Ⅱ- 未有花短歌10*09-9-28
母へ- ミツバチ自由詩6*09-9-28
コンクリートじゃんぐる- 自由詩4*09-9-28
世界を捉え直すために- kauz ...自由詩7*09-9-28
和解していた- 吉岡ペペ ...自由詩609-9-27
Eve- within自由詩19*09-9-27
雑詠- アハウ俳句309-9-27
セピア色- ミツバチ自由詩3+*09-9-27
たまにはこんな- ふね自由詩409-9-27
朝、秋を知る- 吉岡ペペ ...自由詩509-9-27
土曜の夕暮れ- ……とあ ...自由詩11*09-9-26
肉体の思考- 吉岡ペペ ...自由詩709-9-26
神様めーる、あるいは世界で一番短い手紙- 小池房枝短歌4*09-9-26
夜長- アハウ俳句309-9-26
修学の車窓- 愛心俳句4*09-9-26
ブランコ- たもつ自由詩3509-9-26
私と秋- ミツバチ自由詩7*09-9-26
祈り- 吉岡ペペ ...自由詩909-9-25
【_イジメの当番_】- 豊嶋祐匠自由詩14*09-9-25
いちご通りの話をしよう- あ。自由詩15*09-9-25
彼岸花- ミツバチ自由詩8*09-9-25
かすむ星々- within自由詩10*09-9-25
昌平坂から- ……とあ ...自由詩11*09-9-25
晴天に恵まれて- アハウ俳句3*09-9-25
名前について_(1)- あらら自由詩709-9-25
あ、- atsuchan69自由詩19*09-9-25
阿Q正伝- 吉岡ペペ ...自由詩609-9-24
TASKEさんに捧ぐ_ー七転び八起き列伝ノ夜ー_- 服部 剛自由詩209-9-24

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