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 ごめんなさい
 あなたを傷つけてしまったのは
 僕のせいです

 ごめんなさい
 地震が起きて人が亡くなったのは
 僕のせいです

 ごめんなさい
 津波がおきて多くの人の命 ....
 突然走りたくなる衝動にかられた
 真夜中の街灯が灯る住宅地を
 気温5度の中を疾走した

 思いのほか身体が軽い
 夜の冷気が心地よい

 トラックが走る横を通りすぎる
 排気ガスを ....
 僕はキノコ

 魔法使いのおばあさんに

 呪いをかけられて

 キノコになっちゃった

 深い森の中で

 ぽつんと

 日陰に佇んでる

 最初は戸惑ったけど

 ....
 近所の子供と久しぶりに全力疾走した
 
 はぁ はぁ はぁ

 寒い夕方白い息が舞いあがっていく

 変な走り方だと言われた

 少し小遣いをやった

 子供はおっさん おっさん ....
 それは厳しい冬が終わり
 春という文字が輝きを放ち
 草も木も鳥も犬も
 厳格な父も口うるさい母も
 街行く人がすべて
 やわらかい日差しの恵みを受けて
 天国に近い場所でのことだった
 ....
 事情をしらない猫はあくびする
 歯車のなかでせいかつするぼくは
 くだらないことで悩む
 そんな僕に猫はひざにのって
 あくびする

 事情をしらない猫はえさをねだる
 しがらみのなか ....
 眠れないから仕方なしに詩を綴る
 湧いては出てくる苦く不愉快な思い出
 かき消す呪文は 
 どうでもいい
 運が悪けりゃ死ぬだけさ
 
 ほんの少し勇気を出せば
 今の生活から抜け出せ ....
 風が通って行きます
 窓を全開にして
 玄関のドアを全開にして
 冬の朝のすがすがしい風が
 火照った頭を冷やしてくれます
 ただそれだけのことなんですが
 ただそれだけがうれしいん ....
 
 幼き頃
 大事なおもちゃは全部弟に取り上げられた
 母に話してもお兄ちゃんだからがまんしなさいと言われた
 よく妹をいじめて遊んだ
 そのころの楽しい思い出が僕には全然ない
 家庭の ....
 僕の償いは 食器を洗うこと

 僕の償いは お米を研ぐこと

 僕の償いは 掃除機をかけること

 僕の償いは 洗濯すること

 僕の償いは 買い物に行くこと

 僕の償いは ....
 僕はくもの巣に引っかかってしまったようだ
 寝る前の静かなる時間
 おそろしい携帯の呼び出し音
 夜に繰り広げられる
 悪魔の尋問

 あの手この手で僕の脳内伝達物質に
 ダメージを与 ....
 
 放たれる矢のように
 朝露がこぼれ落ちたら
 その瞬間をみんなに見てもらいたくなった

 よく眠れた朝は澄んだ空気に包まれて
 まっさらの僕は時計を投げ出して
 酒も飲まずに朝に酔 ....
 遠くにいきたい
 遠くにいきたい

 ささやく声にみちびかれ
 この髪の毛を風になびかせ
 かろやかな足取りで
 時に立ち止まり
 光りと影のおりなす景色を眺めながら

 遠く ....
僕はもともと詩なんてだいきらいだった。書くことはもちろん、読むことさえ無駄なことだと思っていた。
 そんな僕が何故、詩心に目覚めたか、その経緯を聞いてもらいたくて書く事にした。
 20代の ....
 悲しみのうちに少女がいた
 少女はなにも語らない
 その少女の秋が終わろうとしている

 彼女のむねの内にはたくさんの
 こぼれおちそうな夢がたくさんあった
 
 こころなきものがその ....
 殺される 殺される 殺される

 恋人に殺される
 友達に殺される
 親に殺される
 兄弟に殺される
 犬に殺される
 
 神様に殺される
 カンカンの太陽に照らされてた季節は終わり

 ひまわりはちょっと一息いれている

 ゆとりのない生活のなか

 かじりつかれるような

 追い立てられるような気分では

 綺 ....
 最初に詩を投稿していた頃は自然に頭に浮かんだまま詩を書いていたのですが、ほぼ毎日詩を投稿しているうちにもっとポイントが入る詩をかこうと推敲しているうちに自分らしい詩が書けなくなってしまった。他のメン ....  おそらく明日も来る来客
 好まざる来客

 一人で進む船に乗せてくれとくる
 
 僕一人で精一杯
 キミを助けることなんてできないよ

 いいかげんにしてくれ
 
 甘えるの ....
 秋晴れに君の笑顔がまぶしくて
 流れゆく時忘るれば
 季節の魔法が降りかかり
 けがれなき{ルビ瞳=め}に映る夕暮れ

 {ルビ幾度=いくたび}も訪れる四季身に感じ
 そのたびごとに新鮮 ....
 僕は季節の花を知らない
 風に乗って飛んでくる 
 その日その日の荒波の日常
 生きていくのに四苦八苦

 でも死に憧れるほどでもない
 それほど深刻でもない
 共有する時間だけが ....
 ごみ箱の部屋のなかでまどろむ時間の中
 明日を占う煙草のけむりの紫煙をぼんやり見つめる
 時を告げる鐘がなり僕は独りだとうっすら思い知る
 
 
 などろむ午後
 なまぬるい雨に打たれて
 心模様もしめりがち

 そう 
 僕はひとりじゃ
 生きていけない
 それを責められる

 弱さを隠しきれなくて
 身体から悲しみ ....
 
 睡眠薬を飲まずに
 今日は寝ます
 たとえ 眠れなくても
  
 夢のなかで
 バイクを盗まれた
 犯人は誰だ?

 いくつもの夜は
 誰にも等しく
 永遠に訪れるはず
 ....
 つぶらな瞳が二つ
 ちょこんとお鼻
 おちょぼ口
 おひげがのびてて
 りっぱな耳がやはり二つ

 手足には鋭くとがった爪があり
 ドラえもんの手のようなまあるい手足
 お腹はぷよぷ ....
 身悶えて夜をすごした
 もう少ししたら太陽の光と共に
 清らかな朝が訪れる
 
 眠ることが死に近づくみたいで
 眠ることが怖い
 
 とても大きい怪獣が
 このまちを廃墟にして
 ....
 詩を書いて評価されないとなんだかむなしい気分になる。自信作は大抵評価されない。投稿してすぐにポイントが入っているととてもいい気分になる。逆に0ポイントままだと気落ちしてしまう。僕の実力はたいした ....  ねじまげられた心の滑走路
 遠くまで飛べなくなってしまった
 黄色い太陽はタマゴのキミ
 一度食べようとしたらやけどした
 大きな荷物を背負って
 友人は異国に旅立った
 誠実で唯一 ....
 人と人の間に生きる
 まじかに見える希望の星
 心無いものが歌う 髑髏のリズム

 気の短いおじさんは若者を食べようとしている
 長い髪のお姉さんはサングラスに弱い

 たてがみを風に ....
 バクッ バクッ バクッ

 耳をすませば 聞こえてくる
 僕の身体を流れる
 心臓の鼓動

 バクッ バクッ バクッ

 早くなることもあれば
 ゆっくりとなることもある
 リズ ....
石川和広さんの炭本 樹宏さんおすすめリスト(48)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
加害妄想- 炭本 樹 ...自由詩505-12-29
真夜中の疾走- 炭本 樹 ...自由詩2*05-12-10
僕はキノコ- 炭本 樹 ...自由詩5*05-12-9
全力疾走- 炭本 樹 ...自由詩6*05-12-6
やわらかな思い出- 炭本 樹 ...自由詩205-12-2
事情をしらない猫- 炭本 樹 ...自由詩505-12-1
眠れぬ夜、一人ってどうしてこんなに辛いの- 炭本 樹 ...自由詩4*05-11-24
通りすぎる風- 炭本 樹 ...自由詩205-11-17
半生記- 炭本 樹 ...未詩・独白5*05-11-15
償い、許してほしい- 炭本 樹 ...自由詩4*05-11-8
脳内伝達物質- 炭本 樹 ...自由詩205-11-3
透明人間- 炭本 樹 ...自由詩7*05-10-30
遠くに行きたい- 炭本 樹 ...自由詩5*05-10-29
詩心に目覚めたわけ- 炭本 樹 ...未詩・独白2*05-10-27
揺れるだけ- 炭本 樹 ...自由詩505-10-18
殺される- 炭本 樹 ...自由詩205-10-17
人並みの幸せ- 炭本 樹 ...自由詩305-10-16
詩がかけない- 炭本 樹 ...散文(批評 ...8*05-10-16
友人という知り合い- 炭本 樹 ...自由詩105-10-15
秋晴れと僕の心- 炭本 樹 ...自由詩305-10-14
この星の片隅で- 炭本 樹 ...自由詩10*05-10-11
鐘が告げる- 炭本 樹 ...自由詩205-10-10
ずぶ濡れ- 炭本 樹 ...自由詩305-10-10
小さなレジスタンス- 炭本 樹 ...自由詩405-10-8
にん- 炭本 樹 ...自由詩205-10-8
冬支度- 炭本 樹 ...自由詩305-10-7
パソコン中毒- 炭本 樹 ...散文(批評 ...1405-10-7
夜への用意- 炭本 樹 ...自由詩9*05-10-5
繁華街- 炭本 樹 ...自由詩305-10-4
言葉の鼓動- 炭本 樹 ...自由詩3*05-10-3

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