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 白い景色の中で回るメリーゴーランドに人はいない。
 何かの気配を感じる朝はいつもより濃い目の珈琲を飲む。
 人工的な村は閑散として涼しげだ。
 そして私は今日もまた何かに迫られて過ごすのだ ....
木の高いところに骨がかかっていて
鳥が面白くなさそうについばんでいる
手にしたほうきでつついて落とすと
地面に落ちたそれは乾いて白い

夜中に夢から覚めて
台所で水を飲んで寝に戻る
さっ ....
怯える白い犬
まるで私のようだ
ふるえる ふるえる
ふるえる
その瞳は弱弱しく
宙を見つめ
嵐に立ち向かうことはできない
古傷を抱えたままでは
戦うことはできない
ただ息を潜めて眠る ....
雨が降っている
間断なく

なぜ 雨を物悲しく感じるのだろう

たとえば 勢い良く降る驟雨は 元気で精悍ささえ感じる
まっすぐで 常に潔い

でも 夜になり 家のなかで ひ ....
淡い知覚の海に 
ふと あたたかな弾力
戸惑いながらも知らぬ間に 
綻んで往く 原初の蕾


声音と面差しは波のよう
外から内へ 内から外へ
柔らかい殻を脈動させながら
会得して往く ....
わだかまりがあって
心の中にしこりができたが
それをつぼみと思うようにした

抜け駆けがあって
心の中にしこりができたが
それもつぼみと思うようにした

どんな花が咲くのだろう
どれ ....


張りつけられた心は
鉄を含んでもいないのに
錆びるさびるサビル

錆びて凍てついた心は
剥がれる
剥がれる
根こそぎ剥がれてしまう

はがされた裏に何があるのかのぞいてみた ....
分厚い雨雲
湿気が多くて
身体が重く感じる

傘を差して歩く
止む気配が全くない

雨の日が続き
薄暗い日々が続き
憂鬱な心

太陽に逢いたくなる

肌寒さを浴びて
鳥肌が ....
血なんて単純な道を流れてるから
つまらないな
迷いもしないし行き先をうしなったら
帰る場所しかみえないじゃないか



うすめたって飲めない話がある
うすめたからこそ飲めなくなったぬる ....
血なんて単純な道を流れてるから
つまらないな
迷いもしないし行き先をうしなったら
帰る場所しかみえないじゃないか



うすめたって飲めない話がある
うすめたからこそ飲めなくなったぬる ....
ぼくがきみのためにしたことと
きみがぼくにしてくれたこと
まよなかのこうえんでむかいあって
たばこをすいながら たしざんひきざん

マイナスばっかりだ…
おもわずたばこをなげすてて
にが ....
学校に子供ばかりいるのは
仕方がないとして
プールサイドがぬめぬめしているのは
何かの嫌がらせか

指先にトンボが止まり
息が止まり
夕日も沈むのをやめた

実は昔から
子供の親へ ....
ぷうらりと 垂れる蜘蛛糸 手繰り寄せ
 宇宙感じる 時の間に間に


浮き上がる瞬間の
ふうわりと揺れる肢体を
思い出したかい

魂の浮遊物
大気圏の向こう側に巣食う残骸を握り締 ....
ぷうらりと 垂れる蜘蛛糸 手繰り寄せ
 宇宙感じる 時の間に間に


浮き上がる瞬間の
ふうわりと揺れる肢体を
思い出したかい

魂の浮遊物
大気圏の向こう側に巣食う残骸を握り締 ....
町は変わっていない
変わったのはわたしのほうなのだろう
みつけられなくなった通り道
たとえば風の

人は変わっていない
変わったのはわたしのほうなのだろう
みつけられなくなった私の通り道 ....
仮面の下でほくそ笑んで
本当の気持を見せることなど
決してないから
スキップだってすることなく
握り拳を振り上げることもなく
寝っ転がって
のた打ち回って
髪を振り乱して
溢れ出す狂気 ....
叫んで叫んで叫んだ

それも雨に踏みにじられ
溶けた

この疑問と憤怒を叫んだ

それも雨に食い散らかされ
溶けた

melt
でも
無くなったわけじゃない

叫んだ枯らす ....
旅人の靴を履いている人
いつも忙しく走り回っても
見覚えのある細い指先で
涙の温度を測ってくれた

君はもう新しい土地に慣れて
庭の花に水を撒く時間だ

恋が終わっても心は続く
長い ....
よるのくらがりのなか ぼくのてが
どこまでもなだらかなカーブにふれる
きみのかたちをしたなにかが
ぼくにかたりかけてくる

わたしはおんなであることをこえて
わたしはわたしであることをこえ ....
よるのくらがりのなか ぼくのてが
どこまでもなだらかなカーブにふれる
きみのかたちをしたなにかが
ぼくにかたりかけてくる

わたしはおんなであることをこえて
わたしはわたしであることをこえ ....
冬を越えた枝たちが腐る手前の物語
固い嘴が 何かを探して突きまくる音が
リズミカルに響く森の奥で
ピアノの鍵盤にも似た色合いの葉先たちが
くすぐったいような角度で触れ合えば
愛が生まれる ....
ぬっとり湿った夜の膜を
そっとふたつの指で広げれば
胸を裂くような光のしたを
あたたかさ、なさけなさの影が歩いていた

カーブミラーの歪みのなかの
少しだけ正しい領域を
裸足で歩くわたし ....
蝸牛の中身が暴露される
申し分のない肉体
ピンク色の肌身はうねりをもっている
海みたいなうねり
ずっと昔みんな海だった
その証拠に水分は我々と敵対しない
どんな乱射にも耐えうる水分
水を ....
いくつもの門を通り
いくつもの問を越え
理解と誤解をなだらかに重ねては
綴り合わせる 欲望の道すがら
まるで古い雑誌の切り抜きや色紙を
ぺらぺら捲るような 陽気な悲しみ
目深に被り直して
 ....
いくつもの門を通り
いくつもの問を越え
理解と誤解をなだらかに重ねては
綴り合わせる 欲望の道すがら
まるで古い雑誌の切り抜きや色紙を
ぺらぺら捲るような 陽気な悲しみ
目深に被り直して
 ....
空腹のわたしに
パンを焼いてやるよ
というひと
でもあんまりやさしいので
ついていくことができない
さむいくらい空腹で
びんの蓋もあけられないというのに

波がひくみたいな当然 ....
わたしたちは同じ筈なのに遅れ
わたしたちは同じハズなのにずれる

x軸上の点にいるわたしと
y軸上を歩くわたしは
永遠に交わることがなかった
同じ概念のはずなのに

この時間を咀嚼する ....
冷たい夜に
むらさきとむらさきが向かい合う
岩の径を
音だけがすぎる


鉱と鉛の紙
指を回る火の震え
小さな鈴の音をたて
砕けるように消えてゆく


空の一部をち ....
ゆらり
ゆらめき消えてゆく
あれは幻だ

人生も過ぎてしまえば
ゆめまぼろし
ゆらり 
ゆらりと揺らめいて
消えてゆく

朝生まれ
夜は死んで逝く
カゲロウ

一日一生
 ....
外の日を入れよ、
外の日を

目を、眼を
ひたすら瞑り


泣きたい時はただ泣けばいい
自分で自分を哀れむことは大切なこと
深く哀れみ自ずと涙が流れるとき
涙の温かみは己の命の熱の ....
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