the amazing, blazing lights
have started to orbit your sight.
so look at these magnolias,
swi ....
 詩に目的はない。詩に価値はある。言葉の自由な使い方や、美しい使い方のお手本となることができる。それは、実践の中から生まれるだろう。つまり、胡乱な態度で書かれていれば、それなりにしかならないのである。 ....   あなたがきて
  雨がふった

  かなしくはない
  幸せでもない
  木がゆれた

 
  日が落ちる
  あたりがくらくなる
  街のかげが 夜になっていく
  ....
  その途中で
  錆びた窓は停まった


  おおきな 古い瓦屋
  やすでたちは疲労のように
  みている


  その途中で
  砂埃は窓の面から
  私たちの瞳に ....
ときどき旅に出る
バスあるいはロマンスカーで

目的地を通り越して
家に帰るために

ごくまれに家出する
抵抗あるいは革命のために

気恥ずかしい迂回の末
家に帰るために

 ....
  青空にむかって
  わたしたちは歌った
  夜はながく とても寒く

  深く 生きながらにして
  かたちのなかで毀れていた

  シャツをきて お茶を飲み
  静か ....
氷の上を
ボクは滑る
つーっとおなかで
海へドボン、だ

好きになったら
ことばにしなさい
それが恋の正しさなんだ、と
雑誌は教える
ポパイだったか
スコラだったか

おなか滑 ....
鉱石のカタチに眠りを刻んだ空と空を
葉桜の枝が、受けとめる

おぼつかない片手で
時計を読むようにして
枝と枝の間の
石英を拾うようにして
いつもの仕草が
似合わない

薄 ....
猫カラスつばめシラカシ雲や雨下南部(しもなべ)二丁目二年暮らしぬ   東京の歌は
  唇のようにさけんで
  凄くかなしかった

  打ち棄てた愛が 不意に
  わたしの頬を張る
  日が沈み 胸が冷える

  老いた男の
  灰いろのまな ....
朝の光を浴びて
少しぬるみ
世の中のさかさまの文字を
投影している
硝子びんの中の液体の揺らぎに
ひと瓶飲んだら死ぬかなと
たずねても
答はみんなさかさまだから
解読できない
プリズ ....
 月の光が少年を飲み干して 枕元に血が滴り
 百足たちが遊魚のように飛び跳ねる

 全身が軋む
 恐ろしい夜
  二月の
  雨が こおっていく

  あなたからの 一時間未満の
  電話からの ことばからの
  つめたさが こおっていく

  ひとつも
  かなしくない
  ふるえ ....
さっきのバスに座っていた女は美しかった
この夕焼けとどちらがより美しいだろうか
空にひとつかみの鳥がばらまかれた
部屋に入れば祖母の匂いがした
夕日 正面から 見据える
窓辺に鉢
コーラの瓶を投げて 車にぶつけてやる

外れた

予想外のことが起こる日常では 常に警戒心を持って行動しなければならない
それは 明日も あなたも 俺 ....
壁に掛かった
インクジェットの白黒写真
オレンジの間接照明
ゆれる黒い
液体に乗って
通り過ぎていった知らない人たち
照り返す瞬間ごとに
こまかく失明した
方角のひとつひとつが
積も ....
僕が眠っているまに
アリの行列が耳の中にはいっていく
そしてすこしづつ脳みそを食いちぎって
巣までもどっていく
地平線にはくじらの群れ
遠くまで雨がふり
友達と歌いながら
僕は車を飛ばす
  滅入る
  ひ影
  破裂音の
  木像
  (言葉なしで祈る)
  団地という
  語の 重量と
  つりあっているものらが
  そこらへんにある
  昼間を 歩いて
  菜を刻み
  嗅いで
  寝た
傷まないミルクのあふれる
断面を
あなたは菫といい
蛇といい
わたしは腕としるした
このまま
星の時刻を待とうか
誰も知らない海岸だから
雲が泳ぐ青空
太陽が今日の仕事をしている

降りしきる光は高級だから
散歩の理由はできる。


ざっざっざっ…
赤いスニーカーが2つ楽なリズムで交互に前へでる。
揺れる腰にかかったズ ....
  {ルビ金=かな}ざるを日にかざし
  台所の女は ほほえんでいる
  苔色の直方体のなかで
  いつでもない時間が
  積まれていく
  赤い車の
  座席で 
  わたしたちは
  部分的に
  毀れた

  雪がふり
  たばこを吸い
  腿にふれ
  窓をぬぐい
  寒かった
虎がくすくす笑って居るので
児童に英語をうまく教えられない
私の心は二兎を追って
天空へと翔けて行く
鳩が中々飛び立たないので
やはり英語をうまく教えられない
私は仕事の面接を二本予約して ....
欲望には名前がない、お前は、ガチガチに隆起した生臭い陰茎に幾重もの上等な理性の衣類をかぶせて、空咳みたいな微笑みを顔に張り付かせて表通りを闊歩している、慎重に計算された分だけ良く出来た嘘は真実より .... 夜が暗いなんて嘘ばかり。
私には何か、夜が照るほどに、
蠅の羽の輪郭のような
寂しい嘘のような気配がする。
……私の魂はここには無い。

秋になれば世の中の一般論は薄れ、
遠からない世界 ....
立春を待ちながら
冬を抱きしめる
いとしさに狂い惜しむ
十月にも秋を惜しんだけれど
秋は秋なのだと{ルビ悟=し}ってもいたから

立春を願いながら
冬と心中したい
できることならば秋も ....
なぜ、私はブラジャーを買い集めてしまうのか。
どうして私はブラジャーを買うのをやめられないのか。
いままで、自分に合うブラジャー、自分の気に入るブラジャーというものに出会えたことがなかった。

 ....
  糸球になって いつしか
  あお空へうかびあがっていった
  幼年期のぼくらのなさけなさ

  小さな 薄明るい唇の
  きれいなおさげ髪の女の子
  もう 全然 うつくしくは ....
はるなさんのおすすめリスト(1987)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Of_another_dirty_side- 草野春心自由詩118-5-27
詩論- 杉原詠二 ...散文(批評 ...3*18-5-27
あなたがきて- 草野春心自由詩3*18-5-24
途中で- 草野春心自由詩118-5-24
- nonya自由詩24*18-5-20
愛に生きて- 草野春心自由詩4*18-5-12
恋するペンギン- umineko自由詩4*18-5-6
さいわいなひ- 渚鳥自由詩3*18-5-2
自力引っ越し- A-29短歌2*18-4-17
東京の歌- 草野春心自由詩118-4-8
除光液- そらの珊 ...自由詩18*18-4-8
満月- 古具をふ ...自由詩7*18-3-26
こおっていく- 草野春心自由詩418-2-25
- Yurodivy自由詩418-2-22
20180221_work0000@poetry- Naúl自由詩118-2-21
untitled- かとり自由詩318-2-21
- Yurodivy自由詩318-2-20
- Yurodivy自由詩118-2-18
- 草野春心自由詩218-2-11
重量のある- 草野春心自由詩418-2-11
untitled- かとり自由詩318-2-7
スパっっ。こんなもんです。- 幽霊自由詩218-2-7
ざる- 草野春心自由詩218-2-4
赤い車- 草野春心自由詩418-2-4
山に逃避- 間村長自由詩8*18-2-3
そしてリビングには少しだけ埃が積りはじめている- ホロウ・ ...自由詩3*18-1-28
夜の歌- 由比良 ...自由詩418-1-27
すみれ日記_01.26- もっぷ自由詩818-1-26
小さいおっぱいの目を見張る価値について。(ブラジャー論)- マリア・ ...散文(批評 ...218-1-24
吹替え- 草野春心自由詩218-1-21

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