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実は好きだったんだよ

照れくさそうに 懐かしそうに 君は言った

嘘だあ 

私は 水分が足りなくなった喉元から 乾いた笑い声をひねり出した



好きです 好きだった

こ ....
玄関のチャイムが鳴ったので
仕方なく立ち上がろうとしたら
背中の上に
重たい鳥が
止まっていた

「どいてくれますか?」
黄色の羽根を
ぱたり、と閉じて
ずん、と居座る
「私は止ま ....
1 + 1 = I Love You

2 - 1 = I Miss You
《人たらん》


人たらん人になりたいと 男は思いました

道程などと つぶやきながら



人がたらん人がたらんと 別の男がいいました

道には人が あふれかえっているの ....
オートクチュール
私ぴったりに、しつらえた愛を下さいますか?

遠き月が啼く夜に
迷子のままでキスをする
盲目のロストヘヴン

でも独りよがりではいけないね
一人で恋は出来ないね

 ....
(天井にはたくさんの実がなって、今にも落ちるような気がする)

犬と抱合しましたの。 痩せた短毛の犬です。
私は十六日前に生まれた女。唖です。
この骨の肉は、絡み合ってようよう見えそう ....
いま 俺が自殺しても
臨時速報で流れへんから
まだ やめておくわ


いま 俺が自殺しても
株価に影響あらへんから
まだ やめておくわ


いま 俺が自殺しても
国葬にならへ ....
良く頑張っているよね

そんなふうに
自分を褒めてみるのは
なんだか
むなしい気がする

お馬鹿さんだからなあ

そんなふうに
自分を卑下してみるのは
どうしてなんだろう
ふぅ ....
愛してるなんて 誰でも言えるよ
多くの人間が 都合良く使ってきた言葉さ


愛してるなんて 誰もが言えるよ
言葉にできない想いを 都合良く表してきた言葉さ


愛してるなんて 誰だ ....
決めた!


先に「愛してる」と言ったほうが 勝ちということにしよう!
放出された 夏の、
取り扱いをあやまった空から
束ねられた雨が落下する
世界はまだ、はっきりとした輪郭を持っていて
ぼくも きみも それを知らない 


ウィリー、ウィリー、
なぎ倒さ ....


その女の子は
押し入れを
殊の外おそれていたそうです

戸を開けるときの音が
怪物の唸り声に聞こえると
そう言って
決して自分からは
押し入れに近付こうともしませんでした
 ....
「カワイイ」って言っても えぇやん!

「カワイイ」ぐらい!


「愛してる」は おまえにしかって言ってないんだぞ!

 
 妬くな!
飛び込めないのは25メートル先の地上
あたし 空なら飛べるわ

耳鳴りがやまない
自分が嫌で吐き気のする夜

夜の闇に溶けたら君のもとまで行けますか?

鉄柵のうえで足を投げ出して
 ....
寝る前に 歯を磨く
 やっぱり「恋」なんてものは 男よりも女のほうが似合うものだと
 鏡の中で 奥歯を磨く自分を見て思った

ふたりいっ ....
だんだん遠くなってゆきます
嘘を並べては崩すように詰め寄る眼
この心に貴方が少しずつ消えては
思い出に脚色をして語り出す唇

あのころはたのしかったですね
とてもしあわせでした
こくうを ....
豆電球の灯り  息を落とす ひとり
 幸せに ほろり  熱を分ける ふたり

夜の海を渡り 繋ぎ合う 鎖
 それは つまり 朝焼けに ニ ....
ちょっと足らないだけだものね
八時二十分を指している
あなたの眉毛の上に
ボールペンかざしてあげる

いざ出かけようとしたら
小糠雨降り出して
傘を差そうかどうしようか
迷うのにも似て ....
恋人に優しくない男なんていないよ おやつを我慢しては 花火を買った

刹那の輝き 一瞬の煌めき


向日葵が枯れ始め 陽が落ちるのが早くなり
セミの声がヒグラシに変わる

緑の山も夕焼け色に 少しずつ染まっていく
「 ....
地下道の便所の前に 
何も書かれていない 
真っ白な短冊が 
くしゃりと折れて 
落ちていた 

無人の通路に 
夜の靴音を響かせながら 
便所を通り過ぎる 

Tシャツの背中を  ....
 まだ幼い頃
 両親を始めとした大人は
 大きくて
 強くて
 とても恐ろしかった

 まだ幼き頃
 大人になるって
 すごいことだと思った
 自分が大人になるなんて
 想像す ....
君は いつも僕と一緒にベッドに潜り込んだ
強く抱きしめてくれて 優しく口付けをしてくれた
明け方にはベッドから落とされてしまうけど それも含めて 僕には至福の夜だったんだ
僕は君の恋人なんだって ....
何度か、何回か。
恋唄を唄おうと。
しましたが。
無理でした。

今日は、七夕。
もしも願いが叶うなら。
恋唄をもう一度。
唄える事を願います。

今日、もしも。
お二人に永遠が ....
{引用=
拝啓 北大路京介様

あなたと同じ世界で 生きていたくありません。
あたしと同じ世界に あなたが生きていると思うと息苦しいです。
朝 ....
こんな拙い言葉では 届かないかもしれない

だけど だからこそ 

あなたが視線で追った わたしの一つ一つの言葉が 一行一行が

そのまま浮き上がって 瞳を通して 身体のどこかに 直接流れ ....
「ありがとう」

「いただきます」

「ごちそうさま」

ちゃんと気持ち込めて言う
感謝とか 幸せだとか




「まいど」

「おおきに」

「どこ行かはりますの ....
少年になれない大人の男が、

少年の青さを嘲笑う、

本当は俺も少年になりたいなと、




家から職場までの歩数はいつも同じで、

今日も新聞を読んだだけだ、

果たして私 ....
君はひとりじゃないよ そう言ったあなたは 笑顔でわたしをひとりにしてしまうんだよ

ありがとう 無理やり喉元から 無機質な記号を吐き出した

それじゃあまたね 大きく手を振られ 小さく頷いた
 ....
また会えるからサヨナラと言った
雪の残る街
いつものように見送った僕を
覚えていますか

赤いコートの裾が揺れ
乾いた風に凛と鳴る
あしたもきっと青空だね
ふたり信じていた
 ....
プル式さんの自由詩おすすめリスト(1857)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ですだった- 楠木理沙自由詩3*07-7-18
ペズゥ- 小原あき自由詩32*07-7-17
1+1- 北大路京 ...自由詩33*07-7-17
人たらん- るるりら自由詩9*07-7-17
オートクチュールの愛- 朽木 裕自由詩5*07-7-16
トロツキーの口唇、眩惑。- ミゼット自由詩8*07-7-16
臨時速報- 北大路京 ...自由詩6*07-7-16
- 恋月 ぴ ...自由詩35*07-7-15
愛してるなんて- 北大路京 ...自由詩7*07-7-15
決めた- 北大路京 ...自由詩15*07-7-14
ウィリー、ウィリー、きみの名は、- 望月 ゆ ...自由詩44*07-7-14
いなくなった子供らの話- 吉田ぐん ...自由詩1307-7-13
限定- 北大路京 ...自由詩11*07-7-13
夜を泳ぐ- 朽木 裕自由詩4*07-7-12
歯ブラシ- 北大路京 ...自由詩11*07-7-12
変化- AKiHiCo自由詩207-7-12
ふたり- 北大路京 ...自由詩9*07-7-11
明日になれば- 恋月 ぴ ...自由詩35*07-7-10
彼氏- 北大路京 ...自由詩5*07-7-10
また夏が来る- 北大路京 ...自由詩28*07-7-8
白い短冊_- 服部 剛自由詩10*07-7-8
子供の大人- 山崎 風 ...自由詩407-7-8
抱き枕のラブソング- 楠木理沙自由詩2*07-7-7
恋唄。- 狠志自由詩407-7-7
新・自殺要望- 北大路京 ...自由詩5*07-7-6
縦書きの理由- 楠木理沙自由詩5*07-7-5
ちゃんと気持ち込めて言う- 北大路京 ...自由詩15*07-7-4
一人- 狩心自由詩6*07-7-4
ひとりでいてほしい- 楠木理沙自由詩4*07-7-4
雪の残る街_〜季節とココロの裏側で〜- Rin K自由詩27*07-7-3

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