すべてのおすすめ
くそぅ

くやしい くやしい くやしい





逢いたいなんて 言ってやんない






言葉にしたら どこかいっちゃいそうだもん
たくさん並べた小瓶でも
何故か赤い花ばかりが残った

初夏の風はゆるく
容易く記憶の鍵を解いてしまう
なだめすかすような優しさで

麦茶を半分だけ残して
閉じた瞼に 涙を挟んで留める
 ....
理由なんて昨日の内に捨てておいた
生ゴミのと一緒に袋に詰めて
鴉に荒らし食わされない様に
ちゃんとネットをかけて置いた

八時半

遅刻することを確定した
{ルビ中学生=わたし}は昼間 ....
たった1つだけ
願いが叶うなら
わたしは
あの人を
生きさせてくださいと
言うだろう

違う道を歩めば
良かったと

そんな
ことばを
聞きたくは
ない

捨てられて
 ....
{引用=一、くじらヶ丘


 口に出してごらん
 うるおい、と
 その
 やわらかな響きは
 途方もなくひろい海の
 すみからすみまで
 満ち満ちてゆくようなものではない

 干 ....
あのときの金魚生きているよ
あなたと何回挑戦しても
ポイはすぐに破けてしまって
夜店のおじさんが呆れて分けてくれた
小さな二匹の金魚
お口をおちょぼにすぼめた金魚鉢は
ひらひら朝顔のように ....
浮き輪をもって海へいく約束だったのに
この夏もお父さんは
白い雲になったままです

空は海よりも広くて青いと言いながら
地べたと空のあいだで
両腕をまっすぐに伸ばして合図して ....
 人とは半分獣だ
 争いを起こす
 心は刻々と移りかわる

 感情 情熱
 生きる力
 感動 経験
 生きる力

 狭い路地ですれ違う人々
 場合によっては
 運命の出会いか ....
まるでぬいぐるみみたいな
ペットのトイプードルは
こんなに汚い私の手も
ぺろぺろ
ぺろぺろ
とてもきれいになめてくれる
犬は人間以上に
人間のきもちを理解している
わたしはバイキンなん ....
時々この臭いが大地に移ってしまっているんじゃないかと思っている
羊への慈悲は必要ないとあなたが言う
世界がこの臭いを知っているんじゃないかと思っている
私は羊の鎖を外す気は無い 四六時中 握って ....
遠い記憶で
ワルツでも踊れば
指先は花びらになり
背筋も伸びて
私は異国のお人形のよう

舞台眺める
祖母や祖父 踊れば
舞台では花びらそよぎ
ため息漏れて
心は異国のお姫様のよう ....
静けさに
包まれて夜は
雨はとどまっても
星はみえない梅雨の空

肌の湿りは
空が落とした夏の皮膜
それとも重ねた体温
外灯が滲んで見える

青く蒼々と
今を映すその目に
私の ....
誰もいない放課後の学校で

光り輝く廊下の先の

太陽が差し込む窓から

僕は身を乗り出して

野球部の練習風景を

ぼんやり見てるだけ

汗水流してただボールに

向かっ ....
1週間毒に漬け込みます

時にロマンチックになったりする

自分だけ灰色になりたい
なればいい

最後の始まり
終わりの続き

味見をするのも計算だった

しょうがないって
 ....
あなたがつれてきたもの

たった1匹の

大きな兎・・・

今日の空はキレイで

わたしの気持ちは

きっと

くもりで

兎のキレイな眼が

わたしの心まで

よ ....
去年庭に埋めた
枇杷の種の、
芽が出るのを見れなかったこと

家に帰ると、
朝、家を出たときと
何一つ変わっていないこと

揃いのコ−ヒ−カップが
片方だけ古びていくこと

「バ ....
ははうえはおむらいすをつくるのがとくいなのでございます
そのことはわたくしもみとめておりますし なによりもははうえじしんがほこりにおもっていらっしゃるのです
ははうえはごじしんがつくられるおむらい ....
嗚呼 線香花火
叶わなかった約束事

逞しさでもって駆けた夏
きらりと残り火

何も奪わない恋だった
駆けっこみたいな関係性

風化しない
約束の言葉は

大事にしすぎてはいけ ....
母は
随分と老いたけど
声は変わらない

母は
もう私に「早く早く」とせかさなくなったけれど
私に「早く」とせかされる

母は
なぜか私よりスタイルがいい
ちょっと癪だけど
ちょ ....
芝生の上のような キップルいっぱいの仄暗い室内のような
エッチングのごとき輪郭となり 紗の薄さに 別れを口にできず
フレーズが頭の中でチリチリとスパークし続ける


とても残酷に朝陽がの ....
いつか
鳥になろうと
思って
空飛ぶイメージトレーニングをしたら
低空飛行しかできない
雀になった夢を見た

いつか
遠泳をしようと
思って
目的地を探したら
そこは遠浅の海
 ....
すべてをわかった瞬間
羽根が風を駆け上がるように
あの空に溶けてしまうかと思った
それほど あなたの存在は鮮やかで
哀しいほどに遠かった

あなたが見つけた道と
わたしが求めた道は
違 ....
空っぽの部屋にあいた穴
どうすることもできず
漆黒の淵にむかって
ネズミ除けスプレーを乱射する

重たい空気の隙間には
大海原が広がっているらしい
とろける月が沈む地平に
植物の茂った ....
空が欲しい・・・・って
ずっと想ってた
 

薄暗い部屋に
頑なに独りいる時も
 

さらに殻にこもって
傷ついた翼を
縫いつくろっている時も

 
空 空 空
歌うように ....
テレビ画面が泣いてます

どうしようもなく
うるさく泣くものだから
フサフサのすね毛で蹴り上げて
横転八倒の刑で治めます


テレビ画面が死んでます

どうしようもなく
線香 ....
 競争世界にポツリと置き去り
 僕なんていなくても世界は回り続ける

 幼き頃から学んだ教訓
 傷つきながら
 涙をこらえながら
 自分の無力をかみしめながら
 惨めだけど生きること ....
虚空に指で線を引く
これ以上傷付かないように
先へ行けば傷口が疼くだけだから
進めないようにと
自分で限界を決めて

もう誰も信用はしない
傷口を自ら広げるような
そんな事に疲れたんだ ....
二時間くらいだったら

僕だってがんばれると思って

書を捨てて

(私が書を捨てたとき
 向かいの道に黒い帽子を被った男がいた)

町に出て

(帽子の下には真っ白い顔があって ....
中学のころ
数式が嫌いだったので
教科書の中の
一番大嫌いなページをエンピツの先で突いて
そこから世界がどんなにみっともないか
のぞいてやろうと思った
穴から見えた緑の黒板は
やっぱり
 ....
孤独と
孤立、の構造って
多分
光学異性体 みたいなものね』

台詞を、
あっさりと置き去りにした彼女は
いーちゃんって 鏡ね』
と、評して
孤独を携帯に写し取った

最 ....
プル式さんの自由詩おすすめリスト(1857)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
くそぅ。- 自由詩2+*06-7-4
麦茶を半分だけ残して- 藤原有絵自由詩9*06-7-4
カルマの人生- 海月自由詩2*06-7-3
たった1つだけ・・・- 黒花自由詩2*06-7-3
小詩集【くじらヶ丘にラベンダーの雨】- 千波 一 ...自由詩43*06-7-3
母斑- 恋月 ぴ ...自由詩15*06-7-3
神話- yo-yo自由詩4*06-7-3
認めてほしい- 山崎 風 ...自由詩4*06-7-3
なめられる- 壺内モモ ...自由詩5*06-7-3
羊の匂い- 1040自由詩406-7-3
ワルツ- ANN自由詩206-7-3
青い目- LEO自由詩18*06-7-3
アフタースクールグラウンド- こめ自由詩806-7-2
- 自由詩5*06-7-2
ページ- 黒花自由詩1*06-7-2
からっぽ- ユメアト自由詩4*06-7-2
オムライス- 由香自由詩306-7-2
線香花火- 藤原有絵自由詩7*06-7-1
- さくらほ自由詩16*06-7-1
Across_The_Water- クリ自由詩2*06-7-1
不器用- しいこ。自由詩2*06-7-1
蒼の軌道- でこ自由詩3*06-7-1
引き出し- iloha自由詩8*06-7-1
目覚め- まほし自由詩14*06-7-1
横になって_リモコンを押させられる- ヨルノテ ...自由詩306-7-1
負け犬の遠吠え- 山崎 風 ...自由詩7*06-7-1
代わり- AKiHiCo自由詩106-6-30
束の間- 中村猫彦自由詩4*06-6-30
のぞき穴- でこ自由詩706-6-30
孤独の必然性- 士狼(銀)自由詩7*06-6-30

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62