毎日
番田 


街が見えた
そんな気がした
今日も何も見えない
私は どこに 立っていたのだろう
時計の中で 確かめた
そこにあるのは 全てが幻
だけど 正しいものは いつも否定されてきた
テレビを見ては 笑っていた


正しいものは いつも私には わからなかった
機械のようなトヨタの社員として


人の怒りを 与えられたり
自分一人で笑っていたりする


長い酸性雨の中で
誰かを求めては
自分の心に 帰ってきた



電車が発車する時刻を見ていた
そんな気がした


機械のような 会話を交えた
長い 時の流れの中で
誰かに 祈りを 捧げていた




自由詩 毎日 Copyright 番田  2011-03-18 01:53:08
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