すべてのおすすめ

 惜しい茜色 小鳩やんか

  代議士の庭の老大木 巣喰えぃヤ
  表肌裏肌 かさぶただらけでぃヤ

減光電車道
  つんのんめって

小石河原小石河原小石河原小石河原
 小石 ....
ココアの缶をチロッと舐め
「おいしくない。」 と
首を傾げる君 おめでとう

風船に鼻を押しあて
あらゆる角度からのぞき
「なにも入っていない。」 と
泣き出す君 おめでとう

布団 ....
ときどき
おるごおるを ひきだしからだすと
ものがなしい おとがする

くらいなかから
ながれだすおと

ゆくえはみえず
かべにあたって
しみとなる

てんじょうの かお
を ....
 誰か 呼んでる
 あたしを 呼んでいる


 砂漠に沈む太陽
 陰影を深めゆく愛しき人々
 ああ この場で息絶えてもよいのだ


 小さな砂嵐にいつも まかれていた


 口 ....
  


とうさん


せんせいのおはなしには

ぼくらでてこなかったね


ぼくやまねこさんのように

どんぐりのさいばんしたかったな


くらむぼんみたいな友達ほし ....
老いたるロメオ

命の根源を
回復するためにロメオ
二十四時間を
眠りつづけて浮かぬ顔


麟太郎の幸

『あかるい黄粉餅』
満喫してのち
帰って来た町
秋の日は落ち
 ....
日曜の朝刊はテレビ欄から読むのを習慣にしている
新しい連続ドラマなどやっていないだろうか、なんて
A4サイズに畳まれた新聞をA2まで広げたとき
私はテレビ欄に挟まれていた1本の髪の毛を発見し ....
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もちろんYES
YESYESYES

並びに並んだ
あなたの名前
あなたの名前
あなたの名前
ときどきクリックしては
ウインドウを開く

あな ....
生温いなら

フェルミオンだけ

食えば




夜通しなら

頭とれると

思ってるん




2人なら

でんでん虫

欲しいんか



 ....
木の幹の中は
小人の国
「冬」という地下の駅から
汽車の音がきこえるよ
しゅっぽ しゅっぽ
長い長いトンネルぬけて
しゅっぽ しゅっぽ
新しい緑の帽子をかぶった小人たち
夢と希望ととき ....
ほんのつまらないものにも
隠された意味があるのだとしたら・・・

どうしても捨てられない
くたびれたぬいぐるみ
君はずっと見てきたんだ
転んで擦りむいた膝小僧も
叱られてこぼした涙も
 ....
先生
なんにも
なあんにも見えないんです
なんとかしてください

心因性超近眼
あのひと以外見えないんです
どうにかなりませんか

先生
それってコンタクトレンズですか
恋の盲目 ....
ひどくちいさなくつでした
今朝
うちの庭に落ちていたのは。
我が家には
ぼくと
妻と
ロビンソンしかいませんから
あんなちいさなくつが落ちているなんて
そんな
おかしなこと
あるは ....
正直に言います

今 あなたを見つめてました

ふいに目があって

慌てました

アッカンベェをしました


正直に言います

アッカンベェは 嘘です


心でそう言っ ....
彼が台所で欲情した

ごめん

もう




私は誰ともできないの
だって子供ができるんだよ
できたらいなくなるんだよ

彼は
左手でポケットのコンドームを揉みしだき
右 ....
あの日
しかられて家を飛び出した少女の私は
夜に足をとられて川べりに一人
飲み込まれるのが恐くて泣いた

もう誰も私を見つけない気がした
一人分の砂利の音は
風に揺れる荒れ草の音に
さ ....
パスタを茹でる間に
僕は死んでしまった

彼女は救急車を呼んで僕を運んだが
既に手遅れ
帰宅した彼女は
味のないぐずぐず茹ですぎのパスタを
僕の最後の料理を
ひとり頬張る ....
私に風が吹いたので
草が揺れ 花が揺れた
蝶がはばたいたので
私が揺れ 風が吹いた


今が流されてしまった
私は尋ねてまわる
知らない場所から
知らない場所へと


風が通り ....
イタリーとエチオピアの混血女
闇をたたえる目 かたちのよい鼻
「{ルビ男の子=ムスコ}がひとりいるの」
ジョニ赤のハーフボトルと果物

褐色のぬれるような不条理
ぼくたちは深夜の街をは ....
年老いた子供たちは
宇宙戦艦ヤマトの艦長になって
強力無比のバリヤーに守られ
波動砲で全ての敵を蹴散らして
前方に広がる星の海へ

嗚呼でも
極厚の特殊合金越しに
宇宙の寒さが身に染む ....
お母さん
僕を行かせてよ
このままここに
張りついてはいられないよ

新しい靴は
履いてみただけじゃ
いいか悪いか
わからないよ
歩いてみなくちゃ
走ってみなくちゃ
転んでみなく ....
夕焼け の 細い指 輪
つなぎとめて

白く めくれた
枯れ木 の 小屋

ころり
まぶた
なくし

星 の 皮
扉 に 

歩いて 帰ろう

とおい きてき
 ....
たくさんのガラクタの中から
どうにか使えそうなものだけを拾い集めて
この国を作ってみました

某大統領の
20年前にボツにされたPR用写真とか
某独裁者の
校正もしないで出しちゃった自叙 ....
寒さは人を侘びしくさせるので
細い雪道ですれ違う時は
どちらからともなく微笑みあって
凍えるのを防ぐ

カタクリの粉を握るように雪を鳴らして
灯りのもとへ帰る人の足どりを子守唄に

産 ....
 「捧げる詩集」(1995年・緑鯨社)には、1988年から1990年にわたって個人誌「風羅坊」に発表した作品を収めた。個人誌といっても、B4用紙に短い詩を毎号6〜8篇コピーして読んでほしい人に見境もな .... また打ち萎れて

寄せては引きゆく

涙の日々が尽きません

失う度に

一枚の半紙の表に

愛しい名前を書くのです

それをそのまま

月夜の窓辺にさらし

裏に返し ....
空がこんなに澄んでいるから

泣き顔じゃ

いけないと思った

髪を綺麗に切って

君に逢えばいいと思った
僕は花屋に行ったよ

すこし

照れくさかったけど

君に花を贈りたかった

かすみ草だけの

花束だよ

ピンクのリボンをかけてもらったよ

僕は

これ以上は望まな ....
モーパッサン『女の一生』一冊鞄に放りこんで
矢も楯もたまらずナリタを飛び立った
あたらしい眼鏡がなじまないので
いらいらするしエコノミーの狭いシートもきつかった
そのうち左手親指つけねがい ....
遠くで雷の音がきこえる

俺は 雷も稲妻も嫌いじゃない

雷に打たれないと
わからない 衝撃
走る稲妻のごとき痛み

雷に打たれたような
突然の出会い
突然の別れ

春の雷に
 ....
ふるるさんの自由詩おすすめリスト(4547)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ガガ詩#02- 中村トク ...自由詩304-2-11
三つができる日まで- 湾鶴自由詩5*04-2-10
おるごおる- 岡村明子自由詩604-2-10
バグダッド・カフェ- こん自由詩704-2-10
豚の唄- AB(な ...自由詩22*04-2-10
四行詩六篇- 狸亭自由詩704-2-10
毎朝、新聞を読むためには- たもつ自由詩1604-2-10
- RT自由詩404-2-10
しもた- 喫煙変拍 ...自由詩204-2-9
しゅぽっ!- 春日野佐 ...自由詩504-2-9
テディ- さち自由詩3*04-2-9
コンタクトレンズ- RT自由詩2*04-2-8
神様ミステイク- かなりや自由詩404-2-8
告白- さち自由詩5*04-2-8
- 山内緋呂 ...自由詩7*04-2-7
ほたる- 石畑由紀 ...自由詩704-2-7
パスタを茹でる間に- RT自由詩4*04-2-6
- 和泉 輪自由詩704-2-6
ソフィー- 狸亭自由詩304-2-6
スペース・オペラ- まんぼう自由詩404-2-6
自立- さち自由詩3*04-2-6
星_の_きてき- 砂木自由詩6*04-2-5
危機的あんぽんたん- さち自由詩5*04-2-5
冬の音- 石畑由紀 ...自由詩604-2-5
あとがき- よねたみ ...自由詩1304-2-4
しつれん- 純太自由詩704-2-4
青_空- さち自由詩8*04-2-4
★22_カスミソウノハナタバ- 貴水 水 ...自由詩304-2-4
三月のバラッド- 狸亭自由詩204-2-3
☆40_カミナリノヨル- 貴水 水 ...自由詩204-2-3

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