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雨の日
ぼくは変化する
感覚の順位が大きく入れ替わる
臭覚が敏感になり、視覚は大きく順位を下げる
いつもは感じなかった匂いを感じることができる

アスファルトが雨を吸い込む時の危 ....
クリームソーダを注文すると
ウェイトレスは 少し
嬉しそうな顔した

昔の僕は デパートメントストアの屋上に行く
そこで 必ず クリームソーダ
注文して

その透明な緑の泡 ....
午前中、こどもと明治神宮の宝物殿の前にくりひろがってる芝生へ。

いろんな鳥がいました。

うわあーい。

場所としては苦手ですが、鳥はすきです。

そういうのを気にしないで、鳥をみて ....
もし、詩を書くんなら今しかない・・・! 
って思ってね 
旅人の俺は今±0℃の六甲山頂の塔の上で 
らがーびーるの空き缶を手に 
凍てつく風に吹かれながら 
真っ赤な顔を{ルビ嬲=なぶ}られ ....
 
宇宙まで手が届きそうに
よく晴れ上がった日曜
走る車には、
運転席と助手席にふたりだけ
高い青に向かって
咲き乱れる桜を見に行く
ふたりだけの家族
  
  
  
花は、目 ....
秒針は螺旋の軌道を描いて
歩くことでは辿り着けない場所に
らせんらせんを運んでいく
生まれることで届くだろう
窓の外で、まどのそとで

  ラッシュアワーに平気で押しのける
  普通に見 ....
あたしの手は
朝ふとんをたたむことからはじまって
3人ぶんのご飯を作ったり、洗濯機に洗濯物と洗剤を放り込んで、
それを干したり、部屋じゅうの掃除をしたり、車の運転、
鉛筆を持って字を書いたり
 ....
 
 
 
 
・あいじん
 
雨の色に濡れる
言わば、瞳にも似たひと
 
歌うように憂うものだから
永久という箱に
追いやられてしまった
 
 隠れる、ようにして
 
 ....
川の向こう岸に 
「矢切の渡し」と赤字で書かれた 
白旗が 
緩やかになびいている 

広々とした土手に座った僕は 
右半身を暖かい日にそそがれながら 
左半身を冷たい北風に吹かれながら ....
 
なぐさめ方が
せつなすぎるから
苦笑してばかりいたけれど
ちゃんと泣いてくれる君の横顔を
ろくに見ることもできないで
最後にはいつも涙が零れていた

北風が目にしみるね
ふたりの ....
世界よぶっちゃけろ
全ての主語を休ませろ
俺は全人類とぶっちゃけトークしたいんだ
大好きなあの娘とも大嫌いなあの野郎とも
互いの立場を忘れてぶっちゃけトークしたいんだ
「最近どうよ?」「自分 ....
頭の中は海のようで

たくさんの言葉が泳いでいる

言葉は魚

釣竿を垂らすと

たまたま言葉が一匹釣れたりする

その言葉を餌にまた別の言葉を釣る

その繰り返し ....
今年娘が
中学を卒業する
生まれたときに
そばにいてやれなかった娘だ
海がめの背に乗って
海中のテーマパークに行くお話を書いてやろうと思う

今年娘が
中学を卒業する
俺に似て
出 ....
最近、体が重くなった
癖がひとつ増えたから




街中では
がちゃがちゃと
大人たちが
癖を重たそうに
引きずりながら
歩いている


誕生日にひとつ
プレゼントされる ....
さざんか (ひたむきな愛)


ぎこちない言葉をどんなに重ねても

降り積もっていく紅には追いつけない

つないだ手と手のささやかな温もりだけが

行間に溢れる紅を伝えようと ....
               081226




1939年製の並四ラジオをレストアし
ケータイ化も出来たので
朗読イベントの小道具に試用した
お客様は好意的で
耳を澄まして聴いて ....
詩人とは・・・ 
夜風に哀しく{ルビ項垂=うなだ}れる 
名も無き 
独りの草である 

詩人とは・・・ 
哀しみの野へと分け入る少年の 
蒼い背中に慰めの音色を贈る
竪琴奏者である  ....
今日は水族園の定休日
清掃はぼくの仕事だ
すっかり水の抜けた巨大水槽の中
頭上に燃える太陽
遠くジェット機が白い尾をひいて空を行く
濡れたコンクリの地面に空から落ちた星のように
 ....
あなたが
絶望しませんように

会社は
家族なんかじゃなかった
マルクスだとか
神の手だとか
結局
支配するものされるもの
王と下僕
契約

生きることに
契約を持ち込んだ
 ....
去年竣工した豪奢なホテルはファサードからエントランスに到る壁、柱、床すべてがドイツ産のジュライエローの大理石で覆われている。様々な角度で切り取られたアンモナイトが磨かれた大理石の表面のいたる所にある。 .... 味気ないくらいがちょうどいい
過剰な反応は何かと誤解を生みやすいしね

理性と感情がね、むずかしい時ってあるんだよ
ここをどっちに曲がればいいのかは、だいたい見当はつくんだけど

どっちへ ....
 
雪の上に寝そべりながら
ぼろぼろと落ちてくる雪を見ていると
それは錯覚なのだろうけれど
空をどこまでも昇ることができる

このまま
天国までいけるような気がして
目を瞑り
目を開 ....
 
やさしい人がいる
生きることのつらさがわかるから
察してくれて
会ってくれる人がいる

めそめそと
泣いてしまうかもしれない
その人の前で
ほんとうは泣きたいのに
つよい男のふ ....
サンタの衣装を着せられて 
誰もが通りすぎようと 
友好的に両手をさしだし 
いつも変わらずにっこりと 
眼鏡の奥で目尻を下げる 

カーネルおじさんは偉いなぁ・・・ 

 ....
あなたの頭はいつだって
テレビに、あるいは紙束に
あるいは口をつぐんだきりの封筒へ向けられていた
あなたは僕が
あるいは僕らが
とても嫌いで、忌避していた
冬の
割れるような ....
声を忘れて生きたくせに
唄いたいと呟いてどうして泣くの
与えられてしまった曲線は
繋げることはできなかったの

ソルファ、
「懐かしい」に似た感情を
もう思い出せないね
聞こえないね
 ....
毎日晴れているので洗濯物が
たまらない
のどが
かわく
かわいた
くちびるがひかる

世界中の初恋よ、叶え
一定の速度で落ちる
しなやかな着地

生まれてからずっと
プールで泳 ....
 
水色の目で見つめられると
溺れそうになる

その海を
器用に泳ぐことが出来たのに
今は浮き輪と
シュノーケルが手放せない

また振り向いて
見つめてる
なにか用事があるの
 ....
これが何本目だったか
数えるのは野暮と言うものだ
どれだけ飲んでも酔えはしないで
こつこつと刻む夜が在る

一日中雨が降っていて
何時間寝ていただろう
疲れはまるで取れないが
もう既に ....
鳥取の冬雲が北風に迷っています
今日は大潮だというのに月が
複雑にからまっているのです

 私の言葉は上手でしょうか
 そんなことよりも伝えたいことの、
 たとえば月の輪郭を
 なぞる指 ....
kauzakさんの自由詩おすすめリスト(3315)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨の日の楽しみ方- ろくまし ...自由詩1*08-12-31
クリームソーダ- 瀬田行生自由詩10*08-12-31
聖地より- 白井明大自由詩7+*08-12-31
六甲山頂で叫ぶ- 服部 剛自由詩1+08-12-30
花は、- NARUKO自由詩2*08-12-30
いちばん遠い朝- たりぽん ...自由詩7*08-12-30
ずるい手- ヤム自由詩408-12-30
ほしくずたち- 山中 烏 ...自由詩6*08-12-29
風の寅次郎・2_- 服部 剛自由詩408-12-29
友達- 小川 葉自由詩708-12-29
ぶっちゃけワールド- 新守山ダ ...自由詩108-12-28
言葉の海- ろくまし ...自由詩2*08-12-27
今年娘が- オイタル自由詩3*08-12-26
- 小原あき自由詩14*08-12-26
花言葉四行詩_<9>- nonya自由詩5*08-12-26
R305- あおば自由詩6*08-12-26
詩人とは・・・_- 服部 剛自由詩508-12-26
清掃日和- shu自由詩708-12-25
トワイライト・エクスプレス- umineko自由詩7*08-12-25
隙間- rabbitfighte ...自由詩408-12-25
電線のないそら- BOOKEND自由詩1*08-12-24
世界- 小川 葉自由詩508-12-23
やさしい人- 小川 葉自由詩508-12-23
カーネルおじさん_- 服部 剛自由詩408-12-23
2008/12/23- 鎖骨自由詩508-12-23
ソルファの口付け- 梨玖自由詩108-12-23
世界中の初恋よ、叶え- ともちゃ ...自由詩608-12-22
海辺にて- 小川 葉自由詩308-12-22
白い月- 松本 卓 ...自由詩408-12-22
月の輪郭、風の影- たりぽん ...自由詩19*08-12-22

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