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ものがたりをしよう
こんな淋しい夜更けには
ものがたりをしよう


青いペアグラスは粉々にくだけ
私の心は深く傷ついた
銀のスプーンを強く噛んで
一人ドアを閉じ貝になる
永遠などない ....
彼女があらわれた

可愛い

彼女は身構えるよりも早く 別れの呪文を唱えた


彼女の口撃

 あたし ほかに 好きな人ができたの






コマンド>?
 ....
小さな箱の底に僕はいるよ
産まれてきたのに
キミは要らないと言って
冷たい底に僕を置いて
軽く頭を撫でて
遠くへ行ってしまったんだ

どうしてかな
僕は知らない世界に独り
聞いた事に ....
 詩なんて書けないと泣いた T

 恥ずかしがりながらも書いた H

 出逢う前から詩的な言葉をこぼしてた M

 言葉の代わりに花を生けて返した N

 綺麗な声で唄った Y

 ....
バスがほしい

だいすきなひとだけ乗せて
あのひとに運転してもらって

持ち物は
あたたかいブランケット

バスケットには
おいしいお菓子やパンや果物
シュワッとする飲み物入れて
 ....
それは約束された儀式
かりそめの情熱

どちらが先に瞼を閉じるのか
けものの眼差しとなり相手の出方を窺い合う

わざとらしく歯を閉じ
拒んでみせるのは
初々しさをこころにまとい

 ....
まさか

あいつに「愛してる」なんて 言ってないよね

もし そんなこと言ってたりしたら
きっと 笑っちゃうよ  笑いすぎて涙がでてきちゃったりね

想像しただけでも ....
キミと一緒に居る事で
あの日々が煌きを失うのなら
キミの首に手を掛けてでも
僕は守りたい
まだ今なら間に合うはず
だから、

その眼に映るのは
いつだって僕だけでいたのに
他の誰も立 ....
みんなが
願いごとを
かけすぎたせい?

叶えることができないから
消えてしまう星。

それとも
願いごとが叶ったから
かわりに消えてしまうの?

ううん

星が落ちるのは
 ....
のびきったラーメンなんて
食べたくないし
食べてほしくもないから
そう遠くない将来
広いキッチンの
我が家に
ドロドロの眠りから覚めて
僕は思った

こんなに深くまで
来るつもりじゃなかったのにな

きれいな水際で遊んでいて
ふと下を見た
薄い薄いガラスを
何枚も重ねたような
深い深い青
 ....
{引用=落花することに歓びがあるとするならば
目の前に横たわる海鼠状の災禍を受け入れてみたい}

あなたと
わたし
コロシアムと密かに呼び合う
誰ひとり立ち入ることの無い塔屋の片隅で
ふ ....
桔梗の匂いです
ほんのりぼかした地平線は
花のうねりが続いています
その上をすべる
乳白色 あおい月
輪郭はまだうすい


   夜はさらさら
   風はさやさや


月は花の ....
生首を抱えて逃げる 君はさしずめメデューサ
目を見てはいけない 目を合わせてはいけない
簡単に囚われてしまうから ね?

でもどうしてだろう 君の抱えているその首の顔
どこからどう見たって君 ....
あ、が悪意で
い、が意地悪で
う、が疑い深くて
え、が怨恨で
お、が汚染で

そんな世界じゃなくて

あ、がひろいひろい「アイ」で
い、が色鮮やかで
う、歌声で
え、が笑顔で
 ....
青いテレビ画面に 手を突っ込んで
すましたニュースキャスターを握りつぶした

気を紛らわせるために 野良犬を呼んで
お酒を飲まして 初めての夜を捧げた

 尻尾を振り乱し 飛び ....
夜更け
流れ星がみたくて
窓をあけた

見上げれば
夜空は雲に覆われて

街は静かに
眠りについていた

雲は
晴れることなく
夜空を守り続け

あの雲の上では
きっと
 ....
君が他の誰かを好きになれば

食事は喉を通らず 眠ることもできない



    それで死ねる

    きっと 死ぬことができる
ふたりの仲は
今が最大の{ルビ危機=ピンチ}

洗いたての洗濯物を干しながら
ピンチで止めていく

ふたりとも
洗いたてには
もう
戻れない

ピンチでとめることも出来ない
き ....
乾いてゆく風があった
薄れてゆく光もあった
綺麗にされた夏だった

目の前に拡がる
どこか懐かしい景色に
なぜかふるい歌を思い出し
海に腕をさし入れる
かなしみが群れているのは
きっ ....
何も考えずに野菜を切っていた
夜には帰ってくるあの人の食事を作る
食べやすいように細かく刻む
水に漬けて灰汁を取り除く

塩で味付けをする
旨みが増すようにと
気付いてもらえないけれど
 ....
凶器って

ナイフでも
銃でもなくって

コトバなんだね。
誰か私をここから救い出して

鏡を覗き込んで溜息
裏切られ裏切られても
尚まだ誰かを何かを
信じていたいと内側で願う

報われる日が来ると言い聞かせ
顔を上げては髪を掴まれ
キミの指 ....
過去も未来も
空に還っても

あなただけを
愛してる。
朝、ぼくの季節は二十五歳で
ざらざらとした空を
東から西へ
たとえそれが夢だとしても
渡って、どんなにボタンを押しても押しても/押しても
改行できないでいます



ぼくが、ベーコン ....
その男は
音もなく戸口に立っていた。

帽子を深く被って
顔はよく見えない。

ーあんたの夢を買うよ。

ー・・・

ーあんたの夢を買うよ。

やっと答えた。

ーどんな夢 ....
歩いていく
あのひとの背中が見える

ふと
立ち止まって
花に顔を近づけて
思い切り息をすいこんで

花の香りが
たくさんあのひとを
満たすだろう

そんなところが

好き
働くってことは
否応無く押し付けられた役柄を演じること

食品会社に勤めれば
賞味期限の記されたシールを貼りかえる日々
罪の意識など三日で消えてしまう

コールセンターに勤めれば
クレ ....
落ちてゆきましょう
僕はもう自由になるのです
靴を脱ぎ捨てて
そう裸足で
底のない暗闇へ
光の雫を弾きながら

垂直に垂直に
風はいつだって僕の敵だった
髪を服を乱していたずらに
 ....
そんなに 恋がしたいのなら

    媚薬を飲んで 人混みへ飛び込んじゃえ
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