すべてのおすすめ
炎の塊がどんどん大きくなっていく

僕の心もどんどん大きくなっていく

知らず知らず僕は少しずつ大人になっていった

まだ子どものままでいたい

ピーターパンシンドロームでもい ....
ファーストペンギンは
勇気があるから真っ先に
海に飛び込むんじゃないよ
後ろから迫ってくる
他のペンギンたちに押し出されて
ぽちゃん
こんな感じ

そう教えて
プールに飛び込んだ君を ....
朝露が風に吹かれて踊りだし
その銀の光が草原を舞う
すべてが溶けてゆく
やわらかい朝

道を進めば
梢に止まる小鳥たちが
歌でぼくを迎え
自然の中とともに
あるべき姿の自分に気がつく ....
 痙攣す足首押さえ唇噛み切る。
 現るるは唯一神、極限に飢えた魔物。
 青いペンで落描きしたらば。
 神経に注がれる桜の花びら。
 アリスを追って夢現、煌びやかなまやかし。
  ....
 視線が絡まりよるのはじまり
 行き先などは無きゆえ
 午前二時にカクテルで乾杯
 午前三時にベッドで乾杯
 途切れたニュースはこう語るだろう
 「キリストを殺したA級戦犯は神 ....
それには まだ
誰も 触れていなかった
息を吹き掛けると
勝手に 回りだした

動きだす日々
巡りだす季節
色とりどりの光
気分屋の雨

種を蒔いて
見つめた時間だけ
命は膨ら ....
(でっかいのが、死んだ。)

風殺すようないかり肩に丸刈りの白髪頭乗せて来るのは あれは
ロブス 漁師で 工房の隣の教会の管理人だ
逆光でも分かる お調子者の いつものいたずら ....
「太陽は暴力だ。
冷房の効き過ぎた教室で
あたしはカーディガンの袖を食みながら
前方伸身2回宙半ひねり
を、決めた燕の
誇らしげな嘴を 遠く眺めていた

あの、三つ子の巣立ちは
母の墜 ....
やっと抜け出せた長い迷路
途中の坂道では雨が降り
何度も何度も足をつまづいた
出口の向こうの海を想い
月が沈んだ明るい空を想い
強くなった私を描いてた



いつでもリアルは ....
不思議な声で
鳥が鳴く
梅雨の終わりに

わたくしはその鳥の名前を知らない


ワールドカップの順位表で
トリニダード・トバゴという国の存在を
初めて知った

わたくしはその国の ....
火が着いたなら燃え尽きるまで
哀しいくらい切ない炎

叶わないとわかっていても消えなくて

どんなにあなたは遠くても
静かに激しく心を焦がす

恋い焦がれて恋心

この身燃え尽きる ....
 かしゃりかしゃりと噛み切る微熱
 散らばる温度に人魚は嗤い
 掻き毟った深海で交わるように
 飛び散った深層で両手を捧げる
 ジェリービーンズの夢
 色とりどりの空が重なり  ....
えんえん泣いてるときより

はにかんで大笑いしてる方が可愛いよ

なにげなくふれあう瞬間

電撃が体内をいっそうに駆け抜ける

消えかかる心の奥底に

沈み損ねていた思い ....
前線が
ぼくらを踏みつけにして
粘着質の雨を停滞させる
内臓は肋骨にぶら下がったまま
くるくると渦をまいて
今日の天気に反応している
こみ上げてくる葡萄の粒、
胸で弾けて
お気に入りの ....
1. 

もわもわ
と、ふくれあがる嫉妬心
あなたが遠くをみつめるその先に
見えるはずのない影を見ては
心に広がる黒い雲


2.

クルクル
と、まわる私の猜疑心
ゆう ....
わたし疑われています
あのひとがとても大切にしている
ミニカーがどうしても一台足らないと
夜毎わたしを問い詰めては
狂ったように折檻を繰返すのです
わたし紅薔薇婦人じゃないのに
緋色のロー ....
僕はキミの海で溺れる魚
どれだけ嫌われても
嘘の愛情でも
与えられると嬉しくて
悲しい程に切なくなって
瞼の裏の真実を裏切る勇気もないまま

偽物でもいい
キミの傍で呼吸をしていたい
 ....
ぼくは詩を書きたい

はかなく終える命だからこそ
人は支え喜び愛しみあう

今日もまた

朝の散歩をしていると
命の詩に出会いました

清らな川のせせらぎに
流れる時を浮かべつつ ....
  夢を見ていた
  長くて 怖い夢
  君が居た
  立ち止まって
  その手の甲に
  目を落とした



  どうして僕の目は
  君の目になれない
  目をとじて ....
待つことには 慣れています
奇跡 というものを
心底から祈願しているから
整理がつかない念い を
持て余しているから
今になっても
想い出 に
負の遺産 に
支配 されているから

 ....
サイダー
壊れたタイル

フラッシュ音
(写真は、撮らないで下さい)

果実の汁のように
飛び散るのは

海の水

天まで届いて
はたかれる

波を汚していく
サーフボー ....
黒色の雪がヒラヒラ舞い落ちる

それに合わせてリズムをとるぼく

ブランコにのりながら遠くまで飛ばした

靴は雲の中に突き刺さり落ちてこないよ

ぼんやり光っている電灯に夜蝶が ....
初夏の雫を集めた、里芋の
透明な葉脈の裏側で
夏風の子が
小さな産声をあげる
まだ、うまく飛べない

棚田の{ルビ畦=あぜ}に沿って
緩やかな曲線を描くと
早苗に浮かぶ蛙が
水かきを ....
いつまでも気付かなければ良かった
と思うことがある
熱帯夜の寝苦しさに目をふと覚ますと
わたしの知らないおとこのひとが
わたしの横で寝ていて
二つ並んだお揃いの枕と
ふたりで寝るには狭いベ ....
休憩の一時間に
自転車でぐんぐん漕いで
交差点をみっつ渡る危険な感じ

一年前の夏の日に
ロビーで仕事をさぼっていた君は
日焼けした横っ腹をぺろりと見せた

もう その頃には
恋人同 ....
あたたかい子宮の忘却(兵士たちの白目)、
膿んだ地の、下の、徹っていった水、その痕
育った果実の潰れる、幻聴鳴り渡るのは怖いものだ
若葉の匂いたつ木立、なぎたおすどくろの群れ
命知らず ....
女は宛ら 一室の部屋だ
好きな男好みに 設(しつら)えられた
日々模様替えする 夜々配置換えする
九十九を過ぎた婆さえも 「あれまあ不思議!」と云うような
女は部屋の 一室である
想い人あら ....
たとえば、きみに好きだよと
囁くときでも
ぼくはきみの、
背中を見つめたまま

きみがぼくに決して
そういう言葉を言わないのを知っているから
きみの白い猫背に囁く

ぼくは、たぶん、 ....
光る
ざわめく
お前を
連れ出す


打たれる
二人で
稲妻
はぜる


当たるぜ
俺たち
そんな
ひどい


あたった
ためしが
ないのよ
宝くじ
 ....
唄は かなしい 唄 しか うたわない 。唄は 悦び しか うたわない 。きの遠くなるような 歳月 くりかえしてきた 年月。 満月がわたしを わらっても カレは わたしを わらえない 。
プル式さんの自由詩おすすめリスト(1857)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
大人と子どもってなにが違うの?- こめ自由詩1206-7-27
ファーストペンギン- アイバ  ...自由詩18*06-7-27
やわらかい朝- ぽえむ君自由詩11*06-7-27
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断絶と想起- 七条 優自由詩206-7-27
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後るれば、月で逢ふ約を違はず、- 士狼(銀)自由詩12*06-7-27
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夏の嵐- 水在らあ ...自由詩15*06-7-19
うたのうた_。伝言版_。__- すぬかん ...自由詩206-7-19

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