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死んだように
眠る私を置いて
私は遠くへ
うつろうままに

残された私のまぶたに映るのは
羊水の中から確かに
こちらを見ている何か

それは意思をもって
眠る私のまぶたに
朱　.... つけっぱなしのテレビから
何の音もしなくなって

それでも
こうして眠らずにいる

何かが
始まるかもしれない



もっと
違うように

もっと
力強く
　.... 怖い

夕闇が迫ってくる気がして
オレンジとグレーの空の下
時々振り向く

何かが追いかけてくる

私には時間は止められない
振り向いても
何も止められない

私の背中を　.... その男は
ひたすらに詩を書き続けた
何も求めず
ただ書き続けた
詩を書くのと同じように
酒を飲み続けた
肴など必要とせず
ただ飲み続けた
血を吐いては飲み続け
罵倒されては書き続け
　.... 真っ白
頭の中

言葉になるだろうことが
あるはずだけど

たとえば
あなたを心から愛しているとか
あなたを心底、憎んでいるとか

でも
それは
「ヴィンテージカー専門ショップ　.... 便所の少し湿った床を
のた打ち回る
吐き気を抑えて
私は
言葉にならない
叫びをあげながら

「心を返せ」

冷たい床
薄汚れた染み
薄暗い便所の中で

喉の奥にあるはずの
　.... 残念でした。もう少しだったんですけどね。ほら、あなたの回答にはひどくムラがあるのです」

市役所が募集した屠殺係の試験に落ちた
受験者はどれくらいいるだろう
市民グランドに学校机が6つ
その　.... お〜い、

お〜い、

あなたたちは旅人ですかぁ？

お〜い、

お〜い、

私はただの幻の船長「フレデリック」です

お〜い、
お〜い、

こっちへ来ませんかあ

　.... きこりは斧を打ちつけて太い幹を切り倒す　

さぁ　石つぶてを投げつけようじゃないか　　
さぁ　みんなで悪い噂話をしようじゃないか　　　　　　　　　　

チップをください　
チップをください　.... 左の肋骨
3本目あたりに
ちっちゃいおっさんがいる

かゆいなあと思って
トイレでみると
3センチくらいの薄汚いおっさんがいた

隠れようとしてたけど
厚みのない胸に隠れる場所はなく　.... 雲が隠す
ゆがんだ
月の影

雪が舞う
ギターに
踊る影

　　　　　　　　　　この
　　　　　　　　　　舌を噛み切りたくなる
　　　　　　　　　　ような衝動
　　　　　　　　　　.... 雨がいる

傘がいる

　.... あの信号を左折
じゃなくてまっすぐ
山に向かって

　「海へ行くぞ」

三人道連れに
「マッテテネ」のおっぱいチラシを右に

　「これは海？」
　「これは川」

大きな橋を渡っ　.... といっても、
ママは本当には
死んでいない

はじめはゆっくりと
そのうち急速に
関節が曲がり、膜が張った目だけをギロギロと
なんだか得たいの知れないものになった。
小さく小さくなって　.... くるくるくるくるくる
踊ってやる
くるくるくるる
８０になったって　くるくるくるくるる

ぱくぱくぱくぱくぱく
食ってやる
ぱくぱくぱくく
８０になったって　ぱくぱくぱくぱくぱく

　....
石川和広さんの初代ドリンク嬢さんおすすめリスト（15）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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ここじゃなくてあなたのところ- 初代ドリ ...自由詩5*05-10-6
知らない・・・- 初代ドリ ...未詩・独白9*05-9-16
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何にもない重さ- 初代ドリ ...自由詩7*05-2-24
そして、私は鏡に向かって笑う- 初代ドリ ...自由詩6*05-2-17
屠殺係大募集- 初代ドリ ...自由詩21*04-11-29
お〜い、旅人- 初代ドリ ...自由詩6*04-11-24
きこり- 初代ドリ ...自由詩4*04-11-13
ちっちゃいおっさん- 初代ドリ ...自由詩8*04-11-11
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夕方1時間ちょっとの蒸発- 初代ドリ ...自由詩1*04-9-15
変形したママのその後- 初代ドリ ...自由詩5*04-8-25
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