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神様なんて居ねえんだよ
なあ、神様
夜があんまり深いので

きつい言葉を投げつける

「もうあわない。さようなら」

送ったそばから携帯が

手からも目からも離れない

きっと君は泣きながら

許しを請 ....
我思うに
平行線越えられぬ 理由は
単純に 其の黒き森にこそ
隔たりを視たのだと

其処で 遂ぞ改めを得た処で
目印が無く
迷いより脱せられ得る事も無く
寒風が 我を吹き付ける

 ....
どんなに苦しくても笑ってられること、
それが自慢でした。
笑えばつらいことなんか吹き飛ぶっておもってたから

でも今では、笑っていてもつらいって感じてきて、、
それが当たり前なのかもしれない ....
かぜをたべて
いきているとりを
たべて

かぜは
なんだか
かなしいきもちになった
階段を降りると
昨日よりふかふかしていて
昔のおじいさんの背中を踏んづけているような
申し訳ない気持ちでいっぱいになる
急いで二階からエレベーターに乗り
皆に白い目でにらまれるけど
 ....
地図は自分を作った男が好きだった
描かれた国は魔法の国おとぎの国
けれども土地を歩いて作られた地図だった

船乗りになった少女は少年に指輪なんて贈らない
それぞれの国のそれぞれの地図と
故 ....
入浴したての空

うーんと伸びをする

ひなたぼっこの空

うとうとと頭を垂れる

照れている空

また明日と呟く

オヤスミの空

キラキラと夢物語の中を踊る
愛であろうと
なかろうと

その光りのまばゆさに
私は未来を見る



私は未来に無知である
あるいは愛にも



しかしその光りが
私の深く溝まで
照らし出す時
 ....
へっぽこ
かみさま

きょうも
あっちで
ごっつんこ

どうやら
あいさつしようと
してたみたい

でもでも
むこうも
こんにちわって
きたもんだから
あたまと
 ....
ナイフよりも尖ったガラスの心
誰かの体を貫いて
声にならない悲鳴を上げても
助けてくれる人はいなくて

どんどん汚れていく身体と笑顔
気がつくともう今は笑えない
だんだん落とされてくあた ....
まちぶせた そのねつが
ニヤリとね ぼくにいう
とおまわり してただろ
そのとおり ひしがたの
たいようを さがしたり
くりかえす なみのはな
とめようと してみたり
うれいごと ひとと ....
はるか
遠くから落ちてくる
手袋の記憶を
あなたが
持っていたとしても

それは
あなたの
責任では
ありません

あなたが
ベルギー産の
山羊の肉をとてもとても
好きだっ ....
燃え上がる舌を晒し
触れるものすべてに火をつけてゆく
光の鎖骨に 首筋に
街と街を結ぶ橋の手足に



遠去かる星
斜めに傾く黒の山から
突き出された光の棘が
天の耳へと ....
錆びた鉄柱が立っている
裂けめは花に覆われている
雲ひとつない空
掴むところのない空


川沿いの砂利道は
小刻みな縦揺れ
見向きもしない水鳥


呼ぶ声に顔を上げ ....
 
いつものことだけれど
早々に月がやってきたので
まだ授業は始まらないわよ、と
太陽に聞こえないように
こっそり耳うちした
けれど
待つのは嫌いじゃないから、と
頭をぽりぽりかきなが ....
スポットライトの下
フィールドの上
走る君の姿が愛しくてたまらないなんて

声を出した
君の名を呼んでいた
必死に叫んでみた
君の名を呼んでいた
知らぬ間に
知らぬ間に…

暗闇 ....
二月の光
鳥たちの
沈黙が凍結
して
透明な
風だけが
鋭い水面を
冷たく
鳴らす
ダイエットしなきゃ、が口癖の姉
断食して水だけ飲む生活をやってみたり
耐え切れなくなって、
林檎や人参ジュースに切り替えてみたり
その結果、
ほんの数?落ちてたりすると
それだけで、すぐに ....
届いたのは
明日の朝刊だった
あわてて死亡欄をチェックし
自分の名がないことに安堵する

そのあとゆっくり
予定を手帳に埋めてゆく
きみにとって
なんでもないことが
あたしにとって
すごくおおきなしあわせになるの

きみの笑顔が
きみの声が
きみの存在が
あたしにきらきら
しあわせをはこんでくれるの

ねぇ  ....
苦しみは甘い飴玉

背後にうつる光の影に

緋色の苦しみあげよか



今このときこそが

幸せだとは気づかぬ豚に


肥えよ

肥えよと


飴玉やろか


 ....
イタリアンレストランでとりあえず出された
コップ一杯の水
その中の四つの氷が
カランと鳴った

その音は
僕が心の入り口にはっているフィルターを通らずに
そして
入り口でさえない場所か ....
あなたが好きで、歌ってくれた
よく歌ってくれた。

録音して、僕に
歌わせようとまでした
その歌を、今聴いている

僕の体のなかで
あなたが、腕を広げるよ

その歌を聴くと
あな ....
何してるかと

気になる君にe-メール

だけど押せず拒む送信ボタン
ねえ、雨

+



+

遠い

+

いつも

+

記憶

+

遠い

+

ねえ、雨

+

崩れる?

+

崩れない ....
【透明人間の憂鬱】

透明人間の悩みは
最近、髪の毛が薄くなってきたこと
これでも若いころは
リーゼント、ヨロシクきめて
ハマのあたりでバリバリに透明だったぜ、ってなもんで
今ではバ ....
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