白い季節
目覚め
きみの
やせた体
きみの
角張った
 

 
 
 
点滅する 過去
点滅する 未来

かろやか な
映 ....
  悲しみを悲しむなよ
  こんなにしずかに



  寂しさを寂しがるなよ
  だれもいないのに



  月があって
  光がある
  たったひとつ
  君がいて ....
もし、子供が生まれたら「ハム太郎」と名前をつけたい。
生まれて、即ピアスと刺青とかして、スプリットタンもさせたい。
髪もシルバーに染めて。

そんで、すげー大人しくて頭が良くてやさしい良 ....
線路の踏み切りに女子高生たちがいっぱい寝転がっている光景を偶然にも発見した。
と、同時に僕の耳は電車の到来音も感知した。
「うわ、あぶねえ」と思った瞬間には時既に遅し。
女子高生たちは電車にプチ ....
 
 
 
教室のはしっこで
うずまいて溺れた
リボン型の蝶は

 
 
きたならしい
箒はそれを払って
夢ばかりつまった
ゴミ箱に捨てる
 
 
落日になじむよう
 ....
こどもたちが
口を真っ赤にしながら
園庭であそんでいる
誰かをつかまえ
気に食わなければ噛みつくために


こどもたちは
細い睫毛にひとつずつ
金銀の王冠をつけており
その毛並みは ....
 
 
 
広告のなかで
おばけみたいな女が
笑う
 
きっと今日も
教卓のうえで
聖典が晒されていて
 
朝飲んだ牛乳の
白さだけが
清廉でしたねと
 
地下鉄をくぐる ....
【茄子をグチャグチャにしながら】
僕の詩を書きたいって気持ちだけで少なくとも、琵琶湖は埋め尽くせると思う。
そして、その水面下で凍えるように気持ちは疼いている。
コンプレックスって洗剤で洗い流 ....
{画像=110522224220.jpg}

ふるえる手の私から

ふるえる胸のおまえへ

心を受け渡そう

ふるえる私の指から

ふるえるおまえの乳房を押え

ひそひそした想 ....
西暦の未来分だけ過呼吸になるというなら(青い背中は、)


「ぼくという、きみというのも青までね」イヤフォン越しにゆらぐ終着


平坦な青にまみれる朝を見たあなたの声にふれてはさめる
 ....
道路に落ちたセーター

片足だけのくつ

ブルーがつよすぎてこまる


町では
たくさんの
自転車が
倒れてる

BBSは
宗教戦争に負けて
家を飛び出した

おれは借 ....
できれば

君を抱きしめてしまう
あの日にもどりたい

あの日
君を抱きしめさえしなければ
今も
君の隣で笑っていられたかもしれない

かもしれない

かもしれないだけなんだけ ....
  薄めのカルピスに溶かした
  致死量のぼくの感傷
  ためらわず飲みほした
  ひどく暑い真夏の朝
  痛みさえ美しく
きみの肌は何度たべても不味い
そのことを告げたらきみはさみしそうに
笑った
汗をかいた君のよるが
わたしだけのものになるから
それはそれで幸せなんだよと
いいたかったけどい ....
点描したゾウリムシが
紙に対して小さくてもいいと思うのです

ゾウリムシは元々小さいから


「27才−言い訳」

とんがりコーンに指突っ込んで

爪!

と言いながら食べても ....
したる雨あなたへの道あるけどもあなたの心つゆほどしらず   万華鏡の街にヒビが入って
  あっけなく砕け散るのは僕の視界だ
  その後に残るのも世界かい?



  公園のベンチにエイリアンが座っている
  その口は動いているのに閉じ ....
やりとげて やらとげてもなお 終わらずに 夏の夜空の 明るさしみて その人の
麦藁帽子の影落とし
額の重さが
夏になった
恋文をだせない決まり暗黙の だまってみあげて
ぼくのこと
あざわらうんだろう
わかってるんだ
どこかでわらわれているって
しってるよ

かみさま
そらがわれる
しゅんかんに
あいませんか
いちばんたかい
 ....
きらいじゃないんだ、ほんとうは
ふたをあけてみればそう
まるでうそをついているみたい
ことばだけじゃ、いつだって
しんじることはできないから

かみなりさま、どうか
きげんをわるくしない ....
プロフィール読んだら
すごく嫌いなタイプだけれど
言葉の使い方が上手いんで
ポイントあげます

いままで
まったく
こっちの作品には
ポイントを入れてくれてないけれど
描かれてる情景 ....
百年前、砂浜に寝そべっていたら
「カニだー」と言いながら幼女がわたしをつまみ上げた
「カニじゃない!」と一喝すると
幼女は両親の元へ泣きながら戻っていった
怒らなくても良かったかな、と少し反省 ....
  言葉から遠く離れた場所で
  ひっそりと暮らしたい
  すべての知識は巧妙な知ったかぶりなので
  確かに必要だけど欲しくはない
  燃えないゴミに紙一重の才能が欲しいな
  いくつ ....
おまえの乳房の形をたどって
月が闇に向かって死んでゆくぜ
ほら
見上げなよ
あんなにも
雲と星屑に讃えられて

死んで
このふしだらな世界からいなくなっちまうなら
 ....
花茶を飲んでいる
うかぶ桜色の花弁
咲けるようにして
1枚くらいは口に入って
いつまでもきみを
いつまでもこのままで
いつか
今を失うときが来る
そのことは知っている
いつもそのこと ....
  あのひとは僕の日々だった



  飲みかけの牛乳パックなんか見てると
  なぜか思い出してしまう
  あのひとと話した 他愛のない未来



  使い慣れたグラスにミ ....
つめたくて

やわらかな

夜中の大気だ

コンビニの袋を

ちりちりといわせ

二人で歩いていた

着込んでいるのに裸なふたり


既婚でいるのに

ややこしいこと ....
  窓のむこうの
  樫の木のむこうの
  こがらしより むこうの
  空が染まるのをみた
  はずなのに いま
  なにもみえない



  窓はかすかにくもり
  樫の ....
はるなさんのおすすめリスト(1970)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冷たい景色- 森さかな自由詩108-2-5
ナイフ- 草野春心自由詩8*08-1-21
もし、子供が生まれたら「ハム太郎」と名前をつけたい- 青木龍一 ...散文(批評 ...24+*07-12-27
スクールガール、轢くトレイン- 青木龍一 ...散文(批評 ...6+*07-12-16
home- 森さかな自由詩507-12-13
うすいスープ- フユナ自由詩22*07-12-12
痙攣するひとみ- 森さかな自由詩207-12-11
僕より頭悪い人っているんですかね。- 青木龍一 ...自由詩3+*07-12-9
秘_密- beebee自由詩1*07-11-30
ブルー・キュラソー- yuri.短歌9*07-11-29
バター。青色- 水町綜助自由詩807-11-19
Oo- こころゆ ...自由詩6*07-9-24
感傷- 草野春心自由詩407-7-9
夜と白昼夢- アオゾラ ...自由詩8*07-7-5
「15才−言い訳」- アザラシ ...未詩・独白507-6-28
恋慕- yoyo短歌407-6-27
プリズム- 草野春心自由詩407-6-22
残業- yoyo短歌307-6-19
影落とし- 石瀬琳々自由詩16*07-6-19
こひぶみ- yoyo川柳507-6-18
いかずち- ゆうと自由詩2*07-6-3
かみなり- ゆうと自由詩6*07-6-1
ポイントあげます- 北大路京 ...未詩・独白72+*07-5-29
百年と女- 楢山孝介自由詩6*07-4-9
穴と手- 草野春心自由詩507-3-24
花々- 水在らあ ...自由詩27+*07-3-19
花茶を飲んでいる- 七味とう ...自由詩15*07-3-14
あのひと- 草野春心自由詩607-2-19
着込んでいるのに- 吉岡ペペ ...自由詩707-2-10
みえない- 草野春心自由詩507-1-27

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