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美学があるなら
飴玉を舐めよ

ゆっくりと
優しい坂道を
転がる味が

舌の中で
溶けながら

綺麗な透明に
色の付いた
ノスタルジーを
抱えて消えていく

瞳の大きさと ....
降りてくるアルバトロスを見た
関係ないとあらぬ方向を見つめていた
空いっぱいを占拠した雲を見た
余裕がないと
ただ黙々と大きくなり続けていた
浜に寄せる透明な波を見た
少しだけ俺を落ち着か ....
漠然とした痛みが夜を襲い
ミシンを踏んで絆を作った

上糸と下糸が手を結ぶと
縫い目を増やす足跡のように

0.1ミリの隙間が怖い
どうしてゼロにはならないのかな

追いかけて止まっ ....
もう優しさが違うから

グラスの冷たさも忘れるくらい心が凍っているのがわかる


「知らない」ことを恐れていたはずなのに
感情そのものをぶつけてくる瞳がこわい


この沈黙があな ....
同じフレーズから 導き出される 
別の存在

繰り返される後悔は 悪夢として形を成し
心の奥に出現するから

"なかったこと" には 出来ないんです
" ....
辛い時 振り返る景色がある

それは若き日溢れんばかりだった感情を
形にしていた場所

いつからか辛い時なにかを
残していく場所になった

その景色は曇っただろうか
それとも濃く ....
このままじゃいけない このままでいたい

動けぬ理由は 涙の中

川となって流れたら

さしこむ光が 穏やかに誘う
スカートを履くと
股間が震える

解放された
器官を放り出し

投げ売りにする
みたいな軽さを

乾燥した空気が
読み取った

スカートの下に
ジャージを着ると

生々し ....
落ち葉が舞ってる君を追いかけて
スニーカーの底で中敷になる

君を支えているんだと思える心強さを
震える身体で伝えようとしたのに

眠りに落ちて低くなる体温
君を冷たいまま放置していた
 ....
秋が来て
少し硬くなった
夜と言う果実

その表皮を
ゆっくり
ゆっくりと
冷えたナイフが
削り取っています

水のような風が
ダイアモンドの粒を
吹き上げながら
刃先へと運 ....
靴の中で
転がる小さな石を

親指の先で
ゴールに決める

僕の足にだけ
ボールが集まる

不思議だなぁと
思いながら
シュートを外しても

狭いピッチで
回ってくるパスを ....
ボールペンの先で泡立てている
思いを言葉に変えられたなら

メレンゲのような柔らかい気持ち
心に挟んで飛んで行きたいよ

頭と背中を洗ってみたくて
側に行っても良いですかなんて

言 ....
ささやくように

話しかけてくる

冬の足音


秋の終楽章の

フィナーレは

もう間近


木枯らしのような

冷たい風が

吹き抜け


舞い落ちた枯葉 ....
ゆったり周りながら 土星が帰ってきて

きらきら揺れる 環が合図のように

ほら、そろそろ生まれ変わらなきゃと

僕の靴紐を 流れ星が引っ掛けて

解いていった

踏み外した先で
 ....
ねむたい灯りのすべてにいちいち
湿度や数や記号がついている
おもえば ずうっとまえ
まぶたがまだ無かったころから
ふえることが課題だった
ふえ、進むこと

まだいくらでも捨てるものが ....
浅瀬に住めない深海魚

空を飛ぼうとするにわとり

青い空


ボロい外車とパンクな少女

乾いた匂い


空に浮かんだ石の城

読み手を失くした物語



沖を行 ....
スポットライトに
目が疲れると

瞬きの回数が
増えていく

それを誰かが
ウインクと間違え

夜のギターケースの中で
待ち合わせるような
約束をする

赤いビロードが
レ ....
重たいドアを開けると
花瓶がひとつ
テーブルの上に置かれていて

「ここですべてがわかります」
一言だけの手紙に添えられていた
最寄り駅からの地図と鍵

逆光に照らされた
椅子に腰掛 ....
土地勘のなさを自覚し
不安を覚える異国の街で
冷たい風にさらされ
笑顔に救われる

三叉路に惑わされ
方向感覚を失い
坂道に押されて
またもや溜息をつく

夕闇に空腹が響きを成し
 ....
亀の剝製が飾ってある床の間
ゆらゆらと海面を漂い
首を一突きにされた
甲羅は磨きに磨かれている
見事な輝き

太平洋の夜は蒼い
恋するように
旅に出る
夢のスエード
抱きしめると
 ....
パジャマ姿で病室に眠る
その腕を繋ぐ点滴のリズム
どこかで落とした涙のように
揺れるカーテンを眺めて思う

向こうの世界へ飛び出す身体に
大きな羽根を与えてくれないか

お弁当箱にしま ....
水を
飲み干す

きれいに
戻れるの


過去は
穢されて
きれいは
きえはてて


水を
飲み干す

涙も
流れるの


過去の
ゆるせない
じぶんも ....
言葉が見当たりません
気分も沈みっぱなしで
なにを綴ったら良いか

ただもう独りでいたい
さみしいし
変わり者になってしまいますが
そう決めました
ここまで生きてきたのだから
あとは ....
旅にあって
飲めない酒を飲んだ

目の前にひらける黒い雲
灰褐色の光
酩酊船

錨の切れたラテン帆の船
波頭
眩暈

眩暈。

いつしか、酔うのは私なのか
それとも船なの ....
宝石が輝く未来を映す
約束をしてる指輪のように

細かい傷さえ命の鼓動を
刻んだ証に選ばれた音

エレベーターの最上階で見る
夜景と同じ眩しさを知っても

転がる釣銭を追い求めてる
 ....
もうあざやかさにそめあげられた青空が
海に落とされ
凍りつく落下速度の門を
美しく破る波の牙

切り立つ崖の上に立って私の
半生を眼下の海に沈めたい

秋も終わり

歌う虫もいず
 ....
石ころになりたかったんです
道のはしっこで
誰の目にもとまらないように
ときどき蹴飛ばされても
誰のことも恨まないような
ちいさな石ころになりたかったんです

たいせつな物は思い出の中に ....
あなたはどうして
広げた腕に
光と闇を
交互に見せるの

優しい顔で
厳しいことを言う

大縄跳びの
ジャンプに飛び込む
タイミングがまるで
解らないように

私たちずっと
 ....
巨大スクリーン天空の
奥へ奥へ流れていく
鰯雲を背景に
右へ左へと
歩き去る
人人人
確かに属していた
あの世とこの世の境界の
フルサトを捨てて何処までも
線路の隣で揺れるコスモスが
うなだれた首を守りきれずに
飛ばされていく自分のように

シャツのアイロンを忘れたくらいで
家に戻るのが面倒になって

朝は行列に並ぶことなく
好きな映画を ....
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