夜がガラスのように
砕けた朝に
散らばる夢の欠片
止まらない時計の針は
呪われたように
勢いよく回り出す
乗らない気分が
脈を締めつける
手足に冷たい鉄の鎖
苦しさのため息
無理や ....
ここのサクラ並木は
申し合わせたように満開になるね
まるで地下に栄養の供給パイプが
張り巡らされているみたい

そうだね
「サクラの開花六百度の法則」というのがあって
二月一日以降の毎日 ....
 今日も元気に発狂している「WOKE」の諸君、新しい世界が訪れたとき、地球に君たちの居場所は何処にもない。君たちが求めている敵は何処にもいない。
 そこにあるのは庶民の感覚を持ち合わせている、「 ....
鉄筋コンクリートの我が家はまだ冷たくて
絨毯の上に固めの羊毛布団を敷き
モフモフの毛布を敷き詰める
上掛けは薄手の羽毛布団に軽い毛布を掛ける
ゆっくりと冷えた足を暖めては
睡魔の訪れをゆっく ....
哀しみは心のうちに深く、深く、差し込んで
僕をきつく、きつく、締め付ける

ああ、このふがいなさ
手を伸ばしても届かない月明かり
まるで闇雲に隠れるように僕のもとから去った君
何もかもが戻 ....
夜明けを求めて扉を叩く
刹那の現在
次から次へと
巡る一秒先の見えない軌道
乗せられただけの僕

星が流れる
尾を掴む
その手に自由が宿る
目覚めて夢の余韻が残る
空っぽの掌にため ....
君と私の
淡いあわいに
  泡のように
  浮かんでは消える
  気持ち を


 小径の菫
 曲がり角のスウィートピー

  淡いあわいに
  浮かんでは消える
  泡
 ....
入江の向こうに
黒い影が浮かんでは消える
波の音を奏でる
音符のように

埋まらないパズルのような曲線を描いて

この場所を離れないものがあることを
僕はくりかえし
思い出していた
  なな   な はて
 て       て
は         は
 ん  い   い   え
   な   
 しぃ  て     タ 
はぁわぁ てぇ いぃー
 て  て し  て ....
○「朝立の歌」
朝立ちしても
むなしいだけ
相手にしてくれる女(ひと)は
もうだれもいない

朝立ちしても
むなしいだけ
体は興奮しても
心に燃えない
カラブリの朝を続けて幾年ぞ
 ....
白いおひげの モフ
びくびくと 世界に
だってさ 生まれたてだもの
わしゃわしゃと 撫でたら
モフモフと いじらしい

やわらかな黄金の モフ
わくわくと 景色を
あっ! あっちで花が ....
竹輪の穴からのぞく夕焼け 終電まで

バス停のベンチで喋る

時代小説の話をしたような


山の薫りが

背中の方から覆ってきて

いい夜だなぁと思う

あなたの声は心をやわらかくする

けっ ....
殻にひびを入れている
中身を見るまでどちらかわからないときみは言ったけど
そんなの嘘だと思う
扉を閉めたら一人になった
でも 遠くに灯りが見える
見えるからあるに違いないと思う

扉の向 ....
僕の黒が夜を染めていく
君の白が朝を照らしてく
別々の景色 触れた指先
壊れるその瞬間に僕ら交わる

バラバラになる音が響く
君と僕の色が混ざり合う
始まりと終わりが溶ける場所で
新し ....
とぼけた光が朝を呼ぶ
雨樋の上を鳥が闊歩する
うんざりするような
薄水色の空が広がって

人を傷つけることのない
丸い風が吹く 強く 強く
別れすらも曖昧に笑って
時間は過ぎていくばか ....
○「理解し合う」
価値観がちがうのに
理解し合えるのか
経験がちがうのに
理解し合えるのか
感覚がちがうのに
理解し合えるのか
視点がちがうのに
理解し合えるのか
波長がちがうのに
 ....
隠された事柄は
ある日ひょんなことから
氷山の一角として人目に晒される
ぼくは目撃者となった
それを黙殺すれば
棺桶まで持っていくことになるかもしれない
一時の面倒臭さを優先したら
一生 ....
バターでできた巨大な彫像は
やすりがけされたぼくの舌で
みんななめされてしまった
地上は地獄の業火につつまれる
ここでページはおわっている
なんてかなしいんだろう
かんかんの俎上でぺらぺら ....
Who’s in your heart now?
誕生日、おめでとう。ぼくはあなたに言った。
全身がおれのストレッチだ! ははははははは!
陽気な日だ、きのうみたいに、特に憂鬱なことはない。 ....
あの子が「たまごそぼろだ」と言ったから
あの角の家にはおいしそうなたまごそぼろが咲く

神様に祈ってみたり、嘘をついてみたり
大して変化のない生活を強い風が撫でていく

更地になった場所に ....
いつまで待てばいいのだろう
触れる事の出来ない〝君〟

もし〝君〟の傍に一歩でも近づいたら壊れてしまうんだ
何もかも
まるで繊細で複雑なガラス細工のように

だから僕は見守るよ
〝君〟 ....
遮光カーテンの隙間から
溢れる朝日が睡眠に射し込んで
夜から切り離されたぼくは
恐る恐る目を開ける

考える間もなく朝のルーティン
決まった時間にドアを開け
同じ方向に向かう人々に混じり ....
大きな呼吸の
あるところ
迷子の流れ星もどうぞ

下町の画廊
築百年
ブランデーみたいな色してる
二階が住居で一階がお店のタイプ
こまい植木鉢が外の棚にいっぱい並んでいて
植木屋さ ....
知らない国の見果てぬ路線図
ここで乗り換えると海へつながる
春を見たければ各駅停車で

こうしているうちにも
砂時計のすなはおちつづけ
耳をかたむけると
さらさらさらさら、とささやき
 ....
一枚ずつ数えていくように過ごした貴重な季節が途轍もなく愛おしくて僕の頬を伝うのは残り梅雨、何もかもが新鮮な野菜に囲まれている、幼虫1匹として入る余地のない空間に隙間風が通る古いコインランドリーの前で、 .... ○「米高騰続く」
米作り農家は
米離れが心配だ!
これからお菓子が
主食になるかもしれない

○「薬医療」
医者に症状を訴える度に
薬が増えていく

○「戦争」
どちらも正義のた ....
干し無花果を食べ

思いがけず 美味しかったようで

もうひとつと

私に手を伸ばす

まだ知らないこともあるんだな

四月も後半

まだ夜は冷える
嗚呼もう
愛してる
阿吽の息
逢えたね
青い鳥も
赤くなる
飽きたら
悪夢見て
明け方に
憧れたの
朝日の方
足を向け
明日から
汗かいて
遊びたい
あたしは
あちこち ....
あしたになれば
いちにち寿命がへるのに
あしたを待つのは
なぜだろう

お墓ビジネスの話をみて
とりあえずあたふたしてみたけど
いがいと長く続かず
逆にスンとなった

今日もど ....
洗貝新さんのおすすめリスト(1667)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝の抜け殻- 自由詩10*25-4-26
情熱の積算温度- イオン自由詩4*25-4-26
クレクレ星人の独り言「WOKEの考察」63- ジム・プ ...散文(批評 ...1*25-4-26
夜毎のルーティン- レタス自由詩4*25-4-26
両性具有(アンドロギュヌス)の幻(ユメ)- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-25
宇宙の刹那- 自由詩5+*25-4-25
春のあわい- 塔野夏子自由詩4*25-4-25
空は流れる_明日の方向へ- 紅茶猫自由詩8*25-4-25
はてななては/ゴル/お題阿トさん- 足立らど ...自由詩9*25-4-25
独り言4.25- zenyama太 ...自由詩1*25-4-25
トワイライト・モフ- みぎめ  ...自由詩425-4-25
ちくわ- 紅茶猫自由詩3*25-4-24
中山の駅前- 花野誉自由詩4*25-4-24
硝子の繭- 凪目自由詩2*25-4-24
混ざり合うセカイ- 自由詩9*25-4-24
昧爽- 青の群れ自由詩425-4-24
独り言4.24- zenyama太 ...自由詩2*25-4-24
目撃者- 自由詩6*25-4-23
破綻- 凪目自由詩4*25-4-23
ぼくは、あなたの大きなおっぱいで終わりました。- 田中宏輔自由詩10*25-4-23
木香茨- 青の群れ自由詩1325-4-23
哀しみの君- 栗栖真理 ...自由詩4*25-4-22
普段- 自由詩9*25-4-22
下町の画廊- ふるる自由詩12*25-4-22
あなたがすこしさみしいときにも- そらの珊 ...自由詩13*25-4-22
札束- 饂飩(う ...自由詩625-4-22
独り言4.22- zenyama太 ...自由詩2*25-4-22
こたつの向こうで- 花野誉自由詩3*25-4-22
あ+五十音/アハ体験?苦しい- 自由詩10*25-4-21
溝とアーチ- 唐草フウ自由詩8*25-4-21

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56