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となりのひとの
新聞
読むでもなく眺めていたら
恋のひやりはっと
って記事が
目に飛び込んできた

おとこのひとに見つめられ
ひやっとして
揺れるわたしに
はっとするってことかな
 ....
よく見てごらん
雨がまっすぐに降ってくるだろ
時折り銀色に光るのが
あれが雨の涙さ
空の悲しみが見えるだろ

よく聞いてごらん
雨が小さく跳ねるだろ
時折り痛そうな音がするのが
あれ ....
何も悪いことしていない


「死刑じゃないだけマシだろ」
 殺してくれたほうがマシだ
 けれど 罪を認めるわけにはいかない


何も悪いことしていない


「吐いたら楽になるぞ」 ....
世界平和
景気回復
環境保全
明日のテスト

考えなきゃいけないことは
たくさんあるのに

僕の心は
君のことしか考えさせてくれません
コンコンチキチン
コンチキチン
コンコンチキチン
コンチキチン

祇園祭が始まるよ
祇園祭が始まるよ

祇園囃子の音がすりゃ
京都の夏も本番さ

コンコンチキチン
コンチキチン ....
俺の君へ

 すごく強い俺がいて すごく弱い俺がいて
 すごく恐い俺がいて すごく優しい俺がいて
 すごく甘い俺がいて すごく辛い俺がいて

 すごく明るい俺がいて すごく暗い俺がいて
 ....
大歓声のその後に 俺の名前が呼ばれてる どこかおかしな発音だ 
片手を上げたこの俺を まばらな拍手が包み込む

ゴング響いたその後に 左のジャブを軽くつく 左のジャブを軽くつく
意に介さない日 ....
くろに燻ったぼくのいかりと、きのうのゆめが
ちらかったなつのよる、小さなさんぶんをぬりつぶします。
くれよんとかえんぴつをなめて、蛍のうみをえがこう。

あじさいのはなびらが、 ....
あなたが切り離そうとしてるもの
悩むくらいなら
私が愛してあげます

思い出に罪は無いと
信じていたいじゃないですか

いつか私を
そのように切り離したりしないで
そっと信号を発して ....
いつのまにか
溶け込んでいた、世界と
私との接着面に
体温計をさしてみる
 
ゆっくりと
開いた手のひらと
大気との間
握ることはせず
また、摘まむこともない
 
 
少しずつ ....
こんなときだから
あなたのこと
思い出してみる

洗いざらしのティーシャツ
良く似合ってた

防波堤にふたり
たたずみ
いつまでも夕陽を眺めてた

はにかみ屋さんで
口下手で
 ....
こんなことがあってね
あんなことがあってね
生活がどうにもならなくてね
愛した人と別れてね

こんなことができなくてね
あんなことが叶わなくて
考えに来たんだ ....

女子高生のルーズソックスの中には
何が入っているのだろう

はるか昔
恐竜が生きていて
まだわたしが女子高生だったころ
何度もルーズソックスを履こうと試みたが
あの絶妙なふくら ....
小学生のころ
仲が良かった友人の家の
お父さんは雨男で
お母さんは雨女だった

家に行くたびいつも羨ましかった
彼女の家の中はいつも雨で
じゅうたんにも床にもトイレにも  ....
何を植えるかなんて
考えもなしに
掘りおこした
庭のすみ

やわらかい土の頂きに
雀が降りて
ころころと、まろび遊ぶから
つい、嬉しく振り返って
あの人の面影を探してしまう

幸 ....
君は鳥のように 自由でいて
羽を広げて 青い空を駆けまわって

僕は大きな木でいよう
君が疲れたときに 羽を休められる

雨から君を守るため
枝をいっぱい伸ばして 大きな葉を ....
僕たちは
自己愛が強いのか
愛情過多なのか

つまり
屈折していて
言葉を介して
真っすぐ伝え合う事が出来ない


濡れそぼるデュランタの儚さは
強さをもたないわけではないのよ
 ....
欠陥だらけの地球の上で あたしたちは暮らしてる
我が儘通せない あなたのそばじゃ 息が詰まって苦しいの

あたしは独りでも生きていけるから
ごめんね いっし ....
埒もない想いに身を委ねてしまうのは
この季節特有の気紛れと

触れて欲しい

昨日までのわたしを脱ぎ捨てた
わたしのこころに
この瞬間に生まれ変わった
わたしの素肌に

季節は夏
 ....
{引用=
【 お読みくださる前の諸注意 】

1.これは北大路キョウコさん(誰?)へ贈る詩です

2.男性の方は「キョウコ」の部分を好きな女性の名前に変えて
 女性の方は 御自身の御名前に ....
北側のカーテン押しのけて
今年も寒い夜が来た

君の吐き出すコトバが
曇って見えるようになった


  誰かの背中にしがみついた
  君の心は いったい…

僕のスベテを君にあげる ....
ひと足踏み入れば
彩る花弁の甘い香りが
しあわせの時を与えてくれる

いつの日も
六月の雨に濡れている足が
軽やかに茨を縫って進み
見え隠れする背中を追う
赤い薔薇、白い薔薇、あなたの ....
{引用=「序」


万華鏡に
甘い想い出だけを そっと詰めて

くるくるまわして のぞきこむ

金平糖のじゃれあうような
さらさらした音がはじけて

あまりの甘さに 歯を痛めて  ....
今日から私が貴方の宝石になってあげる
その声で乞うがいいわ
愛して欲しいと叫ぶがいいのよ
そんなもの簡単に踏みつけてあげる
何て屈辱的なのでしょう

それでも私だけと思うのなら
追いかけ ....
換気扇が、軋んだ音を降らす。
両親たちが、長い臨床実験をへて、
飼い育てた文明という虫が、頭の芯を食い破るようで、
痛みにふるえる。
今夜も、汚れた手の切れ端を、掬ってきた、
うつろな眼で、 ....
  一 「ミッシング・ピース」

手渡されたたった一枚の
欠けた切符のように
行き先でもなく
日付でもなく
空白のはずなのに
それ以上に大切なものを
どこかに忘れたまま
 ....
近頃やたらと
涙もろくなっちゃった
なんでかな

自宅で映画の予告編を眺めていても
気がつくと
ぽろぽろしている
自分に気付く

やっと梅雨入りしたんだってね

紫陽花は
お隣 ....
この宇宙のどこかで 広がる景色は
どれだけの時間を 刻み込んでいるの    

海の底に沈む 悲しい歴史は
変わらない気持ちを 物語っているの

真実の愛も 錆びついてしまえば
嘘に変わ ....
露西亜の冬は寒い 飛んでる鳥も凍って落ちる

  プーチンの朝ごはんは 赤いスープ ボルシチ

 きっとアメリカ人の血 きっとアメリカ人の血

   赤いスープ ボルシチ きっとアメリカ人 ....
はしゃいで飛び込んだプールの底に顔面を泣けるほど打ったけど
涙をプールの水に紛らせ笑った夏でした

カルピスが痰みたいに絡んだけれど
白くて甘い夏でした

台風で傘が根元から折れたけど
 ....
プル式さんの自由詩おすすめリスト(1857)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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思考内容- 北大路京 ...自由詩5*07-7-2
吉符入り_〜祇園祭が始まるよ- 北大路京 ...自由詩11+*07-7-1
俺の君へ- 北大路京 ...自由詩14*07-7-1
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やせいのなかでおどれ- はらだま ...自由詩25*07-6-30
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体温- 山中 烏 ...自由詩12*07-6-28
- 恋月 ぴ ...自由詩36*07-6-27
そんな世界- 水在らあ ...自由詩32*07-6-27
雑記- 吉田ぐん ...自由詩2307-6-26
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つゆむらさき- 佐野権太自由詩37+*07-6-26
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デュランタのくちびるから言葉はうまれない- 藤原有絵自由詩307-6-25
別れの理由- 北大路京 ...自由詩15*07-6-23
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キョウコさんへ- 北大路京 ...自由詩7*07-6-20
ワガママ- 北大路京 ...自由詩10*07-6-19
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凍りの心- AKiHiCo自由詩407-6-17
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