パズルあるいは心象風景
つつじヶ丘 SSRI 調布
レスリン 団地 コントミン
野川
世田谷 デパス 下北沢
トランキライザー 代田 成城 鬱病
ハルシオン 仙川 ....
河の中洲で貴女は
竪琴かき鳴らし歌う
船頭は舵取りを誤り
小船は沈む河の底に
美しき女の上半身
そして魚の下半身
嗚呼、美しき君よ!
私もまた沈むよ…
河の底の墓場に
少しだけ遠い国のお話に
泣いた女という話が有りまして
それはどんな話しかと言いますと
詳しくは知らないのですが
タイトルが気になったので
そのうち読むかもしれませんが
きっと明るい話ではな ....
もしも悲しい事とか
辛い事があって
どうしようも無い時
もしも何も無くて
嫌なことさえ無くて
どうしようも無い時
死のうとして
死ぬのが怖くて
やりきれない時
何にも辛く ....
出会わなかったのか
出会えなかったのか
出会わない君と
出会えない僕が
すれ違っていく世界
僕等は見知らぬ他人で
僕等の出会わない話で
僕等の出会えない世界で
僕等は恋 ....
ぼくは詩人
厳しい道の前に
立ち止まるのは楽だが
そこは安らぎではない
今日もまた
夜の散歩をしていると
雨の夜に出会いました
降りしきる夜の雨の中を
ぼくは外に出た
....
焼けた肌に
1杯のビール
夕涼み
トウモロコシ
ナイチンゲール宣誓
白衣の天使
優しい笑顔
優しい性格
皆死と言う爆弾を
持ち、苦しむ。
気力で生きる
愛と言う妙薬を飲む ....
きっと この世の草木からは
あの蒼穹へ 黄金の糸がまっすぐに伸びているのです
いのちはあわあわとしたじぶんのねいろをもって
なつかしいあおぞらとつながっている
(そう 世界は一 ....
どこまでも続くこのみち駆け抜けて旗をかかげて名を刻もう
ぼくは詩を書きたい
季節のおとずれは
音と訪れを感じさせる
今日もまた
朝の散歩をしていると
夏の音に出会いました
草の上の朝露が
きらら きらら
野を彩る花々が
....
人の命には限りがあるもの
後悔したくないものだ
恐ろしく穢れた心
垣間見る地獄絵巻
人として正しい行き方はあるのだろうか
出る杭は打たれる世の中
どんどん増えてい ....
僕らは生まれたときから
もとい
僕らは翼を持って生まれてくる
もとい
翼なんかもってやしない
だから
僕らは羽を一枚握り締めて生まれてくる。
その羽はとても強い ....
さざなみが月を潤ませて
消してゆく二人の名前
ゆうなぎは心の糸まで
もつらせて切ってゆくのか
灯台も暮れ馴ずめば影にまみれ
境をなくす浜辺と海
こわれた砂の城に波が
さよならを塗 ....
ぼくは詩人
想像は具現され
具現はさらなる想像を描く
今日もまた
夜の散歩をしていると
夏の星に出会いました
夜の道を南東に向かって歩く
星空の中に
赤い星がまわりの星 ....
妄想は猫が食らひて
たうたう肥えはじめた
涙の糧で
心の花は ひらくの
だから
泣きたいときには
泣いていい
強がって 心 カラカラで いるより
雨の日もなければ
植物も育たない―――
降り止まない ....
勉強勉強勉強
メモリーを使い果たした
世界地図を覚えさせられた
勉強勉強勉強
何のためになるんだろう
なぜ勉強なんてするんだろう
苦痛な時間を費やし
楽しみが無い
テストでいい ....
校長室には牛がいました
校長先生の牛でした
健康に育ちました
たくさん話かけました
ある日牛が大きなあくびをすると
校長先生はその中にとび込みました
牛だけが後に残されました
旅 ....
今日、左手が動かなくなった。
こわばって、軽く握った形のまま、開かない。
恐怖。
を、感じてるふり。
必死。
を、演じている私。
ただ、右手が動くかどうかは気になって、
そっと鉛筆を握ってみた。
安心 ....
壊れてゆく、壁に沿って歩く
僕、息をはく
無造作に置かれた 鉄材の
ベンガラ色の 辺りの匂い、
たちまち白昼、アル中の濁った瞳に宇宙が点る
オフィスの風、清潔な ビジネスライクなSEXの真 ....
蒼い空と
碧の海と
あと 白い砂 一面の
を
パックにして売られている
六日間の有給を
四万円の記憶にしようと
亜熱帯の島で
美しい飲みのもを唇にあてて
指から零れる ....
夏草ゆれる丘にくると
まばゆい光にうたれる
この不思議な空虚は何だろう・・・
宇宙は今も膨らみ
大地にも満ち広がる生命
かつて一つの受精卵だった私
意思の感知しえない領域・・・
....
ぼくは詩を書きたい
風を感じることができるのなら
全てを感じることもできる
今日もまた
朝の散歩をしていると
新しい風に出会いました
新しい風は
草の匂い
その緑は命を ....
頭の上からすっぽり
オブラードを冠ったような
曇りの日ばかりで
じっとりとした湿気に包まれていると
鬱屈ばかりが沈殿していく
そんな夜はお気に入りのマグカップに
とっておきのアッサムを ....
うーん好きなんだけどなぁ君の事
どうしてそんな風になるんだろう
もしかして
いやそんな事はないか
うぅんなんだかなぁ
上手くないよねぇ
どうしたもんかなあ
ねえ
あ
いや
なんかね ....
たくさん並べた小瓶でも
何故か赤い花ばかりが残った
初夏の風はゆるく
容易く記憶の鍵を解いてしまう
なだめすかすような優しさで
麦茶を半分だけ残して
閉じた瞼に 涙を挟んで留める
....
身体の中に高速道路
を抱く女
車の往来があり
多ければ渋滞になった
特にそれは料金所付近で
もちろんETCも使えた
あちらこちら防音壁は壊れ
溢れて久しかった
両の乳房に顔をうずめ ....
ぼくは詩人
動かないと思えば
自分が動けばよい
今日もまた
夜の散歩をしていると
動く夜に出会いました
街灯のない道を一人歩く
手にもつ小さな懐中電灯のみが
寂しく辺り ....
伝えたくて
伝え切れなっかった
想いを
全部
きみの胸に
届けて いたら
こんな 後悔は
なかったのだと
ずっと 思ってた。
だけど
伝 ....
雨よ降れ
風よ吹け
雷がなり
眠る妖精
拳を上げ
根性出し
底力見せ
男の意地
元気愉快
緊急事態
緊張状態
放心状態
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