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あるひとが言った

  世の中の戦争は
  おとこが起こしたもの
  おんなには罪の無いはなし

そして
ほかのあるひとが言った

  そんなおとこを産み
  育てたのは
  わ ....
リノリウムの床に 不安定な緑
君は まだ 息をしている 午前0時過ぎ

祈りのために組まれた手は
逆に濃い絶望を想起させ
消えないランプは手術がまだ終わらないことを知らせている

「良い ....
夏ごとに
おしゃれになってゆくおまえが
自慢のミュールで前を行く
{引用=
(なぁ、おまえが選んだっていう
(このお父さんの水着
(ちょっと
(トロピカル過ぎやしないか

いつか
 ....
銀幕の中
貴女に焦がれる
紙コップを手に
今日もぶらつく街中
オレンジジュースの曲がり角
毎夜飲み干す
ぬるい橙
少しずつ
明かりが点り始めた街を
歩道橋から眺める

気ままな
散歩の途中で

緩やかなカーブを描いて
線路の上を走る電車
朝に出掛けた人達も
またこの街に
戻ってくるんだ

 ....
ぐるぐると食品売場を回っても 食べたいものが見つからなかった
さすがにこう暑い日に重たいものは食べたくなかったが
冷やし中華や素麺という気分でもなかった

君は僕の背後から買い物カゴにいきなり ....
トイレで用を足したなら
ちゃんと流す

それがおとなの対応

いくら大好きな彼のであっても
普段は決してあからさまにすることの無い
若かった頃の女性遍歴やら
誰かと何を食べたのか見せつ ....
その日の夏が始まる
トンボが空をすいすいと
気持ちよさ気に飛んでいる
空は泳げることを
初めて知った
昨日も見たというのに

その日の夏が折り返す
繁る木々の葉がさわさわと
軽いリズ ....
涙を拭いた君は くしゃくしゃになったティッシュを
燃えないゴミ用のトラッシュボックスに投げつけた

燃える用のやつに入れなきゃだめだよ
僕が久しぶりに搾り出した言葉は
後悔さえ出来そうにない ....
秒針の刻む音が 目に見えない傷を増やしていく
咳をする度に痛む頭 鏡では見えない残りの日々

敏感な周囲 細心の注意
気配り 気疲れ 気を失って倒れても
自業自得だと 無情な此処の性格
 ....
べれいれん…だなんて
あのひとが新聞に目を落としたまま
ひとりごとを言ったような

ヴァンヘイレンがどうしたのだなんて
おまぬけな返事をしてしまった
わたし

べ平連
ベトナムに平和 ....
真新しいブラウスの
短い袖がまぶしいね
軽やかにステップ踏んで
夏の扉に飛び込もう

光の娘たちが踊る夏の道で
いつも空を見上げていたね
湧き立つ雲の{ルビ眩=まばゆ}さに心魅かれて
 ....
泣いても
何も始まらないのに

泣いても
何も変わらないのに


止まんない


ただあなたが困るだけなのに
あなたは何一つ悪くないのに

だけど
   溢れてくる 流れて ....
荒んだ感情に とがった心で
向き合えば互いに傷ついていく

しょせん人間はこんなもんだよ
エゴでヒトを傷つけていく

戦のない平和な世界を 望めど叶いそうもない
いつの時代も 戦 ....
空が滲んでいる
夏の午後の昼下がり
遠くからだんだんと自分の方へ
その暗闇が近づいてくる
あっという間に
滲んだのは空だけではなくなった
明確だった単語や熟語の中を
その雲は浸透してくる ....
ご存知でなかったようですね
新着Eメールを問い合わせた際に
「新着Eメールはありません」と表示された回数は
しっかりとカウントされているんです
そしてそれが一定数を越えた方
ええと非常に申し ....
大きく広げた時間の上
どっかり悠長に
座っている

傷だらけの弁慶を観て
いい加減
また跳ぼうと思う
 私は医者じゃないから あなたの病を治せません
 私は画家じゃないから あなたの笑顔を描けません
 私は芸人じゃないから あなたを笑わせられません
 私は詩人じゃないから 愛の言葉なんて贈れ ....
しゃぼん玉飛んだ

マンションの二階くらいまで飛んだ

マンションの二階くらいまで飛んで

壊れて消えた


も一度しゃぼん玉飛ばしてみた

今度はすぐに消えた

今度は ....
君はいつも白いシャツ
風の中を泳いでる
魚みたいに
僕の心を泳いでる

そこに触れてはいけないよ
そういうところに触れていき
そこに触れてはいけないよ
そういうところに触れていっては
 ....
大きな お城 丘の上
お姫様が住んでいて きれいなドレスを着てました

太陽の昇る日には 葡萄酒とパンを
月の欠けた夜には 微笑みと言葉をくれました

さよならジュリエット 手をひかれ ....
鼻先に突き出してやると
給食の匂いに
ひょいと頭だけを出す
小さくあくびをして
そこでは伸びも出来ないだろう
机の中の猫

小学生の夏、4年目の
算数の教科書を探そうと思ったら
手を ....
アイスクリン アイスクリン
僕のすきなアイスクリン
ソーダ味 アイスクリン 

アイスクリン アイスクリン
僕のすきなアイスクリン
ソーダ味 ミントの冷たさ アイスクリン 

アイスク ....


わたしの住む町にはトンネルがある
トンネルはぽっかり口を開いて
雨の日にも晴れの日にもただ
怠惰そうに横たわっている

トンネルってなんだか産道みたいだ
トンネルを通り抜けるとい ....
おそうめんを食べていると
だんだん体が軽くなってゆくようだ
でも夏はあまり高く飛べない
空気がにごっているからだ

わたしはお座布団の上で正座したまま
少し浮いて
おそうめん ....
去年会社を辞めた先輩
久しぶりに会ったら
夏みかんみたいだったのが
色白美人に大変身

何があったのかな

街中で呼び止められても
しばらく誰だか判らなくて
どなた様ですか
だなん ....
 西へ向けて 私は海を渡った
 揺れる気持ちを波のせいにして 逃げていた

 生まれつきの どうしようもないこと
 恨んだところで変わることもないし
 なら 愛そうと 愛そうと思って
 そ ....
女の子は、言いました。
 
「おそらがね、ないてるの」
 
青く、晴れ渡った日のことでした。
 
「かわいそうだから、えがおにしてあげるの」
 
得意げにクレパスを掲げて
リボンふり ....
わたしは憂鬱になるのだ
誰も世界平和を願おうとしないことを考えると

わたしは憂鬱になるのだ
誰かが世界平和を願ったとき
断るために言訳をしなければいけないことを考えると
何をするわけでもなく 自分の部屋に篭るのが好きだった
このままでいいと思っていたわけじゃなかった
だけど この生活を手放したくはなかった
だから インドアになろうと思った

わたしは玄関のド ....
プル式さんの自由詩おすすめリスト(1857)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今日この日に- 恋月 ぴ ...自由詩29*07-8-9
アナフィラキシーの夜- 朽木 裕自由詩3*07-8-9
海色のミュール- 佐野権太自由詩32*07-8-9
あの青いドアが僕の- FUBAR自由詩9*07-8-9
ただいまを言うように- Porter自由詩29*07-8-8
8月6日、ハムの日- 楠木理沙自由詩2*07-8-8
笑って許して- 恋月 ぴ ...自由詩17*07-8-6
昨日も見たというのに- ぽえむ君自由詩16*07-8-3
燃えないティッシュ- 楠木理沙自由詩607-8-3
- 北大路京 ...自由詩9*07-8-2
ラブアンドピース- 恋月 ぴ ...自由詩22*07-8-2
夏の瞳- 未有花自由詩12*07-8-1
ごめんなさい- 翠茜自由詩3*07-7-31
- 北大路京 ...自由詩18+*07-7-31
空が滲んでいる- ぽえむ君自由詩19*07-7-30
(株)新着Eメール問い合わせセンター- 楠木理沙自由詩1107-7-30
適応害- FUBAR自由詩4*07-7-30
飢え- 北大路京 ...自由詩6*07-7-29
しゃぼん玉- 優飛自由詩8*07-7-28
君はいつも白いシャツ- おるふぇ自由詩507-7-28
さよならジュリエット- 北大路京 ...自由詩5*07-7-27
あいのねこ- 夕凪ここ ...自由詩1307-7-27
極点- ミゼット自由詩3*07-7-27
トンネル/天国/書店- 吉田ぐん ...自由詩2107-7-27
おそうめん- 吉田ぐん ...自由詩907-7-27
- 恋月 ぴ ...自由詩21*07-7-26
吐息- 北大路京 ...自由詩20*07-7-26
おれんじのくれぱす- 青井 茜自由詩7*07-7-26
神龍の憂鬱- 楠木理沙自由詩207-7-26
インドア- 楠木理沙自由詩207-7-26

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