すべてのおすすめ
めをとじて
いない いない

でも いないことを まだ
かくにんしたくない

せんしゅうの おわり
あなたと あって
こんしゅうの おわり

めを とじて
いない いない

 ....
酔いにまかせて産み落とされたたまごたちが
そこかしこでひしゃげて身をよじっている
主人の子宮に戻れるわけもない
ばつの悪さと気恥ずかしさと
タクシーの排気ガスで満ちる街に陽が昇るころ
ぬ ....
いくつかの部屋は音もなく連結した。触覚を結ばれた虫達は手足を麻痺させた。苦しむことの自戒は書ごと焼き討たれた。その日からあらゆる喫煙が禁止された。
今、歯車は轟音を立てて回り始める。台座は細かい亀裂 ....
ゆれているので
こっくり こっくり
あいずを おくった

しんぱいっていう わすれものを
とどけたり とどけられたり

いっしょに いない
きもちと きもちを つないでいくために
お ....
私は素手で土を掘った
逆さ剥けから血がにじんだ
さらに掘り進むと爪が剥がれた
赤土は血を吸いながら悦んで湯気をあげた

肥ってはいるけれどゆがんだ芋虫が
私の掘った穴から這い出し ....
(ア、ア、マイクテス、テス、本日は晴天なり。)
がぁーん チャペルの発声
ほとばしる 薔薇 バラの花びら
ひゅうひゅうと襲われる

トレーシングペーパーで透かしても
バラの雌蕊は包まれて  ....
朝と別の朝はつながり
声や水を憶えている
光や傷を憶えている
頬をかすめゆく小さな 小さな
見果てぬもののかけら かけら
定まらぬ世界をゆく定まらぬもの



水色と銀色
 ....
もじれつ のはいれつに
ふるいに かけられた
おでこーろん 

さややかに よこにも
つるきん たてにも

とろく とろ とこ
ちいちゃな いしは 
はじきとばし おー

お ....
与作さんやーい
こっちだーよー

元気をだして
いこうよわっしょい

気持ちのいい汗を
かこうよわっしょい

よっしゃー


よっしゃー


のってきました与作さーん
 ....
先端。ひねくれたぼくらは、落として割らないように気遣う手つきなので。鉛筆を眺めていると、とがっています。触れる表面のことを、甘美に思い出します。肌身でぼくを揺り動かすのは、電話帳を眺めればいくらかの人 .... どうしても空を飛びたいらしいので
象が踏んでも割れない筆箱をあげると
「二郎さーん!」と言って地面に投げつけた

私は冷や汗をかきながら
「確かに弟ができたら二郎と名付けるつもりでした」
 ....
ちさ とり わけ た
ちせ ゆく ほほ に

まわす ひばな のの
まざる ひざし やや

さと せぬ から な
くり ゆく みや や
沈んでゆく まま
煙る 山の稜線に

つながれた 足首
舐め 影 さすり

行けども 喰らえない
案山子の ぼうふらに

低く うめき ひそむ
まだ 試した事のない

 ....
プリントを握り締めて
廊下を駆け抜けた

ひるやすみ  二十分

あぁ あの先生のところに書類を取りに行って
それから放送もしなくちゃ
合唱の練習
ポスター貼って あ 筆記用具忘れた
 ....
あしたという じを なぞっても
とけない なぞだらけ

ゆらゆら ゆれる
ここよ ここにいるわ

てより かくじつに ふるえる
たましいの こどう

しって しってほしいの
わかる ....
瞳孔が広がってきたな
俺も一生廻りあえないほどの汚ぇ顔してんだろう
金があっても無くても奴らからのモノはいつもカルキ混じりだな
ったく、口の中が臭くなるんだよ

ケイなんでそんな楽しいの
 ....
船の停泊しない
図書室には
匂いがない

ブラインドの隙間から
斜陽
カウンターに落ちた
向こうで
司書が背中の羽を
二度動かす

白い付箋のはられた
いくつかの椅子は ....
はめこまれた
月 太陽
けれど 遠い所の土地だ

体でいけない場所だから
波おこして 乗るように
向かう

まわるカレンダーの
赤い丸は 
ボタンになっていて

指先から舟にな ....
                  「メリーゴーラウンド」 12

  ごめんね

見覚えのない人たちが
みんなわたしのことを知っている
という状態が
こんなに落ち着かないなんて
想像 ....
ゆめのぬけがら
すぎさるじかん

いまここにあるのは
しあわせのあしあと
いまここにあるのは
ぼくとくるまいす

きみは しらない
ぼくが すごしてきた
きみと おなじ
 ....
口をつぐんで 歩き出しては
くるはずもない未来に おびえたり
あるはずな私のかげに すくんでみたり
うつろいがちで ためらいがちな 過ぎ去る雲

ぱちん ぱちん
計算機たたいて ないはずの ....
僕のなかで名もない何かが暴れている
鎮めるための唄をうたっておくれよきみ


タイムカプセルの話なんか持ち出したりして
そんなんじゃいつまで経っても
掘り起こすことなんてできやしないさ ....
喉が渇いた気がしたのに
水を飲んでも
潤わない
ああこれはきっと
わたし

乾いてるんだ
まるで胃が裏返るように
我慢して
我慢して
でも限界がきたら

胃が裏返ったあとに
 ....
夜の神社は出店の明かりを一つだけ灯しているという話である わたしはまったくの夜にそれを探しにいく狐である 闇に薄れるわたしを見守るわたしはやはり夜の闇である 明かりは不思議と風にそよぎながら同じ場所を .... この街にあるピアノの
ひとつひとつに
シールのようなものを貼っていく

たったそれだけのことで
君との近さや
遠さを
はかることができるのかもしれない

僕の心臓のすぐ側
 ....
むくろ に入った無実が
ちりちり と はえる

あれから 誰になるのか
飲み込んで 噛み切られるまで

とどめは さしたが
とどきは しない

光点の天
よりの
送源
 ....
 糸のほつれは オークルの頃
 所在なく 布地を這う

 砂漠の穴を探って
 袖をとおしてゆくドレッサー

 底から透けて
 ダークブルーのストッキング
 トレモロの流線
 
 す ....
 


  桜の花びらが痛い
  速度で
  桜吹雪のなかを私は走った
  青い湖を抜け
  アスファルトの細道を
  オフロードバイク
  のアクセル吹かし
  (鱶ではないが
 ....
a)

足りない
右の手


本は昨日から
ゆっくりと
閉じられた
まま


b)

たくさんの階段や
もっとたくさんの
階段
のぼる足音や
もっとのぼ ....
からみあう木の根をくぐり
風のない海に出る
陸のほうへ 陸のほうへ
風は高く飛んでゆく
砂には浪が残される
浪のにおい 浪の色
浪のかたちが残される



雲は深く降りて ....
ふるるさんの自由詩おすすめリスト(4548)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いない_いない_ばー- 玉兎自由詩404-10-28
たまご- 石畑由紀 ...自由詩504-10-27
自白- 黒川排除 ...自由詩104-10-27
きょうが_いく- 玉兎自由詩1004-10-27
赤土の唄- 佐々宝砂自由詩1104-10-26
ウエディング- 湾鶴自由詩904-10-26
かけら- 木立 悟自由詩604-10-25
かおんのしゅっぽっぽー- 砂木自由詩13*04-10-25
おーい与作さん_その2- 不老産兄 ...自由詩104-10-24
さきっぽの、夜- nm6自由詩704-10-24
飛行訓練- 木葉 揺自由詩24*04-10-23
みや_の- 砂木自由詩5*04-10-23
- 砂木自由詩9*04-10-23
文化祭前- anne自由詩2*04-10-22
ひとり- 玉兎自由詩204-10-22
汚ぇ顔〜18才・冬- 純太自由詩404-10-21
図書室- たもつ自由詩3704-10-21
しずく_の_まどろみ- 砂木自由詩9*04-10-21
ごめんね- アンテ自由詩6*04-10-21
ぼく_と_くるまいす- 玉兎自由詩704-10-20
ひとつ_ひとつ- 玉兎自由詩404-10-20
邂逅- 本木はじ ...自由詩404-10-20
渇き- チアーヌ自由詩304-10-20
来たるべき眠りのために- 黒川排除 ...自由詩104-10-20
台風- たもつ自由詩904-10-20
ひびいてくるもの- 砂木自由詩4*04-10-20
- 湾鶴自由詩2*04-10-20
疾走せよ!鱶- 天野茂典自由詩504-10-19
惜別- たもつ自由詩1404-10-19
黄金の子_Ⅱ- 木立 悟自由詩304-10-19

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