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少女の
黒い髪に
よく似合う白さ
細い指に
切り揃えられた爪
あれは三日月の晩
まだ七つ、八つの頃
少女の
透明な瞳の中に
飼われた金魚
昨日の晩は
綺麗な橙をなびかせて
少女 ....
くすんだ空の下にいます
世界は町を隔てて
遠くの街に行く事を嫌がっているよう


聴こえたのです

いつかの日に
震える指で奏でられた
ベーゼンドルファーのピアノ


とっぷり ....
鳴き声を発するものは
こちら側に
くるだろう
彼岸は此岸
此岸が彼岸に
いつもなり得る

凛凛と
ぼくらはいつでも
立っているだろう
餓つえて流す
汗も涙も滴るとして
平和より ....
      ・・・・・雨が降る。。。。。



              頬をつたって


         雨が降る・・・・・・・・・・・・・。。。。。。。。。。。。。。


 ....
旅人は唄をくださいと言った
それならばと
僕は悲しみの唄を
突き刺してやった
旅人はよろこび通り過ぎて
行った

また新しい旅人が来て
唄をくださいと
言った
それならばと
僕は ....
僕の弱い声で残すさいご
遺言は誰に届くだろう

たとえば(さよならは)
僕ら(いたみ)

せかいは永久にみずいろ

僕がもえつきて灰になっても
それをさらう風が君であれば幸せ
僕は急いで君の所に向かうから

君はずっとそこでまっててくれないか?

街の電灯がピトピト光り出した

それは僕の出したSOSだよ

僕は駆け抜けて急いでいる

君はのんびり暖かい ....
水のあぶくが上り
木々の青が落ち着かせる
空気が美味しい
虫たちの声

わだちの上を自転車で
走る。
輪投げの中に玉を
落とす。

カトマンズはどこの首都!
ネパールでしょう。
 ....
動機もなく、引きずられるがまま
私は石炭を積んで走った。

雨に悲鳴がこだましたかと思えば、
機関車にたちまちかき消される。

私は引きずられるがまま、
声の抹殺に手を貸している。

 ....
廊下を走ってはいけませんと
先生は叫んでいる
たくさんの足が走り回っている
この学校には
足しかなくて
聞こえることはなかった

旅に出るようなほど遠い
校庭の角に植えた
桃の花から ....
「すいません、歯を治療していただきたいのですが。」
「初診ですね。顔をお見せください。はいよろしいですよ。ではそちらで待っててください。」

歯科医の待合室は美女ばかりだった。
その中に ....
どうしてそんなに早足で歩いてるの
どうして誰かに追い越されると焦るの
僕の横を俯き加減で通り越してゆく人たち
何も言えず誰かが敷いたレールの上
立ち止まらずに歩いている

疲れたなんて言え ....
僕の職場には黒猫さんがいた

黒猫さんの本当の名前は町田さんというのだけれど
何故だか誰もが黒猫さんと呼んでいた

僕はどうして黒猫さんが黒猫さんと呼ばれているのか知りたくて
社内の先輩た ....
零時を時計の針は少し過ぎる
また、一日の最初を過している
小学生は眠りつく時間

寝不足と分かっていても
睡眠時間は一時半と決めている
理由は特にないけど・・・

ねぇ、今 ....
空耳のどしゃぶり
ガード下にこだまする

立ち止まる黒猫の
瞳はブラックホール

目が合えば僕は
吸い込まれていく


夜を開く赤のカーテン
その向こうへ黒猫は走り出す

加 ....
今朝のおまえの目が
あんまり緑だから
どうしたって聞くと
やっぱり風邪だ

普段体調がいい時は
緑に茶色が散っている
水の底に見たブナ林のような
おまえの目

それが濃い緑に張 ....

目が覚め
なるはずの目覚ましが
ならなくて
どこに行ってしまったの
だろうと
探しつづけた

もう学校に
行く時間

どうしよう・・・

どうしたらいい?

頭の中が ....
キミの夢を見た


次の日


なんか心が・・・空が


雲一つない


真っ青な空だった
私が心から愛している人が
同じように私を愛してくれるなんて
本当に素敵だな

すごくすごく好きだから
偶にまだ慣れないんだよ

君が居て欲しい時
当たり前に傍に居てくれるこ ....
太陽が傾いであんな所へ落つこちようとしてゐる。
鞄の中にカメラを六機忍ばせて。

愛しき貴方の掌には浮き上がるポラロイド写真。

写真を振つてはゐけないよ。
現実が掻き混ぜるスウプ ....
わたしは感じてしまう
小綺麗に片付けられた部屋の
飾り棚の上で
あなたは仲間達と腕を組み
屈託の無い笑顔をこちらへ向けて
壁際に吊るしたドライスーツからは
泡立つ潮騒の音色がする
そんな ....
君のその美しさは
止まることを知らなくて
果ては雨夜の月の影

僕が君に逆らえないの
知ってるくせに
そんな難題投げ付けて
君は小悪魔みたいに微笑う

一体何が楽しいんだか

そ ....
 あの人は決してそんなことはないと
 そう言うに決まっている
 悲しませないためや
 悲しまないためや
 あの心に鬱蒼と生い茂る
 憎たらしい善のせい

 わたしは思わず声を
 荒げる ....
心にカギをつけました

私の気持ちなんて

あなたの笑顔には

かなわなかったから

言葉にかぎをつけました

私の言葉なんて

あなたの夢のでかさには

かなわなかったか ....
いつも気ままに飛び出してしまって
思い出した頃は
誰かが困った顔で探している
それを勘違いではないと
知ってしまっても

気ままさに抗うことなく
衝動にはいつでも素直に生きようと決めてい ....
狂いそうなくらい朝から心臓がドキドキ云ってる。
読みかけの本、栞を挟みなおして読もうとしても頭に何も入ってこない。

あと何時間…目覚めてから何十回めのカウントダウン。

落ち着かない。兎に ....
あなたの

うた



好きです

少しだけ

悲しくて

でも

どこか

強くて

消えてしまった

あなたの

こえ

機械からしか

聞こ ....
いつも寄り道せずまっすぐ帰るあなたが
今日、突然に、隣駅で降りたのはなぜ?
缶コーヒー1杯分の小銭も節約するほどのあなたが
急に、ここでブレンドを頼んでいるのはなぜ?

いつも我慢強くあの人 ....
つらい、と叫ぶ人だけがつらいのではない
うれしい、と微笑む人が本当に満たされているわけではない
すき、と言う人がいつまでもそばにいてくれる保証はない
きらい、と背を向ける人が常に素直なわけではな ....
小さいもの

大きいもの

全部

生きている

そう知っている人は

どのくらいの人たちなのだろう
プル式さんの自由詩おすすめリスト(1857)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月夜に溶ける、- 夕凪ここ ...自由詩7*06-6-28
ベーゼンドルファー- 藤原有絵自由詩4*06-6-28
願い- シホ自由詩306-6-27
・・・雨。。。- シュガー ...自由詩3*06-6-27
- 自由詩3*06-6-27
グレイ・メモリーズ- アオゾラ ...自由詩906-6-27
君の大好きなメロンパン- こめ自由詩1406-6-27
仏様- ペポパン ...自由詩8*06-6-27
動機もなく、引きずられるがまま- 下門鮎子自由詩3*06-6-27
名水- tonpekep自由詩10*06-6-27
歯科麻酔- 壺内モモ ...自由詩6*06-6-27
みち- AKiHiCo自由詩406-6-27
黒猫さん- 松本 涼自由詩8*06-6-27
願い事- 海月自由詩3*06-6-26
黒猫- 松本 涼自由詩606-6-26
目を閉じて- 水在らあ ...自由詩24*06-6-26
大事なもの- 黒花自由詩1*06-6-26
- 黒花自由詩3*06-6-26
来世も一緒だよ、きっと- 朽木 裕自由詩2*06-6-26
消失日和- 朽木 裕自由詩4*06-6-26
Star_Ship- 恋月 ぴ ...自由詩30*06-6-26
出会ってしまった僕たちは- 宙空 心自由詩4*06-6-26
コルクみたく- 自由詩206-6-26
おおいぬのふぐり- 黒花自由詩2*06-6-26
自由なさようならをぶらさげて- 藤原有絵自由詩6*06-6-26
きみがいてよかった- 朽木 裕自由詩2*06-6-25
うた- 黒花自由詩4*06-6-25
珈琲の店- うめバア自由詩606-6-25
その背中に向けて- でこ自由詩3*06-6-25
とい- 黒花自由詩2*06-6-24

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