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僕等殺意って牙に麻酔をかけて生きてる

容易く揺り動くそれは、人が人と暮らすには鋭過ぎる鋭角

否定の局地に立って人は、ようやく息を吐くことが出来るというのに


僕等息を、息を吸い続け ....
潰えていく芽

親指と人差し指で ひとつひとつ 丁寧に摘む

それが適応だと

呪文のように呟いて


人間を枯らして

死んでいくのは楽しい?

楽しい?


 ....
白い猫が、足元に寝転んでいる。

ぷっくりと膨れた白い腹、細い声、甘ったるい視線。

午前7時。出社の時間。

そんな僕の事情など構わずに、猫は媚びるように鳴く。

細められた瞳が ....
こめさんのしろいぬさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
『殺人衝動』- しろいぬ自由詩106-6-9
『芽』- しろいぬ自由詩306-5-10
『白猫考察』- しろいぬ散文(批評 ...106-2-26

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