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野
野
見渡す限りの
どこまで行くつもりなのか
いつも走りながら
喚き散らしていた男は
もう死んだ
幸せに
死んだ
暖かい光の色
これでもかと
やってくる
この色に
染まれと
やってくる
その色は嫌いだと
遠まわしに
何度も言うけど
通じない
だって
この光の色は
暖かいんだから ....
板壁に花の影が映っていた。
花は微かに揺れていた。
もうすぐ冬になり枯れてしまうから、
寂しくはないだろう。
古びた板壁も10年以内には崩れて無くなるだろう。
でも今はまだ花は咲いていて、影 ....
大きな顔が地面にめり込んで
裸の女の人を見ている
なめらかな肌に形の良いおっぱい
大きな顔が片目を閉じて
片目を開いている
その近くには大きな花瓶があって
直径4メートルくらいの花が一輪
....
ずしん
と
頭の上に何かが落っこちてきたみたい
どうすればいいか
わからなくて
押しつぶされそう
地面にめり込んでしまいそう
でも
どんなに
形を変えても
絶対に
潰れたり
壊 ....
もう良いことなんか何も無いから
デザートを食べよう
甘い
甘い
デザートを食べよう
何がいいかな
さあ並んでちょうだい
プリンやゼリー(でも、少し物足りない)
シフォンケーキ(ぼそぼそ ....
用なんかないよ
会いたいだけ
見せてよもっと
君を
明日はきっとあるなんて
どこの誰が保証してくれるの
今君と会えなかったら
今君と愛し合えなかったら
どこに生きる意味があるの
....
舐めて治す
生で食べる
裸だ
生殖のために交尾する
こどもを育てる
親の顔は知らない
生きるために殺す
悩まない
日陰で眠る
青い空
白い雲
かんかん照り
山の緑
田んぼの黄緑
風で稲の葉が揺れる
白い幟
神社では黒光りするお稲荷さんが
触れないほど熱くなっていて
崩れそうな鳥居の下を
坂道なのに走って
....
マンション9階の窓から真正面に見える巨大な病院
あそこにはたくさんいるんだろうな
ズドン
夜の地下鉄向かい合う窓の中映る白い顔
ちがうちがうそうじゃない
秘密のメールが震える
ズドン
....
夜
知らない住宅街を
自転車で走っていたら
なんだか怖くて
気がついたら
みんなが家の前に座っていて
ああ困ったな
困ったな
そう思いながら
わたしはペダルをこぎ続けて
前から
....
ほんの少しピッチのずれた
不安な音楽を
誰のためでもなく
自分のために
自分しかポイントを入れていない詩について感想を書いていくというこの試み・・・。もしかしたら、他の人にとっては面白くないのかも。と思いつつ、まだまだあるので続きを書きたいと思います。きっとすくないだろう ....
恋をすると毎日が楽しいだなんて嘘
充実するなんて嘘
人に優しくなれるなんて嘘
肌のツヤが良くなるなんて嘘
とにかく全部嘘
恋をすると
何もかもが色褪せて見える
世界はなんてつまらないんだ ....
どこにでもある
暗く深い裂け目
ふと街を歩いているときに
入り込んでしまった細い路地
何回往復しても
出られない
ああ、裂け目だ
しゃがみこんで
目をつぶる
目をつぶって ....
目の前にある箱を片っ端から開ける
どれもこれもいらないことを
確かめたくて
砂場ではいつも
大きな壁が作られようとしてる
水をかければ崩れてしまうのに
あなたの隣にいると
体中の
毛穴が開くのを感じるの
ぶわあっと
体中から
何かが噴出して
息が出来ないくらい
それがなんなのか
わからないまま
いつもキスしてる
どんよりとした激しいスピードで
こみ上げてくる感情
今夜もう少しで落っことすところだった
男の子の部屋ではいつも同じような音楽が流れてる
だから昨日の男の子と
今日の男の子が違っていたって
....
会ってご飯食べてチューしてそれから
恋人になりたいって
言われても
さらさら流れる感情をどこかでせき止めて
今日から恋人だなんてどこかおかしい
ちゃんちゃらおかしい
自然に恋人になれないの ....
もともと何もないところへ
いれものを置いても
いれるものはないので
からっぽのまま
でもせめていれものを置こうと
必死に壁を破り
ドアをこじ開け
トンネルを掘る
そこになにかがあるのだ ....
あなたが今夜あの子に目をつけてることは
すぐにわかるよ
わたしの前でも堂々とやるんだね
それとも気がつかないとでも思ってるのかな
まぁどちらでもいいや
そうかあの子ですか
顔も学歴も体型も ....
わたしはあなたに幻想しか見ていない
だから幻想を見せてよ
もっとたくさん
呼吸が浅くなるくらいの
幻想を見せて
わたしはあなたの背後から近づいて
棍棒を振りかざす
力いっぱい振り ....
泣いているこどもは
湯気が立っていて
かわいい匂いがする
抱き締めて
頭に鼻をくっつけて
くんくん嗅ぐよ
産まれたてのときは
わたしの内臓の匂いがした
今も少し
する
....
アル日、
わたしの家に訪問販売員がやってきた。
家に入ってきて、
この「スーパーソウジキ」を買えという。
ローンをしろ、ローンをして買えという。
良く見ると、その販売員はおじさん ....