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 広い空の見えない街角
 電線に雀が止まってさえずる
 地を這いつくばる俺達をどう見ているのだろう
 
 擦り切れて勢いのなくなった魂は
 春の暖かな太陽を切望している
 透き通るよう ....
午後1時がかたどる窓の光線
電子ジャーのふきんに居て
お茶の湯気
キラキラとたちのぼり
しゃべりまくる徹子
テレビの中で2時を待つ

宇宙の果てのむこう側
むこう側にも果 ....
真っ直ぐな道を、今、ずっと夢見ている。
前を向こうとするほど、進みにくくなる この道。
でも
僕は、行くよ。

今の自分の力を
もっと、素直に信じてみたいんだ。
欲しいものは ....
隣のビルに

ビルが映る

夕暮れの汐留

オレンジの残光と

やがて来る薄紫の時


乱立する樹木のように

背の高さを競い合う

無機質な生き物

都会の森
 ....
まるであんぱんを分けあうように
二人はその心を互いに分けあった

まるで紅茶にいれた角砂糖のように
それぞれの心に溶けて一体となった

まるでエルドラドを目指す旅人のように
二人は二人で ....
天球の下で深呼吸した
魂と宇宙とが繋がった
身体の震えが止まらない
精神が歌うこの世界の歌
この限られた世界の歌
月の光に照らされて
足元に広がるこの世界の歌
胸元が温かい僕という人間の ....
あんたはほんまにきれいに切りよる
すうっていう音が聞こえてきそうになるわ
あんたの血はきれいやな
そこに顔を映すとき
一番うちが奇麗に見えるわ

あんたの切り口を見てると
だ ....
  完璧な春の下を
  僕らはゆっくり歩いている
  見慣れたはずの駅が今
  妙によそよそしく見える
  空は青くて風も澄んでいて
  光もくっきり射している
  でも僕の体の中 ....
過ぎてしまった過去を。
蒸し返すことは良くないけど。

いつも一人ぼっちの時に。
思い出しちゃうんだよ。

楽しかったな。

悲しかったな。

苦しかったな。

可笑しかったな ....
窓際で、本を読んでいる
風がさらさらと長い髪にふれている
春の香りがあたりに漂う
時々体の位置を変えるたびに
自分の存在に気づいているのかと不安になる

こんなにも後ろめたいことなら
い ....
社会の授業で
何も考えることなく
黒板の文字を
そのまま写していたあの頃

ページを変えなくてはならなくなって
めくったまではいいけれど
ふと何も書かなくなった
理由は何もないけれど
 ....
私の住む この街にも 雪が降りてきた

長めのマフラー纏った 君に会いに行きたい



ヒザの上まで積もるかな  雪だるま 作りたい

ピンクのマフラーが似合う 君に会いに行きたい ....
「ねぇ 私の事好き?」

「何?いきなりそんな事聞いて。」

「いいから答えて私の事好き?」

「あぁ 好き好き 決まってんだろ。」

「どのくらい?」

「なんなんだよいったい。 ....
上司のお母さんが亡くなったので
お通夜に行くことになった
周りの人の香典をいくつか預かり
初めての列車に乗った

これから何度乗る機会があるのだろう
列車は住宅街を抜けるように走った
民 ....
代わり映えしない日常を歌っていきたい
明日も明後日もまた繰り返すだろう
この取りとめもない日々を
声高に少し背伸びして歌っていくよ

あのビデオはまだ貸し出し中かな?
あの犬はもう飼い主を ....
花に水を
料理には愛情を
ゴリラにはバナナを
ネズミにはチーズを
愛犬にはぺティグリーチャムを
週末には家族でドライヴを
カーラジオから聴こえてくる 懐かしいメロディ
街の向こうに沈む真 ....
まだ一緒にいたい・・・


それが本当なら
心からの言葉なら
一秒でも長くいられる術を
その手で掴み取ってくれればいいのに
なぜ君の足は
改札へと向かっているのだろう?
なぜ私を抱き ....
目の前にあるのは
二次元に描かれた幻想でしかないのだが
見る、という視覚に限定された感覚だけでなく
描かれた全ては私の脳に語りかけてくるようだった

ルーベンスの絵が見たいと呟いた私は
し ....
今日も雲が多いね

君が言うけど

雲があるから

太陽の存在が大きくなるんだろ?

一見

太陽の光を遮断したように見える

雲でも完全には遮れてはいない

だから君は空 ....
走ることは
ほんのすこし
歩くより早いだけで
大地に触れる回数は
結局少なくなってしまう
走るということは
触れないということか

月はやっぱり見えなくなる

世界から消えようとす ....
一人佇む夕暮れに
春を呼ぶ風通り抜け
時の移ろい見えたなら
春待つ喜び湧き出でて
畑の中の土を見る

土の匂いは春の声
歌はなくともリズムあり
その鼓動は夢語り
遠い空まで飛んでゆく ....
   理屈じゃないんだ

   理屈じゃ割り切れない


   それを恋と呼ぶのは

   間違っているのだろうか


   あの瞬間に

   あの言葉に

   ....
氷壁からは北風の怒号
  密林からは原木の咆哮
    荒地からは枯葉の乱舞

吐息は此岸ののりとに変わり
のりとは彼岸の呪いとなって
真っ黒になった耳かざりを震わす

そしてタナトス ....
彼はそこにひとりでいた。しかしそこにいたのは彼ひとりではなかった。
その屋上プールではたくさんの人間が半裸のまま死んだ魚のように浮かんでいた。
それは誰かが水中に劇薬の類を流しこんだからに違いなか ....
見上げた空は清々しいとは程遠く
目の前には道もなく崖が続いている

こんな心の中にも色々な言葉が渦巻き
足元は何もかもが混ざり合っているのが
透けて見える

選んだのは自分それでも引き止 ....
 実は昨日で18になって
 実感がないまま今日に なったわけですが
 変ですね
 二年前 死んでしまったあなたは
 まだ 22のまま
 なのに私はもう18
 おいついちゃうよ
  ....
気に入りの
花模様の傘の
模様の部分が
随分と手垢で黒ずみ
若くない自分は
その傘を持って
真剣な顔をして
駅へ急ぐ
自慢の大股歩き

いまだに
何処にも到達せずに
いろんな誰 ....
 漁り火が漁船の真ん中で燃えている
 ほうらもうすぐ魚達が集まってくる頃だ
 投網は十分前に投げておいた
 暖かい光に師走の魚達は引き寄せられてくることだろう
 腕組みをして魚を待っているおじ ....
トラブル続きの僕を支えてくれたのは

一度縁をきったはずの友人だった

初詣にトラブル事に巻き込まれません様にと

願を掛け何度か神社に足を運んだ

神様と宗教は信じていな ....
苦しいからもがいていたんだよ、悪い?

雑音が多すぎて耳をふさいでいたの

だからあなたの言葉なんて聞こえてなかったわ

缶コーヒーをぐっと飲み干して

かっこよくくしゃくしゃに潰した ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
せめてため息は- 山崎 風 ...自由詩807-2-22
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