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遊ぶために生まれてきたんだ
それだけだ
それが人間だ
仲良くみんなで遊べばいい

それなのに俺はここ最近
とらわれてる
檻の中に
自分の模様に

なあ月が 
見え ....
あひる


醜いあひるの子は
永遠に醜いままだ
白鳥になんてなれない
なのに誰もそれを口に出したりは


しない





ねこ


ねこのかお
よく見なくても、 ....
コンパクトに映るわたしに
わたしは誰と尋ねても
何処まで行っても、あなたはあなた
としか答えてくれない
(何だかつまんないなあ
こうやって電車のなかでも鏡を覗き
アイラインなんか直してみる ....
雨の夜はささくれていくよ
言い訳なんかはごめんだ

頭蓋骨がきしり

水音は止まない断罪のようで
息が出来なくなるよ

雨垂れ
死体
仮装行列

そこを行くのはだぁれ?
ことばならなんとでも言える
「よく晴れているから…」
そのことばに
あなたは安心したような気配を残し
携帯電話をそっと切る
(雨降りなのさ、ほんとはね
幸せだったひと時は何も言わずに遠のい ....
某国営放送で観たイカ釣り漁のようす
脱サラして漁師になった夫を
影に日向に支える妻のけなげな姿
あれって夫婦舟っていうのかな
なんだか憧れてしまう、わたしがいる
確か奥さんの実家は代々の漁師 ....
(かじって
 すてて)


レタスを洗って
いたい
今日はずっと
レタスを洗って
一枚一枚
丁寧に
拭いて
いたい
今日はずっと


知るのがいやで
本当はもう ....
ベッドの上で
二人向き合って
レモンを切った
そのナイフに
お前を映して
見ていた


ベッドの上で
二人向き合って
レモンを切った
そのナイフに
映ったお前は
 ....
秋が訪れれば またひとつ
目じりに刻まれる年輪のようなもの
早いもので開け放した窓の外では
秋の虫たちが鳴き始めている
この様に季節が巡るのであれば
歳を重ねてしまうのも致し方無い事
抗っ ....
姫君のついばんだ魔法薬
ひとつぶ口に含めば千年の眠り
ふたつぶ口に含めばただの草の実
噛めば苦い味ばかり

姫君のついばんだ魔法薬
いつまでたってもただの草の実
深い眠りに入れずに
噛 ....
明けない夜に悲しみを注いで
浮かぶ月さえ撃ち落とす勢いの
その怒りを私にぶつけてもいいから
自分を責めないで欲しいの

不安定な心を抱いて彷徨う夢は
とても怖くて怖くて仕方ないけれど
必 ....
遠い遠いところから密やかに膨らんで
大きく高く重くうねった黒い波のように

その哀しみは時々にやってくる

泣ける時にはタオルケットを
丸めて抱き締めながら
九つの頃と同じ声をあげて泣き ....
何もかもに疲れてしまった
最初から本当は何もなかった
そんな事に今更気付いても
遅すぎたって立ち尽くすけれど
走る思い出の数々が
砕け散って破片となって
弱った胸に突き刺さる

誰かが ....
びいどろ瓶の海の中
蒼い泡がひしめきあって
じょあっと波を繰り返す

青藍 群青 紺碧の水
いろんな青がひしめきあって
じょあっと波を繰り返す

びいどろ瓶の海の中
ラムネの匂いを漂 ....
わたしが遅めの初潮を迎えたとき
母がお祝いにとお赤飯を炊いてくれた
(今の子もそんなお祝いしてもらうのかな
膨らみ始めた胸の先が痛かったりして
ちょっとだけ…おとなになった気がした
それから ....
いつもいつもいつも自分に非があると思って生きてきて
悪くなんかないよ、って不意に頭撫でられたら泣いてしまうでしょう?

どうして君はそんなにも優しいのだろう。
綺麗になりたいと思うよ。
はや ....
「中々、来ませんね」

「そうですね」



「…?お二方、何を待っているので?」



「シですよ」

「シ?」

「死を、待っているのです」




「もう五 ....
お酒を飲んだのがまずかった
初めて会った男に処女を奪われてしまった

「きれいだね」と言い
男は私を抱く

タイムマシンに乗ってしまったみたい

目を閉じると
お母さんのおなかの中に ....
Gのベクトルを探してきて
今すぐに
わたしは ここで うたをうたっている

Fのサイレン拾ってきて
今すぐに
わたしは ここで うたをうたっている


Aのワルツ踊ってみせて
 ....
おとなになること

もう学校に行かずにすむこと
(学校のセンセイを除く)

お中元とお歳暮をもらったりあげたりすること
(バレンタインデーよりも重要になるかも)

おせち料理の黒豆やひ ....
わたしが生まれ育った郷里では
要らぬものを裏山に投げた
村外れを流れる川に流した
囀る野鳥の気配に誘われて
ひとり裏山を彷徨えば
要らぬものは朽ちて土となり
夕餉の支度でも始めたのか
潜 ....
空を行く
風ほどに軽く満ちていたい
鳥の翼を
ささえ得るほどに

空に吹く
風ほどに軽く満ちていたい
様々な音を
伝え得るほどに

何かあるように見えなくて
それでいい
雲はた ....
君のために泣こうなんて
大層綺麗な心は持ち合わせてないつもり。

笑ってあげる。
馬鹿だなって云ってあげる。
隣りに居てあげる。

自惚れてる?
そうかもね。

でも君の事が大切で ....
戦う出で立ちで
挨拶切って 
僕の名前が記された
紙切れを配って回る

相槌のタイミングは重要視していて
ぴりりと緊張さえ走るけれど

親切な笑顔に報いがあるかは
正直わかっていない ....
一.

 俺の知らない赤で
 雲が光の中で
 死んでゆくんだ
 今も

 おまえの知らない青で
 波が砂の上で
 壊れてゆくよ
 ほら

 見ろよ
 カモメの親子が今
 俺 ....
語らう小鳥の 囁きも
野を渡り疲れた 風の旅行着も
みんなみんな小綺麗に 仕舞い込まれています
雨の衣服のポケットに
消えた森、そのものが すっかりと
畳み込まれているのです

 だから ....
ゆらり金魚
ふわふわ踊る朱色の帯
髪結い上げた女の子の
すくい網から
グルリと
あわてて
飛び出していく

金魚
しなやかに
泳いで
見えないゴールを
いくつも越えて

金 ....
額の汗を無造作に拭うあいつより
きれいに畳んだハンカチで汗を拭う
そんな男のひとに憧れてしまう
えっと…そんなひとなら
細い指先に挟んだボールペンを
くるくる器用に回したりして
わたしのこ ....
探しものは
なんですか?
もしかしたら
「あの時追っていた夢」
ですか?

あ〜〜〜
残念っ
それならばもう
消費期限が過ぎて
腐ってるみたいです

もし・・
あきらめる事が ....
ピアニカでは曲が作れないよ
僕の息が続かない

頭の中に視覚化されたイメェジは
音と言葉の間を行き来して
そのまま音にも言葉にもならずに
君に告げられる

額には銃口でなく ....
プル式さんの自由詩おすすめリスト(1857)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゼブラ- 水在らあ ...自由詩37*06-9-13
顔_その1- 恋月 ぴ ...自由詩25*06-9-10
わたし- 恋月 ぴ ...自由詩14*06-9-10
雨垂れ- 朽木 裕自由詩3*06-9-9
ことば- 恋月 ぴ ...自由詩18*06-9-8
ふたりのちから- 恋月 ぴ ...自由詩10*06-9-5
レタス- 水在らあ ...自由詩33+*06-9-5
レモン- 水在らあ ...自由詩31*06-9-4
こころの力- 恋月 ぴ ...自由詩34*06-9-3
草の実- 未有花自由詩7*06-9-1
God_bless_you- AKiHiCo自由詩706-9-1
黒い波- 松本 涼自由詩406-8-30
逃げ道- AKiHiCo自由詩106-8-30
びいどろ瓶の海の中- 未有花自由詩11*06-8-30
不浄の力- 恋月 ぴ ...自由詩19*06-8-30
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プラットフォームあるいは死待合室- 朽木 裕自由詩2*06-8-29
大人になった日- 壺内モモ ...自由詩6*06-8-29
金糸雀のうた- 藤原有絵自由詩5*06-8-29
otona- うめバア自由詩406-8-28
見えない力- 恋月 ぴ ...自由詩28*06-8-28
こばと、言葉のアナグラム- 小池房枝自由詩1806-8-27
汚れ無き、存在- 朽木 裕自由詩2*06-8-27
僕は電車に吸い込まれる振りで_人ごみを掻き分けて逆走するとい ...- 藤原有絵自由詩5*06-8-27
血の匂い- 水在らあ ...自由詩34*06-8-26
雨の森- きりえし ...自由詩13*06-8-25
金魚すくい- さくらほ自由詩15*06-8-24
ハンカチ王子はお好き?- 恋月 ぴ ...自由詩29*06-8-23
探偵_S_の今日の日記- さくらほ自由詩11*06-8-23
世界にしあわせを- 朽木 裕自由詩2*06-8-22

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