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君と食事をしていると
箸がこぼれる
皿がこぼれる
テーブルがこぼれる
椅子がこぼれる
食材だけがこぼれずに
宙に浮いている
立ち上がった僕たちは
手で食材をつかみ取り
お互いの口に放 ....
ぼくの隣に 腰かけて

きみは なぜか 

涙ぐんでいる


話しかけると 消えそうで

涙のわけは聞けない


星空から 落ちてきた

涙のしずくが


月のひかり ....
夢を見るのは
好きな人がそこにいるから。
忙しい日々の中で
見続けた姿を追いかければ
負けまい。と思う気持ちが芽生えた。

(ココニ帰リタイ。)

確かに残る私の居た形跡。
文字を辿 ....
貴方の瞳の中にわたしが居た

貴方は他人の目をしっかりと見つめて話す癖があるでしょう
わたしはそれが苦手だったのよ
何もかもを見透かされる気がして
でも貴方の瞳はそんな事を求めていた訳じゃな ....
歌人という音の響き
歌人と言う人に憧れを抱き
見よう見まねで歌を詠み始めた
少年の日

石川啄木を読んでは心が震えました
万葉の歌を諳じました
与謝野晶子の恋情の詠みに痺れました

 ....
溶かした夜を流し込んで
ゆっくり固めた
冷たい道路

消えそうな
ヘッドライトだけを頼りに
僕は走り続ける

気づいてしまった

昼もまた夜で
光もまた闇だと

月も星も
 ....
この美しい秋日、
天高くから降って来る
青い青いどよめきに
胸高鳴らせて
待っている
懐かしい
未知フルサトの到来を
予感のなかで
待っている
ひらべったい国へようこそ
ここは何でもひらべったいよ
老いも若きも
男も女も
そうでないものも
ここでは毎日ひらべったいよ
ひらべったいサラリーマンは
ひらべったい煙草を吸いながら
ひ ....
人見知りの鼻息を止めたら
もっと楽しい生き方ができる

さよならを自分からは言わずに
後出しジャンケン気持ち悪いね

白いキャンバスは食パンみたいに
耳を切り落とす神聖な場所

何も ....
深夜に隠れて朝を思う

枯れた木立と敷き詰めた紅い葉
ようやく落ちた夕日を
ひっくり返して真昼を思う

朝目覚めて感じる喉の渇き
差し込む光を布で押し退け瞼を閉じて夜を思う ....
たゆたうなら私の喉のうちに
飛び込んできてマリア

肖像画に宿る瞳の輝きが
くもりガラスの乱反射なら
濡れたくちびるは朝に贈った口づけのあとだ
この声がスタッカートを引き起こして
アパー ....
あの歌の中に僕が生きていた
嘘みたいな言葉を本気にして
色褪せずにただ染まっていたくて
君の声だけが道を広げた

抱きしめるように独占できない
メロディはやがて誰かの心を
いっぱいに満た ....
つめたい空がまっすぐに
地上に降り立ち響いている
その響きに応えるために
僕たちはそれぞれの手鏡をそろえた
光が未熟で流動する朝
誰かの唇には鋼鉄が芽吹いている
この建築の群れを貫くに ....
 崩れそうになる

 ひび割れた心

 あなたの言葉が

 唯一の接着剤

 偽りの言い訳でも

 聞かせて欲しい

 唯一の言葉で
奥まった意識に 
盛んに響いて来るものよ
おまえは鮮明な輪郭保ち
独り存ることの透徹を
直接魂に伝えて来る
この思考透き通る十一月
寄せては返す波のように
おまえの響きは親密に
おれの ....
右の頬を叩かれ
左の頬も叩かれ
まったく叩かれてばかりだ
女に叩かれ振られ
男に目つきが悪いと叩かれ
ふらふらして肩がぶつかり叩かれ
まったく叩かれてばかりの人生だが
ぼくだって毎日地球 ....
太陽の光が当たり光る雪から
美しいメロディが溢れる
いとおしい人よ
あのぼやけつつキラキラ光る川に
僕と飛び込んでおくれ
君の世界の中に入り込んでしまって
あまりにも不思議な幸せ
例えよ ....
タイムリミットを待っている。
人生の終わりを、境目を、待っている。
もう無駄なんだよ、
全て無意味なんだよ、
もう頑張らなくて良いのだと、
許されるときを待っている。
風の透き通った匂いがする夕べに
螺旋階段を昇っていく
未来から到来する
未知の響きに耳傾けて
優しく渦を巻く木霊の調べに
螺旋階段を昇っていく
波の跡が
空に残って
だけど
いつのまにか風が消していく
秋の雲はことさら
はかなげで
明日にはもう
冬のものになってしまうだろう

空は
海のなれのはて

今はもう絶滅した海 ....
厚く張った氷を砕くために
ブーツの踵が地上へ届く

心臓が埋められた場所で
掘り起こしてる足跡の形が

誰にも踏まれず残っているのは
きっと一人で歩いたせいだね

氷と永の文字が出会 ....
深夜
運だけ頼りに
歩き出した、情熱もなく

黒のスーツを着た
貼り付けられた影たる己を知り

着飾る自由を求め誇る
街を闊歩する人の目、その喧騒に
落ち着かず
夜の静寂に逃げ込む ....
傾く木
進む人
立ち止まる影
揺れる夕陽

これから必ず来る
闇を知ってのことでしょうか

美しいと
感動するだけではなく
想像するのは 夜の帳だから

貴重な時間を
 ....
埋もれた一粒の麦のことを
考えている

踏み固められた大地から
顔も出せず
根をはることもなく
暗澹とした深い眠りのなかで
郷愁の念を抱いているのか
夏天に輝く手を伸ばし
希望の歌が ....
不完全な世界

わたしも あなたも
不完全でいい

そのまんま愛されている

ありのまんま愛されている

あなたは
あなたでいい

そのままのあなたでいい

あなたは
あ ....
まるで居場所がない
そう感じる

神から隠れることはできない
逃れることもできない

こんな弱きものが
こんなケダモノが
救われるのだろうか

しかし神の愛は
かわらない
昨日 ....
ああ 青空が広がっている
ああ 雲が流れていく
ああ 子供たちの行進だ

あなたは喫茶店でアイスコーヒーを飲んで
独りになった朝は如何ですか?
眼差しは途方に暮れて

ああ ....
ピンクの小瓶に入った香水で
描いた円の中を8の字にくぐる

身体に纏う鎧は軽い方が良いと
何だか強くなれた気がする匂いを

薄い皮膚の下に忍ばせながら
シャツの襟元を折り返す時

桜 ....
二人で暑いねと言って
河原まで歩いて
サイダー飲みながら
思った以上に美味しいね
とか話した
随分前のことで
空の青や瓶の透明度
それらは覚えているけれど
あなたの顔や
河原までの道 ....
秋の空の
その
一番遠い所で
蒼く揺れていた
あこがれ
片思い

好きだった
だけど
決して
口に出して言わなかった

そばにいるだけで
よかった
それで充分

会って ....
1486 106さんの自由詩おすすめリスト(3776)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
食事をする- 葉leaf自由詩118-11-4
涙のわけ- st自由詩318-11-4
彼方へと- 梓ゆい自由詩218-11-3
悪癖を愛す- 卯月とわ ...自由詩418-11-3
詩人ではなくて歌人でありたい- こたきひ ...自由詩318-11-3
ひとの道- ゴデル自由詩5*18-11-3
待つ(改訂)- ひだかた ...自由詩4*18-11-3
ひらべったい国- やまうち ...自由詩2*18-11-3
自画像- ミナト ...自由詩2*18-11-3
煌光- 三月雨自由詩2*18-11-3
アリア・マリア- 這 いず ...自由詩518-11-2
アカペラ- ミナト ...自由詩218-11-2
冬の訪れ- 葉leaf自由詩318-11-2
接着剤- 佐白光自由詩4*18-11-2
詩作・続- ひだかた ...自由詩7*18-11-1
触れ合う- 帆場蔵人自由詩4*18-11-1
君の世界- moote自由詩218-11-1
タイムリミット- 桜木 ハ ...自由詩218-11-1
詩作- ひだかた ...自由詩6*18-11-1
思慕- そらの珊 ...自由詩17*18-11-1
シャーベット- ミナト ...自由詩1*18-11-1
ありか- 秋葉竹自由詩518-11-1
夕陽好きの人は- 藤鈴呼自由詩2*18-11-1
一粒の麦よ- 帆場蔵人自由詩16*18-10-31
素顔のままで- あおいみ ...自由詩3*18-10-31
かわらない愛- あおいみ ...自由詩2*18-10-31
喫茶店にて- ひだかた ...自由詩5*18-10-31
サムライウーマン- ミナト ...自由詩2*18-10-31
ドミノ- 腰国改修自由詩3*18-10-31
あこがれ- ゴデル自由詩6*18-10-30

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