どこにもないクラシックが
いつの間にか
こんなところまで
花を咲かせていた

だから
そんなことさえも
座席の後ろのつもりで
いたんだね

飛行機が非行気になったり
京都府が狂吐 ....
○「言葉だけでも」
金も能力もない身ならば
せめて言葉だけでも
人にやさしくなろうと思う
おはようございます
ありがとうございます
お世話になります
言葉だけならまだ言えるから

○ ....
才能とは、なんだろう?
生まれつき愚かな人間と、秀でた人間に二分されているだろうか?
私はそう思わない。

僕が思うに人間とは皆天才の部分があって、それが伸びるかどうかは環境次第だと思う。
 ....
いつの間にか人が住まなくなった家がある。人が住んでいた頃の庭は常に花々が咲き誇り、小鳥を寄せるバードハウスもあり、小鳥の鳴き声で賑わっていた。いつも庭に出て手入れをしている人の姿もあった。

ある ....
川上麻衣子が陥没乳頭だったので
篠山紀信がグラビア撮影のとき
常に川上麻衣子の乳首を触って
勃起させていたという話を聞いて
私は陥没という言葉が大好きになりました
ところで八潮と言えば
埼 ....
○「ボケ」
ボケると
今日が何日か
わからなくなる
JAにお金をおろしに行ったら
帰宅後電話がかかってきた
日付がまちがっているから
印鑑を持って来てくださいと
受付のチェックミスもあ ....
【ⅶ】

 駆けつけたカンテラ・じろさんコンビ、緑色の液体、を見て「消されたか…」
「次、ベルゼブブが現れさうなところ、と云つたら- 二人顔を見合はせ
「區役所!」

 二人は取り急ぎ驛方 ....
黄色い、黄色い、雨が降る
赤い屋根にはちょうちょのお家
ちょうちょの扉が並んでる

家の中にはカーペット
毛玉の中にはノミたちの庭
ノミの温度で眠っている

僕は素足で立っている
裁 ....
レコードショップで
つまらないレコード
を立ち聞きして
あなたに借りたマヨ
ネーズを返しに行く
私は不安に弱い
まるで虹の家にいる
よう
そのうち雨になって

私はひどく頭がいい
 ....
2025年1月1日(水)、
 新年。もし、去年暮れまでの気持ちがこのまま続くなら、今年は割と情熱的に、元気に過ごせるんじゃないかと思う。創作はあまりしないかもしれないけれど、いろんなことを勉強して、 ....
「いつか」は、いつかやってくる
だがやってきたのは刑事コロンボだった
「いつか」はどうしたんです、刑事?
警部だけど、頚部損傷だから刑事でいいや
頸部損傷とは?
コウサツされました
絞殺さ ....
しごとの失たいを
星の運行とむすぶのは慣れている
傷を季節と分かちあう
古い知恵

深い疲れのおり
壁にかかった絵をみる
樹氷のある
白い湖の畔

南うまれのわたしが
みないかも ....
こんなこと、考えたことない?
朝、病院に忍び込んでさ、
まだ眠ってる患者さんたちの、おでこんとこに
ガン、ガン、ガンって、書いてくんだ。
消えないマジック、使ってさ。
ヘンなオマケ。
でも ....
朝からユトリロの絵画のような
白い空が満ち満ちていました

夕刻になってようやく
この惑星に落ちてきた雨は
みぞれに変わり
ぬかるんでいくわだち
いつとはなしに雪になり
夜になってはさ ....
背中で赤いやつが暴れてやがる
一生消せねえ黥の幽鬼だあ
酒と博打で女房は消えちまった
寒空に震えても、背中はいつも火達磨よ

地獄の鬼が暴れやがる、燃えやがる
のたうち回って転がったって
 ....
 天気はさほど悪くなく、三日に一度の山スキーが可能な日ではあったが、前回の山行で古傷であった膝の痛みが発症し、さしあたり体を痛める遊びは慎むべきなのではないかと山スキーはやらない日とした。
 ここ一 ....
あなたの知らない星にいる
わたしは昨夜ないていた
どれだけ涙を流して
声を上げようと
知ることのない
あなたは
わたしの知ることのない星にいる

思い出せばついさっきのよう
なのに
 ....
冬の窓辺に立つ

枯木立の間から
キラキラ笑いながら
転がり出てくる子供達

寒そうな雲間を
名前も知らない鳥が
矢印になって渡っていく

冬の窓辺に立つ

だぶだぶの
 ....
 この半年ほど、ジッポのオイルライターを活用している。前は100円ライターを愛用していたが、これをいくつも買っていたら、その費用も馬鹿にならないし、その空のライターの処分に困る。
 ジッポのライ ....
○「死」
人間だれでも
必ず死ぬわけである
しかもいつ死ぬかわからないのである
またどんな死に方をするかもわからないのである
長生きすることだけ考えていると
足元をすくわれる

○「自 ....
※ クジラ オモタイ オモタイ クジラ
クジラ ネムタイ ネムタイ クジラ

クジラ ユウウツ ユウウツ クジラ
クジラ ヒトリカ ヒトリカ クジラ

クジラ イルカイ イルカト クジラ
 ....
教科書どおり
マニュアルどおり
型どおり
命令どおり

とおりゃんせ
とおりゃんせ

行きは良い良い
帰りは怖い

想像どおり
計画どおり
希望どおり
思いどおり

と ....
信じたい
今は亡き祖父のことを
信じたくない
祖父が戦中行なった行為

祖父が戦いに行ったボルネオにも
台湾から強制的に連れて来られた従軍慰安婦達がいた
祖父は「戦地でカフェのマダムと仲 ....
〈色稚児の小指痛いかからつかぜ 涙次〉


【ⅰ】

 じろさん、こと此井功二郎はずかずかテオの書齋に入つてきた。テオは丁度これから谷澤景六としての作業をしたくて、でゞこを脇に侍らせながら、 ....

ディスプレイに埃が積もってる。

水際で(ねえ)生きている自信が無かった。
私は字ばかり食べて生きてきたから。
ラズベリーが、美味しいのかも、知らない。
でも唇にラズベリーを塗りつけて ....
 豚バラの買い置きを今日、使い切ってしまった。後はレトルトのカレーと、玉子と、米の買い置きしか残っていない。三食カレーでもかまわないくらいなのだが、流石に残り二週間、毎食カレーかと思うとげんなりす .... 風が撫でる葦原の先に
影が落ちる
夜明けの燈を孕んだ
鳥の瞳は
まだ濁っていない
羽音は
梵鐘の余韻に似て
打ち寄せる波間に滲む

彼方で鴉が啼く

誰の名を呼ぶ声か
一羽、また一 ....
プリンス風味のギター。
ディーヴォのヘンテコ。
ユニコーンのユーモア。
とんねるずのコミックテイスト。
シャネルズのコーラス。
オーティスのシャウト。勿論清志郎風味でもある。
曲展開の激し ....
世界は厳しかった

世界はなんか妙に厳しかった

世界は大分楽なんやな思うた

世界はもろくそに厳しかった

世界はクソだった

世界はもろにクソだった

世界はもろにもろ ....
あれからまた百年がたち
わたしたちは まだ無知だった

岩とか、波とか
空とか
そういうもののほうが
まだ世界をよく知っていた

まえの百年にしてきたことを
ひとつずつなぞって
 ....
洗貝新さんのおすすめリスト(1494)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
せん妄の故郷- 林 理仁自由詩225-2-5
独り言2.5- zenyama太 ...自由詩2*25-2-5
才能論- 鏡文志散文(批評 ...3*25-2-4
人のいない庭- 自由詩6*25-2-4
八潮- 花形新次自由詩325-2-4
独り言2.4- zenyama太 ...自由詩1*25-2-4
NWSF怪畸ロマン_斬魔屋カンテラ!!『水と空氣と花と』③- 髙任勇梓 ...散文(批評 ...225-2-3
夜の庭- 由比良 ...自由詩2*25-2-2
雨と夜- 由比良 ...自由詩1*25-2-2
1月の日記- 由比良 ...散文(批評 ...125-2-2
いつかの刑事コロンボ- 菊西 夕 ...自由詩5*25-2-2
水星逆行- 形代 律自由詩1125-2-2
『グァバの木の下で』というのが、そのホテルの名前だった。- 田中宏輔自由詩9+*25-2-2
ミトン- そらの珊 ...自由詩17+*25-2-2
- atsuchan69自由詩13+*25-2-2
なごり雪のような雪が舞う真冬のとある日曜日- 山人散文(批評 ...5*25-2-1
知らない星のやさしい温度- 唐草フウ自由詩12*25-1-31
冬の窓辺- 夏井椋也自由詩11*25-1-31
「クレクレ星人の独り言_30」- ジム・プ ...散文(批評 ...1*25-1-31
独り言1.31- zenyama太 ...自由詩1*25-1-31
クジラLet's_Go- 鏡文志自由詩3*25-1-30
とおりゃんせ- 自由詩6*25-1-30
あやまち- 栗栖真理 ...自由詩2*25-1-30
NWSF剣豪ロマン_カンテラ・サーガ、ピリオド3『からつかぜ ...- 髙任勇梓 ...散文(批評 ...125-1-30
信号- 由比良 ...自由詩3*25-1-30
「クレクレ星人の独り言_29」- ジム・プ ...散文(批評 ...1*25-1-29
梵鳥- 中沢人鳥自由詩325-1-29
自作品「デタラメなるエダマメ」についてと近況報告- 鏡文志散文(批評 ...3*25-1-29
なんとも優しい世界- 林 理仁自由詩225-1-29
百年2- はるな自由詩625-1-29

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50