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人魚姫の姉さま達の長い髪
12時 ....
思わず声にしてしまった
ことばよりも
言い出せなかった
ことばの
内に秘められた真実
レンガを幾つも積み重ね
ひとは誰でも
その真実をこころに閉ざしてしまう
日々の暮らしと
日々の思 ....
薄明かりの中、夜目が利かない私の手を引いて
いつの日か連れ去って下さい。


貴方の幸せがいつも私の隣に存在するのなら、
こんなにも幸せな事はないよ。



貴方を守りたい


 ....
大好きって
それは響きだ
大好きだなんて
叫ばなきゃ良かった

声に出さずに
叫ばなきゃ良かった
声に出して
叫んでいたら

きっと俺は
ここにはいないし ....
苦しみも
喜びも
悲しみも
楽しみも
涙も
笑顔も
逃げるも
負けるも
勝つも

前にしかないんだよ
可愛いやつと一羽のレース鳩を胸に抱いた
彼の眼差しは恐ろしいほどに優しかった
自分の弱いところを見ているようで
彼と一緒にいるのが嫌だった
彼と友だちだと誰にも思われたくなかった
それでも誘 ....
感傷ナド噛ミ殺シテ愛したりすればいい。
泣きわめく幼児を俯瞰。
手にはコクトォ。

避難はしごの下で安い肉を喰らう。
願わくば貴方が私を喰らえばいい。
貴方のやさしい顔へ私の小さな手を伸ば ....
シュヴァルツェ・カッツを追いかけて太陽を見失う。
別にどうでも良いのだけれど。

瑞瑞しい指先は白く膨張した溺死に似ていた。
あの日の笑顔に似ていた。
あの日に失った太陽に似ていた。

 ....
ああ また白馬が

やってきたんだね

まだぜんぜん食べてないのに

そんな目をして

いつも俺が

しんけんに作った

晩ごはんをふたくちぐらい

ゆっく ....
僕は生きている
その事自体が罪なのか
道造は二十四歳で逝った
中也は三十歳で逝った
祐三も同い歳で逝ってしまったよ
だのに
僕は未だに生きている
罪の上塗り
恥の掻き捨て
僕が愛し損 ....
すゞやかな夜に

泣いている

悲しくもないのに

淋しくもないのに

鳴っている警鐘

遠くへ追いやった想いが

今 まさに

消え去ろうとしてますよ

絡めた指の
 ....
「パリーへ二人で行こう」
あの頃は佐伯祐三に焦がれていて
寝物語に囁いた僕の言葉を
君は黙って受けとめてくれた
僕に離婚歴があることを
君は問わないでいてくれた
僕が夢見たパリーの空は
 ....
こんな闇夜に
待ってるんだ
ティンカーベル

君の為に
窓は開けっ放しさ


ぼんやり伝った
頬の涙は
言葉にすれば
笑いとなって
飛んでいく

そんな類いのものさ

 ....
深い悲しみの色だわ
胸に漂う紺碧の思い出たち
今でも夢に見ているの
あなたと出会った嵐の夜を
もう一度愛がよみがえるなら
私のすべてを捧げてもいいわ
あなたの腕の中で生きられたら
何もい ....
その指一本
指の一節さえも愛おしい

かわいい言葉
ちいちゃなお口の赤さ
さくらんぼにも
イチゴにも負けない
甘さ

へしゃげたお鼻
誰に似たのと大人たち
お構いなしに宝物

 ....
                    



今日は仕事ないから
俺たち遅くまで寝てたっていい
でも空がほら
あんまり青いから
外に出ようぜ
競争だぜ
階段駆け下りて
飼い犬に ....
仮面


産まれたての
あの頃に
戻りたくて人は被る








他人を欺きとおせても
おのれの顔だけは

欺けない





頭蓋骨


そ ....
吹き抜ける{ルビ時間=とき}を感じて
思い出映し出したあの時
私の心に炎が燃えた
言いようも無い淋しさに
翼を広げようとしても
あの頃の青空はもうない
ただ風に吹かれて
心の嵐を鎮めるだ ....
おいどの大きな者が
持てはやされた遠い昔の
おんなは血を繋いだ。
夜毎
亭主とまぐわって
子を産み
子を育てた。
おいどの小さな者が
持てはやされる今どきの
おんなは血を乱す。
し ....
あなたとおそろの夫婦箸
いまはもう使う気にもなれない
あの頃は愛の姿を信じていた
同じ季節の同じ日々
それでも、素肌に感じる感触は
あの頃とは確かに違っていて
ひとり台所に立てば
化学の ....
太陽の素顔が見たいなら
ここに来るがいい
ただひとり来るがいい
そしていつまでも
地平線をみつめるのさ
今は夕暮れ
心まで夕日色
果てしない夢追いかけた
あの頃がよみがえる
君は君にしかわからない
悲しみの空気を読み込んで
そっと手のひらで文字にして逃がす

窓辺にもたれて
涙もこぼさず


僕はこの世界を
少しだけ繋いでいたくて
小さな音で音楽をかけ ....
今日の雨は哀しい音で泣くから
傍に居て欲しいと、思うんだよ。

頭をぎゅう、と締め付ける雨の響き方が
やけにゆっくりで
あのイントロに似ている、と思ったりする。

死は矢張り誘惑で
言 ....
握り締めた掌をゆっくり開こう

降り注ぐ月灯りがどこまでも透明で
窓を開ければ秋の風が髪を撫でる
心にいつの間にか出来た傷を
そっと両手で隠しながら
笑顔で貴方を見よう

泣いてはいけ ....
?.

あなたを
あなたのすてきなところを

一日
大切にする

あなたを
あなたの汚れたところを

裏返して
日に透かしてみると
おかしな影ができるから
その影に指で ....
あなたは手慰みの指先で
わたしの身体をくるくる回す
言いなりになんかならない
と思ってはみても
あなたにだけは嫌われたくなくて
股関節の痛みをこらえ
アンディオールのポーズを取る
(わた ....
果てが薄闇にかすむ一本道
日が昇れば
僕は人を殺しに出かけていく

私が売るものは
身体ではなく情報なのよ

凛とした横顔
足首の清々しい青
彼女はコールガール
僕のたった一人の ....
会社


会社の顔を汚すなと
上司に言われた
僕に顔は

いらない





未来


40年後の
僕の顔
今のこころが作り出す





レジェ

 ....
夏は滅びを垣間見せるから
静かに優しく笑っていて

愛してくださいなんて云わないから
だから どうか 死なないで

音のない哀しみは雨

微速度撮影で人生を撮ったとしたら
壊れ始めは ....
昨日と明日の間を繰り返す日々に
少し嫌気が差してしまっただけ
カーテンを閉め切ったままで
ベットに仰向けに寝転がる
浮かんでは消えてゆく影
僕はいつまで逃げるの

新しい道を選んだ僕は床 ....
プル式さんの自由詩おすすめリスト(1857)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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