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俺の見つけた法則

聖子ちゃんカットの女の子が走ったりすると
必ず前髪をそろえながら走るいう法則

凄くイライラしたこと

久しぶりにバッティングセンターへ行った時
球が当たらなくてイ ....
宇宙の深淵から
水がひとつぶ
滴り落ちる。 。 。
と、
いのちたちはいっせいに水際に集まり
それぞれに
祈りの言葉をつぶやく
遠い場所で起こった恩寵に
いのちの囁きは共振し
星の瞬 ....
荒野の中に人柱が建つ
立ったまま
石と化して
柱のように天に伸びる人の残骸
人生に遅刻した者
あるいは 人生から早退した者の
群れが
向日葵のように咲き揃っている
そんな人柱の
列石 ....
虹が
吹雪いてるよ
夜の窓は魔法であるから
てのひらに息を
当てて
もつれている糸を
たぐる、ダウンは
少しジッパーが
しまりにくい

川と友達になりたい
流れの無限に逆らい
 ....
冬の窓辺に羽が生えてました。氷の。
寒い地域に生息する鳥は、夜に飛びます。
誰も姿を見たことはなく、窓に羽を置いていきます。
窓ガラスが羽の形に凍っている ....
かたまって いる
つめたい ひかり

ひとつ だきしめたら
しずかに とけていく

おおきな てに ふれ
おちていく ちいさな

きょう の しずく

ゆるやかに ゆびさ ....
本当は存在しないもの
駄菓子の当たり
国境線
赤道


本当は存在するもの
自販機の当たり(たまに当たるんだぜ)
戦争
孤独


ほんとうはさみしいんだ
ほんとうはね
外で詩を書く

治ったか疾

中で
溶けていく
歩きながら

しかし
幽閉している
出ないから

ことばで
情けない

慰める切実さが
僕の遊び

ひとり雨フル
 ....
まばらな鳥の群れ

なんとなく
不穏な思いを託す

海が見える
感じているだろうか

彼等の
飛んでいるのを追う眼

シンキロウを
奏でる朝日に
大阪南港の
廃墟が上 ....
ちずと ちり
すきに ゆく

わたゆき こゆき

とおに まわりに
さからって

かすり とけ しみる

ながい
そら
 「今夜も夜空が見えない」と
  老いた猫が嘆きます
  だれも教えてくれませんでした
  嘆く猫の目が閉じられたままであることを
  だれも老いた猫には教えてくれませんでした

 ....
アホになりたいと
願う
アホになりたいです
山さん
アホなことでありたいです
おひーさま

壊れていけませんでしたから
カナグリ捨てられるのも
惜しみましたから
引きずったまま
 ....
近所には小さな墓地があって
近所には野良猫がたくさんいて
墓地の奥は鬱蒼と暗く
木々が生い茂り
墓地を取り巻く壁は
どこまでも白い

その白さに毎朝
昇ってくる日の光が反射し
仕事に ....
俺の血液型はO型です
大型じゃありません
O型なんです
俺は血が薄い男で
時々頭がくらっとして倒れそうになります
美しい女性を目撃したときも
頭がくらっとして倒れそうになりますが
それは ....
障子を そりで 滑る
目で 滑る

黒い瞳は 夜で
誰かが つぶやいた

名前が 揺れて

ずっと そばにいるんだ
閉めた囲いの


すべっていくんだ
きらした 夕陽
しけこんだ 空

ひざっから ころころ
てかり けろけろ の

さとされたりは しない


 

 
   丘が燃える
   潮騒の果てで

   ラムネ壜の中の気泡が何処から生まれ
   そして何処へ消えるのかを知っているだろうか
   耳を澄ませば聴こえるだろう
   遠い海の ....
右耳の穴から垂れ出した
一筋のサンショウウオがてろりんと着地し
長い尾をぞろびかせながら水の
水のある方へと歩いていく
一方僕といえば
家の前に横たわる幸福な犬の死体を幸福な面持ちで ....
  冬の木漏れ日の中で懐かしい歌を聴きました
  懐かしくてももう泣けない自分がいました
  それが寂しくてそっと瞳を閉じました
  太陽が淡く輝いた冬の日のことです


  太陽 ....
育った道を
バスが交差して
くねりながら
震えるのに
指で

ケータイいじりながら言葉を差し込む
自分の未然形


スガシカオな戦慄で
歩く

悔い改めることが雨と流れて吹き ....
   冬のくじらは島になりたかった
   椰子の木を一本 背に飾って
   あの人のために家を建て
   そして浜辺を用意した


   一人きりの夜に 歌を歌う
   夜の海に ....
記憶のない誕生日

うまれたからだならなんだかしらないがとてもつきはてるにははやすぎのびていくいとはほそくたよりない


昔の誰かの考えを辿る
遡っても白いだけ

白いだけに父

 ....
目を閉じて
目を閉じる前に見た雪が
空へと戻るつづきを見る
白く小さな音を見る



雲の鳥がほどけて落ちて
土の上の鳥になるとき
すれちがう雪の言葉には
ほどける前 ....
冴えない空気だいつもわたしそう思う
まるで鈍くなったカミソリで作ったような
にせもののメロウ
にせもののヴィジョン


力のないわたし社会と自身をだまくらかして
読み進まない文庫本を片手 ....
肩に 近づいた 
未解決 の おでこ

つんと おしもどすと
書くっと 

ねる
  言葉を重ねれば重ねるほど
  伝えたいことが遠ざかるような気がしたんだ

  だから今日はもう何も言わない

  沈黙の中でこの感情は満たされるだろう
  目を閉じていても そ ....
らりりりり、るるりらり。
らりりるりり、るるりらりら。
らりらりらりりろ。るるらりりるるる。

こんにちは。こんにちは。こんにちは。

らりり、らりり。
世界はPink。
 ....
  来るな、
        ここから先に火柱が上がる
   
   
     来るな!                    
        はじめから、ここにいる


     ....
さましている
頬 の 上

いくつも の
星が 
裏側 へ

地殻に 馴染んだ
息の まつ毛

強く つられて

苦い ゆきゆく 渡りを
にごらない 粒に 
かえていく
夜中、目がさめて階下に降りると
君が僕を積み上げていた

たどたどしい手つきで慎重に積み上げ
途中で崩れると
ふうとため息をついてまたやり直す
時々どこか気に入らないようで
何か ....
ふるるさんの自由詩おすすめリスト(4548)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
俺はトラックの運転手なのだ〜1- 純太自由詩605-1-13
水宇宙- 岡部淳太 ...自由詩6*05-1-13
人柱- 岡部淳太 ...自由詩4*05-1-13
いいんだ- 石川和広自由詩10*05-1-13
冬鳥- ふく自由詩4*05-1-12
そえ_いく- 砂木自由詩9*05-1-12
イメージ・地球儀- ワタナベ自由詩8*05-1-11
最近- 石川和広自由詩3*05-1-11
じっと見ている- 石川和広自由詩4*05-1-11
しろ_もじ- 砂木自由詩4*05-1-10
黒猫の話- 嘉野千尋自由詩5*05-1-9
R&B- 石川和広自由詩4*05-1-9
墓地の壁- 岡部淳太 ...自由詩7*05-1-9
血が薄い男のバラッド- 岡部淳太 ...自由詩4*05-1-9
滑走- 砂木自由詩8*05-1-9
- 砂木自由詩3*05-1-9
潮騒の丘- 嘉野千尋自由詩10*05-1-8
身辺雑記より(八)- たもつ自由詩205-1-7
十三月記- 嘉野千尋自由詩45*05-1-7
ふるえ声- 石川和広自由詩4*05-1-6
冬のくじら- 嘉野千尋自由詩9*05-1-6
記憶のない誕生日- 石川和広自由詩4*05-1-6
つづき- 木立 悟自由詩205-1-6
カラスは仰向けに- 半知半能自由詩4*05-1-6
夢中- 砂木自由詩6*05-1-5
_- 嘉野千尋自由詩7*05-1-5
「らりり」- PULL.自由詩205-1-5
冬の信号弾- 石川和広自由詩1*05-1-5
かわる_- 砂木自由詩5*05-1-4
身辺雑記より(七)- たもつ自由詩2205-1-4

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