すべてのおすすめ
掴んだ雲が重くて手放したときの
坂の上の影が救われない模様なら
だれの種を拾いながら歩いても
私の目の前には、剥がれない絶望があるのだから
太陽は昇っても手を振ってくれるだけ
絶 ....
オーロラが
みえない夜空に描かれた
みえる星座を指さす南極
暗い笑み
冷たい廊下で漏れたのは
夜のしじまが震える嗚咽か
橋の上
風に吹かれるくれないが
闇に食われていくのを見下 ....
もしも、
ああ、もしも、ね
もしも願いが叶うなら
もしも、
ああ、
もしも許されるのなら、
今年のうちに
すべてを忘れてしまいたい
古い記憶から
あの日の寝室の記憶ま ....
粉雪が降って
誰もいない夜、
心の花を枯らした
おとなしい哀しみが
うつむく
林檎の木から
甘酸っぱい香りがする
幻想世界、
真っ新な空気が
喉の奥まで冷やしてくれる ....
深夜
運だけ頼りに
歩き出した、情熱もなく
黒のスーツを着た
貼り付けられた影たる己を知り
着飾る自由を求め誇る
街を闊歩する人の目、その喧騒に
落ち着かず
夜の静寂に逃げ込む ....
心、泳いでいる
風が吹いている
いたわりはことばじゃないって
心あたたまる暗示をもらったのは
悪意すべてを認めて受けて立つ
鎧のあいつから
心、泳いでいる
泥まみれの ....
雨が降った夜、純粋な目で
僕はこの街の水底を覗き込む
難しいネットの海の泳ぎ方
自由すぎて、
なんでもいえそうだった
だれの願いが叶うのだろう?
だれかの願いは
叶って ....
もうあざやかさにそめあげられた青空が
海に落とされ
凍りつく落下速度の門を
美しく破る波の牙
切り立つ崖の上に立って私の
半生を眼下の海に沈めたい
秋も終わり
歌う虫もいず
....
なのに
たゆたうように月は光りつづけ
あきもせず夜空を見上げる
あなたの横顔が冷たい
聴こえるはずのない
化鳥の鳴きごえがした
なにかを奪い去る甲高い意志
その悲しみを ....
その夜、泣いたのは、
オレだったのか、
オマエだったのか?
過ぎ去ってゆく青い時間の果てに
仲間たちの倒れゆく戦いがあった。
誰を信用していいのかわからない
嘘っぱちの恋愛 ....
二年前、あの戦争が始まる日、
きみは真正面から語った。
むかしから知っている街の
夕暮れ時、
真っ赤に染まらないコンクリ壁の
向こう側の街で、
きみの言葉が世界の幸せを奪ったの ....
1486 106さんの秋葉竹さんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
幸せの欠片
-
秋葉竹
自由詩
5
19-1-6
最果ての人
-
秋葉竹
自由詩
5
19-1-5
だまされたくない
-
秋葉竹
自由詩
11
18-11-11
夜、その自由で自在な
-
秋葉竹
自由詩
10
18-11-9
ありか
-
秋葉竹
自由詩
5
18-11-1
心、泳いでいる
-
秋葉竹
自由詩
9
18-10-27
月の味
-
秋葉竹
自由詩
5
18-10-27
どうすればよいのかが、わからない
-
秋葉竹
自由詩
10
18-10-21
月の舟
-
秋葉竹
自由詩
12
18-10-19
過ぎ去ってゆく青い時間の果てに仲間たちの倒れゆく戦いがあった ...
-
秋葉竹
自由詩
3
18-2-25
ぜったいにしあわせになる方法を知っているという大きな嘘をきみ ...
-
秋葉竹
自由詩
2
18-2-18
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する