君がいるから




私は笑えるの
恋って苦いもんだ
良い意味でも
悪い意味でも
胸が痛む

思い切ってあの人に告白してみたものの
結果は言うまでもなく玉砕
当たって砕けろと言うけれど
それは他人事だと思ってるだけ

 ....
このままでいいんだろうか?

「薬」がなくても眠れるようになる。
「病院」がなくても生活できるようになる。
「敵」を見返してやる必要がなくなる。
「恋人」と楽しい思い出を作るようになる。
 ....
最近魔王はテレビを見ている
テレビの前で「武勇伝!武勇伝!」と言ったり
「フォー!」と奇声を発したりしている
どうやらバラエティ番組が気に入ったみたいだ

「笑わなければ始まらんぞ」

 ....
ぱちぱち

ぱちぱち

傘に当たる雨の音が
いつもと少し違い
メールを打ちながら歩くのを止め
頭をもたげた

23時。

ひとけのない夜更けの住宅街
濡れて黒くひかるアスファル ....
20日過ぎたら
返済の期日やよってに
わし、どうも参る
奈良の支店云うたかて
あら、中央の息かかっとるさけな
組合の圧力でわ無理やん
斉藤の不倫
三田の祈祷

東京の凄いんはそこで
 ....
嘘をつかない人

きっとあなたも何か持っているでしょ?


嘘につかれた人

きっとあなたも何か持っているでしょ?




ぼくね、しってるよ、そらのいろ。

目には見えな ....
苛々する
テレビの音に
他人の声に

苛々する
ピアノの音に
明日の事に

苛々する
苛々する
苛々する
苛々する

ムカつく
ムカつく
あぁ、ムカつく

最近荒ん ....
空を
見上げる

君が
振り向く

微笑む
僕と君だけの空
目を覚ますと

外は あめの ドレミ

冷たい雨が

沢山の音符を
綴りながら

窓ガラスを つたってる


遠い ふるさとの ゆめ をみた

あの頃 語った 「夢」は
 ....
逢いたやあなたと浜千鳥
緋と思しき爪折れは
叶わぬ侭の夢吹雪
いつかなりたや恋女房


待てど暮らせど来ぬ文を
遠い都と香り立ち
揺れる簪 手の鳴る方へ
棗に忍ぶ 恋は霞と


 ....
心欠く身こそ沈めよ秋の海日をも沈めるあわれ秋の夜 射し込む陽は斜めに
赤と青が溶け合う
海 漂う船

いちめんの暗闇に
生み落とされた光
焼き消された群集の亡霊
その手の中にあるものは―

西風が掻き消す
赤き蝋燭
勝ち得たもの ....
髪を洗う

シャンプーで
指にまとわりつく 髪
流せば
すべて抜け落ちて
頭蓋骨が現れる
その感触を
確認しながら
両手に少しあまる
この頭蓋骨の中に
詰まる 私
今日を 明日 ....
ならなきゃいけない者になれなかった人がいる
やりたくない事をやらなきゃいけない人がいる

一体この世界は誰を中心に回ってるんだろうなぁ?
なあ、いい加減教えてくれないか?運命とやら

俺達 ....
http://www.geocities.jp/by_kamome/ashitasora.html

画像多用のため、↑のURLまでお願いしたいと思います。

よろしくです。
ある晴れた朝

えたいの知れない物が

空から舞い降りた



それは人の形をした

人で無い者



リトルグレーのような

クールな知性は感じられない

瞬きし ....
ここから
逃げ出したくて
とても
逃げても
そのさきからまた
逃げるのだと
知っているから
私は


だから


ただ抱かれたいだけ
その腕に
つよく
それだけ
それ ....
*** 

 覚えている中で一番古いのは、あの頃のこと。
 あの人は確かにいたのだ、私の腕の中に。
 美しい娘だった。白亜の城に住む、姫君。二十歳になったら国を継ぎ、女王として世を治めることを ....
臆病で小心者な僕だから いい格好なんて君の前だけ
精一杯背伸びして理想の自分 取り繕ってんだよ

キラキラの魔法を使うたびに 背中に走る冷や汗
それでも顔だけはにっこり 余裕の笑みをさ

 ....
こんなにも狭かったのか 幼き日 年月戻して吾は佇む


真っ白なキャンバスの上に描いてた未来予想図鮮やかすぎた


この場所で始まり別れるいつも居た君は明日から共有できない


 ....
あなたとの通信を遮断する
私は

憎しみを浴びて孤立したい
すずらんの鉢植えを
根元から

引き抜く
踏みにじる
まだ花も咲かせていない
その前に

お前も
そういう運命なの ....
なんていうか、現フォはやる前はなんかいやだった。
知っている人の詩をよめる分にはいいけど、自分がやるとなると、んーという感じだった。
けど、やってみて思うことがある。
今まで知らなかった方の作品 ....
路地でしくしく泣いてる人がいた
黒いマントに身を包んだ
綺麗な銀色の髪をした人だった
気になったので声をかけてみたら
彼は自分を魔王と名乗った

私は魔王を家へと招待した
縁側に座らせて ....
明るく元気で前向き。顔は小さくて痩せ型、ごっつくない。
お洒落でいつも清潔でちょっとだけ可愛い。頭がよくてユーモアがあっておもしろい。
優しくて気が利いて飾らない。いつもは強がってるけど実は傷つき ....
白い猫が、足元に寝転んでいる。

ぷっくりと膨れた白い腹、細い声、甘ったるい視線。

午前7時。出社の時間。

そんな僕の事情など構わずに、猫は媚びるように鳴く。

細められた瞳が ....
あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。

アンタは彼女に甘過ぎるのよ。

アンタは動物 ....
小さくてかわいそうな君の窓を
容赦なく風が鳴らす
びくつくな
真っ暗な窓に映った君の部屋には
君でないひとの姿があったのか

君は昼すれ違った人々の
幾百の息の匂いに包まれるような
寝 ....
歯でゆっくり噛み締めると

きゅちー 

っと

甘さが湧き出てる


あなたは一体なんなんですか








あ、コンチワ 

なたでここ です。
からっぽのカゴ

いっぱいの水入れ。
いっぱいの餌入れ。

お腹がいっぱいで
眠そうな目をした君はいなくて

からっぽのカゴ

減らない水。
減らない餌。

倒れて冷たい
 ....
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