もし 
きみ が ぼく を 
ガラスの水晶のように 
見てるなら 

少しでも指にふれたら 
汚れてしまいそうな 
壊れてしまいそうな 
世にもきれいなものとして 
見てるなら 
 ....
あなたは書きかけの本
痛みも苦しみも綴ってゆこう
今だけを切り取ってみつめないで
自分で物語をプツとやめないで


あなたはまだほんの序章
物語はどんな結末だろうと
終わりを ....
 どんなに世の中が豊かになって
 ごちそうが食べられるようになっても
 お母さんが作ってくれるお茶漬けが一番うまい

 漬物を肴にお茶漬けを食べる
 そのうまさは格別なんだ

 漬物を出 ....
 金木犀の香りが漂い
 星は落ちてきそうに輝いてる
 風が吹き俺達の頬を撫でる

 愛撫するように
 耳元でお前に囁く
 決して遊びなんかじゃないぜ

 絶え間なく続いていく命のリレー ....
誰もわかってくれないと
思っているのは
誰にでもわかっていることで
誰もがわかっていると
思っていることは
誰もがわかっていない

それでもどこかが
つながっているようで
そのつなが ....
人が死ぬ時
その人には
何が見えているだろう
もしかしたら

もう
何も見えないかもしれない



世界の時間




ゆっくりになって

身体が
ゆっくりと
 ....
今日より、明日、明後日
舟が古びようと
櫂で水しぶきを描かずにいられない
来週より、来月、来年
からだの影が深まろうと
羅針盤の先を指差さずにいられない
蜃気楼を揺らして
永遠に届かない ....
アクセス・ブロックをされたことがある。
数年前 詩の投稿掲示版ではないけれど
なんでも書いてとあったような なかったような。
当時 思ってたことを ぶちまけた。
ら 入れなく ....
死にたいと言う気持ちは病気
治すべき病です

人は生きる義務を背負って生まれてきたはず
それを途中放棄する権利は選択肢としてあっても
絶対引いてはいけないカードです

死は時々冬の朝の寝 ....


全てが色づく季節

黄色の銀杏

真赤な紅葉

茶色の樹

紫が重なる夕暮れの空

目に優しいカラフルな季節

どこを見ても色があって

ふと、切なくなる

 ....
おまえが
おまえの母の指を握りながら
泣いていたので
どうしたのか聞くと


おまえは
母の左手の薬指の
銀色の指環を
指ごと握りながら
これが欲しいと
言って




 ....
料理で人を喜ばせる
長年の技と経験を
一瞬に表す。
今日は湯豆腐を作る

人が喜ぶように神経を使い
色々工夫して丹念に作る
喜ぶ顔が見たいから一生懸命
その人の事を思い作る

出来 ....
肌寒い冬の日であっても
それが淋しい雨の午後でも
探して下さい
一縷の柔らかな陽射し
あなたを誘(いざな)う一陣の
甘い風の香
ふいに足を踏み出して 旅してみたいと思うまで
両方の耳を澄 ....
立ってる君、座っている僕、違う遠さの水平線を見てる



洗濯物干しといて私ちょっと銀行強盗してくるから



ごめんなさい、なら何度でも言います。謝罪と反省はただなので


 ....
例え明日からオンボロの衣服をこの身に纏っても
「あら、大変」
私のミューズは慌てふためく事などなく
世にも麗しいイメージで 私を飾り立てて下さる
なので 私はボロを着込んでも
残り少ない白粉 ....
 甘い匂いのする方へ 
 人は群がりたむろする
 決して悪いことじゃないけれど
 最低限のルールはまもってほしい

 近所にすんでるおっさんが
 今日もパチンコで金をすって
 金の無心に ....
長調から短調へ
転調する。
笑顔が
もの悲しくなる

体が温かくなる
お茶を飲む
鹿威しの音
鳥が逃げる

着物を着たお上さん
手入れの行き届いた庭
今日の花はサザンカだ
足 ....
「いかせてくれ
 頼むからオレをいかせてくれ」
お前は咽喉を破裂させて
そう叫んだ

「いかせてやりなさい」
あの女は
静かにそう言った

そうさ
いかせてやろう
お前がそういう ....
長い長い階段を
ずっと一人で上っていくと
大きな広場が
目の前に広がっている

そこでは言葉たちが
浮いたり飛んでいたり
大きかったり微かだったり

言葉と人が当たったり
言葉と言 ....
?.


一日中ひどかった雨も小降りになって
窓から見る白樺の木は
ここ最近やっと葉を落とし始め
冬時間に変わって
六時にはもう日が暮れてしまうようになった
公園の明かりは ....
愛してる。
大好きよ。
ずっと一緒にいて。
貴方といると幸せなの。

私がどんなに愛しても
貴方には伝わらない。
貴方がくれるのは
ただの事務的な行為。
そこには、愛情の一欠けらもな ....
旅先の田舎のベンチで
君の名前を見つけたよ 
夏子
いつたい誰が 断りもなしに
君の名前を書きつけたりしたんだ

(こんな色褪せた おんぼろベンチの
背凭れに 乱暴な稚拙な字で  ....
{引用=




ふるふると
ふるるふるると
ふるものにさらされ
森は輝いているのでありました


君は小さな家の屋根に立ち
眼を細め わずかに首を伸ばし
しばらくは光の匂い ....
今よりずっと
空が遠くにあったとしても
心が近くにあれば
雲をつかめるかもしれない

今よりずっと
海が深かったとしても
心が近くにあれば
波を触れるかもしれない

今よりずっと
 ....
柵の外には自由が溢れているのに
何故か人は柵の中で生きる
ちょっと跨げば乗り越えられるのに
誰も跨ごうとはしない
自由の身になることを恐れ
しがらみから解き放たれることを拒絶し
狭い柵の中 ....
何もないところから

何かを作り上げていく



頭の中にある想像が

目の前で少しずつ形になっていく



不思議だね

出来上がったものからは

素直な気持ちが ....
のんちゃんは首をかしげました
(どうちて、うちゅーには、くうきがないの?

神様は、深く息を吸い込み
腕組みをしました

(ねぇ、どちて?
(ねぇ、ねぇ、どおちて?

眉間に皺をよせ ....
毒されたと言うのか
見る目がないと言うのか
君は

どさくさに紛れている

心は足元にあって
首は鞄の中にあって

見つからない見つからない
どこまで腕を這わせても
見つからない ....
体重計に乗ったらば
体重計に笑われた
「君は軽すぎて計る気にもなれないよ」
僕はやけっぱちで食べた

そしてある日また
体重計に乗ったらば
奴は目を三回も四回も回して
動かなくなった

きっと笑った事 ....
さびしんぼうは
自分にふたをして
こみあげる感情を殺し
涙を流さない
自分まで騙している事を
自分で知っている
本当はね


さびしんぼうは
今日も道端のあちこちに
一つ二つと落 ....
こめさんのおすすめリスト(5567)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ガラスの水晶_- 服部 剛自由詩12*06-11-19
死なないで- さくらほ未詩・独白14*06-11-19
お茶漬け- 山崎 風 ...自由詩706-11-19
望み- 山崎 風 ...自由詩906-11-18
誰もわかってくれない- ぽえむ君自由詩13*06-11-18
創書日和「白」- イズミナ ...自由詩6*06-11-18
十三月のヴァルカローレ- まほし自由詩24*06-11-18
思い出した- 砂木未詩・独白7*06-11-18
*自殺を容認する大馬鹿野郎共に告ぐ*- かおる未詩・独白13*06-11-18
秋の白- 愛心自由詩406-11-18
家族指環- 自由詩26*06-11-18
料理(2)- ペポパン ...自由詩2*06-11-18
希望の詩- きりえし ...自由詩9*06-11-18
君と見ていた- たもつ短歌1806-11-18
ミューズは夜恐ろしく冷ややかな忠告を授ける- きりえし ...自由詩3*06-11-18
詩人はもっと世に出なければならない- 山崎 風 ...自由詩1106-11-18
日曜日の前- ペポパン ...自由詩6*06-11-18
叫び- 渡辺亘自由詩1*06-11-18
言葉の広場- ぽえむ君自由詩10*06-11-18
漂流- 水在らあ ...自由詩32*06-11-18
代償- 蛙の子自由詩206-11-18
売れつ子になつた夏子- 杉菜 晃自由詩18*06-11-18
星月夜のビーバー- まどろむ ...自由詩14*06-11-17
今よりずっと- ぽえむ君自由詩9*06-11-17
どうしようもないこと- 恋月 ぴ ...自由詩37*06-11-17
無から有へ- ajisai自由詩5*06-11-17
のんちゃんと神様- 佐野権太未詩・独白14*06-11-17
自然のしくみ- アサリナ自由詩9*06-11-17
それから奴とは会っていない- プル式携帯写真+ ...4*06-11-17
さびしんぼう- さくらほ自由詩12*06-11-17

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