すべてのおすすめ
マコという名の女、短いスカートで
呼吸する、女
すっ、とん、
京都、清水の舞台から
飛び降りることもぜずに
さっきから側で
魚の浮き袋が肥大していく病気を
ただ静かに見ている

 ....
がんだち たちまい どーん ど どーんや
まいふく みめい の きんらん こまどり

いわさく めぶきよ もえふす しじま の
いてつく このむね かたみの つづら よ

つちあげ かぜと ....
 堆積する僕らの羽で世界は作られるという話。


リノリウムの床を滑らない上履きの爪先
ゴム製の高音が窓に当たる
スーパーボールの見えない躍動
それが、君らの証しだ。 そして


 ....
俺、おまえ、鋼、はがっ
ね、おまえが、かかかかか
かかかたい、硬いはがっ
ね、俺が鋼
お願いです
どうかお願いします
回転寿司屋臨海丸
のカウンターに俺とおまえは、こしっ
かけ ....
ブリッジをする君が足元
そして腕のあたりから
徐々に橋になっていく
なぜ君はブリッジをしていたのか
なぜ本物の橋になる必要があるのか
僕らは何を間違えたのか
かつて優しい嘘で慰めの言葉 ....
まくらヤミのなかで おもったよ

ぼくがミツメルさきに かがやく ヒカリ

めをコラシテよくよくミていたら

きみがいたんだ

きみはめをつぶったまま テサグリして


 ....
               
               
               
     〜 〜 〜     
     〜 〜 〜     
     〜 〜 〜      ....
校長は絶好調!俺は田舎侍、
辻斬りするの、ザウルス
すべからく太もも弾け、
今日は良き日であるの、ザウルス
あっぱれ、俺は因数を分解する、
分解し続ける、ズシン
が、因数は俺を ....
桜色の花びらが、黄土色した池に散った。
三匹の亀がいっせいに昼寝した午後に
冷やされたソーダが飲みたくなった。

鋭い花びらはなくなって、柔らかな日差しが透き通る
昨日の約束を殴り書きした電 ....
切符を持っておられますか?
差し出してきた手は恐ろしく

何処までゆかれるのですか?
こんな私には判らないのに

掌に握った切符で
何処まで行けるのかも判らない
私は彷徨うだけなの?
 ....
映画のポスターが貼ってあって
黄色い文字で
 「瀬戸物の縫い目を飲みほして」
って、うわぁ、どんな映画だろう

楽しいことはまだあって
お父さんの真っ黒い名刺
とか
公園の植え込みに倒 ....
水鉄砲でピューピューと首のあたりに当ててからかって
でもだんだんムカついて来たからコップの水をバシャッとかけてやりたくなってきた
やっぱりバケツの水を遠くから助走を付けて浴びせかけてやりたい
そ ....
ハジメ
空から
電波

によると
によると
よると
よるとに
よるとにい
よるとにいち
よるとにいちゃ

夜とにいちゃんがたたかって
たたかっているにいちゃん負けながら
負 ....
ファンタでカップ焼きそばを作る(半笑いで)
嗚咽(孔雀のような)
キニーネが効く(肩に)
勃つ(旅に)
白い肌に憧れる(3点)
赤い髪、青い髪、黄巻き髪(口内出血)
デッサンが変(脳内出血 ....
(月が3mm近い夜(水もちょっと(月の下で(
部屋で独り(一人(グラニュー糖を(啄ばんでいた
(グラニュー糖だけ(じゃない(プリン(を(
バニラやミルク(使用(作っていた(カルーアを
(ちょっ ....
紺色の制服を着て
学校帰り
電車の中で何かが抜け落ちてゆく
 
降りるはずの駅をやり過ごして
いつもかよった
県境を流れる江戸川の河原

ただ
空が広くて
ただ
風は流れて草の匂 ....
さよなら、ブラジャー
白くて
可愛い布切れでした
もう誰に着けられることもなく
誰に脱がされるわけでもない
ブラジャー
風に吹かれて
善光寺参り
夏の夜
夏の海

砂、砂

そっと手に掬う
一粒、ひとつぶ

祈る、祈るのは
誰のため?誰かのための

作りかけの自分
少し、すこし傷に砂を入れたい

自分が変われるのか
 ....
バカ男、お腹すいたー
お腹すいたよお
バカ男、お腹すいたってばー
お腹すいたよお

ええっと、誤解のないように言うと
二回目と四回目は
オウムのピー君が言いました
ピー君は他に ....
牧場は、今日も晴れるや。
山の向こうまで続く青空に
ポツリ、ポツリ 綿雲
良く乾いた干草が ホロホロと
風に浮かびそうな具合で
何となく 美味しそうだと思うのは
雑食動物の脳内変換 ゆえ
 ....
毎日見慣れた部屋の中で
いつもと少し 
違う私になって見ようなんて
時間も いつもとは
少し違う角度で流れて


早いうちに片付けも終えて
それも気が向いたところだけ


テレビ ....
星砂の手紙を
ひとに送ったことがあります

便せんを折って
さらさらと封筒に注いで

指先かすかに潮と日差しの匂い


やがて返事が来ましたが

便せんにささっていたとか
ぶち ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=257400    {引用=バージェス化石群のうかぶ
地底の暗がりで
水晶の音を聞きながら
ねむっていた
あなたへ

拝啓}
東北本線の夜行便が
山沿いの陸橋をちいさくわたり
けわしく青らむ空の奥 ....
扉しかない部屋で
君は朝焼けを食べている
朝焼けを食べ終わっても
朝焼けはなくならない
俺が隣で朝焼けを描いているから
なくならない朝焼けを食べ続け
そして君はまた扉を排泄する ....
朝起きると両目がハートマークになっていた
しかし見た夢は思い出せない


ご飯を食べているとキリギリスが大口開けて飯を食わせろという素振りをした
仕方なくレタスを詰め込んでやると礼のつもりか ....
  幸福を抱きとめて静止するあなたは、蕾のすがた
  胸に手をあててわずかにうつむくその、
  長い祈りにも似た、沈黙


  春を知る朝の、淡い喜び
  風が冷たくても、
   ....
人さらいは人をさらったことがない
これからもさらう予定がない
けれど人さらいは人さらい
それは何の比喩でもなく
人さらいが人さらいであるということだ
何故人さらいは人さらいなのか
生まれた ....
受け止めかねる日々が
一日の中にいっぱい
押し寄せてくる
あるいは、波の中にもみくだされ
僕は
思い出の中のせいぶつになるように
ウニャウニャと日々を漂う
生き生きした面影を失った画面の ....
テーブルの上ではコンニャクが
ぷるんぷるんとダンスをしている
花束は戸籍を失効してしまった
僕のポケットには扉が無い
行きつけの店で転んだまま
起き上がれない児童相談員は綺麗な歯肉
 ....
ふるるさんの自由詩おすすめリスト(4547)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
マコという名の女- たもつ自由詩605-4-17
春_かすみ- 砂木自由詩5*05-4-15
堆積する、あらゆる羽で世界は作られる- 千月 話 ...自由詩11*05-4-15
- たもつ自由詩605-4-15
ブリッジ- たもつ自由詩905-4-14
クロ- 自由詩705-4-14
箱式- 槙田雪自由詩705-4-13
ザウルス- たもつ自由詩605-4-13
ソーダが飲みたくなった- チャオ自由詩1*05-4-13
片道三七〇円- シギ自由詩105-4-12
僕と踊ろう- k o u j i * ...自由詩405-4-12
水かけ論- マスイジ ...自由詩6*05-4-11
によると- 石川和広自由詩8*05-4-11
右脳のバカ- ピッピ自由詩505-4-11
水の月- ピッピ自由詩605-4-11
17歳- さち自由詩6*05-4-10
何度目のさよなら- たもつ自由詩1005-4-8
体がないから文字を与えて存在させます- 完食自由詩8*05-4-8
言葉- バカ男自由詩505-4-7
裸のマリー- 千月 話 ...自由詩10*05-4-6
君のいない休日の午後- さち自由詩4*05-4-6
星砂の手紙- 小池房枝自由詩5*05-4-4
羽化するものを- 小池房枝自由詩12*05-4-4
風景観察官の手紙- 朝倉キン ...自由詩23*05-4-4
- たもつ自由詩1305-4-3
時差エイプリルフール- ヤギ自由詩14*05-4-2
木蓮/長い祈りから- 嘉野千尋自由詩12*05-3-31
人さらい- たもつ自由詩1805-3-30
海岸- 石川和広自由詩10*05-3-30
優しい仕事- たもつ自由詩805-3-30

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