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狂おしく 狂おしきままに
待ちわびて
結ぶ太鼓に散る花は
夢見の果てとあおぎみて


流れゆく 流るるままに
時すぎて
契りし思いに散る花は
あれは逢瀬とかえりみる


帰らぬ ....
蒼き夜空に裸体の桜
瞬く星に影だけ揺らす

オリオンの傾きが
その時を告げるまで

その腕に
無数の蕾を抱いて
むすんだくちびる
静かに眠る


 くちづけは
   春一番に
正月に日本酒を飲みながら詩を書いていたら
火曜日に詩を教えているキムからskymailがきた


「幹さんやばいっす、オレ犯罪犯しちゃいそうです」
『ちゃんと詳しく説明してミソ』
「ちんこ ....
アライグマに石鹸をわたしたら
小さな手をちょこちょこ動かして
とても楽しそうにしていた

まるまるとした石鹸は
みるみるうちに小さくなり
無数の泡だけを残して
アライグマの視 ....
願うことは
罪ですか?

あなたがすき
あなたがすき
あなたがすき

願うことは
罪ですか?

わたしのしあわせは、あなたのしあわせとは違う

しあわせになりたい

そ ....
小腸 からまって 

なんだか 蜘蛛の巣みたいよ

天井は 青く ひろがるのは 赤

赤い ベール

からまって まるで

蜘蛛の巣みたいよ

赤は 網の目 温度が落ちてくる
 ....
そのバスには誰も乗っていなかった
不思議に思いながらも僕はそれに乗り込み、窓側座席に腰掛ける
ドアは閉まり、バスは走り出す

あぁ、なんと気持ちの良い朝なんだろう
走り出したバスの窓から
 ....
ss---s---s--s----s-s-s-s-----s--s--ss-ss

ひりひりと横たわるごとに打ち寄せてくる波

s---ss-s-----s---s----ssss-----s ....
その頃には衰えて
自分が何であったか 思い出せない

喜びを、その唇は歌う
たましいがここにあることへの喜び

何であったか 思い出せない

彼女は笑う
笑い、歌う

(世界は光 ....
海 蹴って 来る ほのお

波間で たてひざ

つめたい そのひざ

寄せて 来る

ほのおを 吐いて あ ける

あおぎみるそら ふたつのえとわる
1.

かみさまはいるよ、
って 
教えてくれた人は
もうすぐ死んでゆく人だったけど
それは黙っておいた


だって、あいしてるんだ



2.

きのう、かみさまを見か ....
寂しがりやたちが
浴槽のなかで話をする
膝を折り曲げて
白濁に浸かる足はふやけて

君の足元に溜まった白みたいに
跪いて笑っていたいよ

 
 
私はとても小さいので
海を見れば
海でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
空を見れば
空でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
風を匂えば
風で ....
朝。

夢からの目覚め、その一瞬の微睡み。


静寂


空気がキレイ。
自転車の鈴の音。
犬の鳴き声。

朝。

ベッドの温もり。
君の体温。
冷たい足先。
密 ....
とりが てんにあそび

そら たかく

まなざしが わたしにふれる

らせんのように うたが

うたがおりてきて

わたしの ひたいをうつ

はな こぼれ ささやく


 ....
そして雪の中へ沈む


地上から十メートル
中空に横たわりながら
雪を待つ

冬のさなかにほおり出されて
わたしは海を夢に見る

深淵から
響いて響いて
波がわたしを呼ぶ
わ ....
今や 虐待という言葉が時々に 聞かれるようになっている。

お腹を痛めて 生んだ我が子

成長と共に 可愛さも親の責任も 染み込んでくるはずなのに・・・

一番愛してくれているはずの 親に ....
ガマの穂が天に向かい綿に覆われて立っている
安らかな秋
まるで別世界のことのように
自分のことを思う
帰りたいと願う
時間を戻してくれと願う
叶わない願い
わたしの歩く道から
ガマの穂 ....
空間を触ってみた。

階段の手前あたりに
暗く空いた穴に

魂を吐く子供
透明な魂を吐く透明な存在だ。
彼女の場合

  誰からの用事、とかでなく、
  本当は私の言葉で話しかけたい。
  だけど、まだ無理。
  視線が向くと、声がふるえてる。
  いつか、きっと、だけど、
  それまでは ....
壁伝いの夕暮れを
目で追う縞猫

不規則な鼓動が
擦れ違う僕と共鳴する


帰る場所はあるのと聞いているの?
もちろんさと僕は嘘をつく


全てお見通しなその黒目の中 ....
頭痛がひどい頭はすでに割れていて
流れ出る中身は星屑だった
スカイダイビングの途中だったから
せめて流星雨になることを希望
それにしても頭が痛いよ
自分の手でヒビをふさいだけど
星屑なんて ....
玄関のドアを開けたら
鈴虫がいた

小さい頃の歌 思い出す

リンリンリンリン リィンリン

鳴くのを待って
じっと見つめる

鳴かない
睨み合う

僕が負けて
歩き出す
 ....
わたしの血は
青く青く沸騰し
ゆらめきながら立ちのぼり
はてしなく透きとおった
青をふらせた

しなだれた渇望のからだは
ゆく先のしれないおもいと
めまいの予感を内包していた
いよい ....
ごめんね、と
あたまをひっぱる
ずるずる、と
ぴかり
じゅわじゅわ
やかれてゆく

ありがとう、と
もぐもぐする
あなたを たべて
わたしは すこしだけ いきのびる

 ....
屋上に ちょっと頭のおかしくなった犬がいて
朝から晩まで グルグルグルグル
同じ場所を廻り続けている
誰が連れてきたのかも知らないし
いつからそこにいるのかもわからない
ただ ずっと グルグ ....
 




   膝をたたみ 目を伏せて
   思い出すのは
   折りたたまれた空に見つけた夏のかけら
   黒髪が 風を誘った雨上がり

   わたし ここで猫が飼いたいの
 ....
   ユメに住めば 眠り浅く

   ユメを食べて 満たされず

   咲いたところで ユメのなか

   カリソメの陽を浴びて

   水面に映る蒼白い ヌケガラ
いつの間にか 鞄に穴が開いていたらしい
どうりで最近 入れた覚えのないものが
たくさんあるんだなと

好き好んでこの鞄に入ってくるなんて
よっぽど物好き
もしくは 穴があったら入りたいほど ....
 ぜひ

 それがはじまり。
 はじまったものが、まわりはじめ、とるるるといまはとまっている。
 とまっているだけか、
 とまったのか、

  それは。

 自立を、ぜひ。
  ....
プル式さんの自由詩おすすめリスト(1857)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
新宿区市谷船河原町「逢坂」- 恋月 ぴ ...自由詩24*06-1-29
眠りの森の‥- LEO自由詩9*06-1-28
金(キム)- 馬野ミキ自由詩90+*06-1-22
アライグマと石鹸- ベンジャ ...自由詩11*06-1-14
I__wish__for__my__happiness.- 逢坂桜自由詩4*06-1-14
氷点下のソネット- ミゼット自由詩5*06-1-12
ある夢- マオイ自由詩206-1-10
刺繍- ミゼット自由詩2*06-1-10
蕾む乙女- ミゼット自由詩1*06-1-8
夜明け- ミゼット自由詩1*06-1-7
かみさまについて学んだいくつかのこと- 望月 ゆ ...自由詩80+*06-1-6
白濁- 自由詩306-1-6
私はとても小さいので- 松本 涼自由詩114+*06-1-2
あさのあお- ナイトー自由詩205-12-28
光くる朝- ミゼット自由詩2*05-12-21
海をください- ミゼット自由詩5*05-12-20
虐待- renchu自由詩205-12-9
安らかな秋- チアーヌ自由詩505-12-7
空間- 佐藤伊織自由詩4*05-11-29
片想い_01.伝える言葉は- 逢坂桜自由詩3*05-11-23
ざわめき- 松本 涼自由詩3*05-10-31
まだ空にいたいんだ- ススメ自由詩305-10-29
鈴虫がないている- 自由詩5*05-10-19
青い果実- こしごえ自由詩13*05-9-28
サンマと_わたしと_ちきゅう- 玉兎自由詩505-9-18
いつか空飛ぶ円盤が来る日まで- 大覚アキ ...自由詩505-9-13
落下する、夏の質量- 嶋中すず自由詩4705-9-11
ユメノハナ- yaka自由詩6*05-9-3
- F (from send ...自由詩6*05-8-31
自立を- さかな自由詩705-8-26

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