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アカゲラについばまれた

桑の木 ハチワレの

地球のような球体の眼は 風の色をうつし、

木陰はさらさらと葉を揺らす

不安や恐怖が 世界を委縮させていく

怒りは人を疲弊させ
 ....
ここらで
ほんとの僕を
探そうと思う
その言葉が
どこまでほんとうか
分からない
かっこつけも
かっこつけないもない
加齢臭が
女のおしっこの匂いする
ただそれは一例なだけだ
過 ....
ばねのように跳躍すると
身体で喜びを表せる
私はばね
スプリング
このまま飛んで行こうかな
悲しみと苦しみを恐らく終え終わった
あの人の所へと
苦しみまくった
悲しみまくった
怒りくるった
喉が渇いた
愛と正義の名の下に
すべての間違いを正そうとしてきた
私に足りなかったのはまなこ
それを今手に取り戻した
このまなこよ
ええ ....
朝はカーテンをあけて
サッシに硝子板をすべらせて風を入れる

法律上
窓のない部屋は部屋ではない
そこは物置で
人の住むところではない

では窓のない土地に住むひとは?
四方八方を壁 ....
詩人は今日も
散策を楽しむ

ヨチヨチ歩きの
赤児をみては
微笑む
君に幸多かれと

所狭しと
走り回り子どもたち
元気が走り抜ける
明日の未来へ

ベンチで二人並ぶ
お似 ....
おはよう
眠り姫
生まれたままの姿で
僕の気を惹いて

もう少し
話をしよう
ぼくの心が
あなたに開くように

起きて
起きて
起きて

朝食は何を食べるの?
好き嫌いは ....
○「後払い」
先払いよりも
後払いの方が
安心だ!
食べてからお金を払う
品物が届いてからお金を払う
治療がすんでからお金を払う
家が完成してからお金を払う

○「田舎」
田舎にほ ....
ばかだったことがばれて、すべてのぎぜんしゃたちに、おおあわてでみはなされたおにいちゃんへ
おにいさん、しんでくれてありがとう
おにいさん、しんでくれてありがとう
すべてのきずついたこどもたちのた ....
全部夏のせいにして
逃げてしまおうか



あのひとが
優しく笑うものだから
わたしは素直に頷いた


     遠くへ行きたい

そんな想いが重なって
わたしたちは
手 ....
清浄な君の、白いレース柄による、
胸の施錠、
かたく閉ざされた、
はちきれんばかりの、
極楽浄土、極楽浄土、
いま、あなた、樹上の死体、あじさいの花

蒸し暑い季節、お弁当、モノレール、波の反復
14時〜15時、壊れた時計、ニベア、アナカリス
学習アプリ、訪問介護、500円自転車、二人
親水公園、ア ....
○「独り言」
そのうちAI独り言も出てくるかもしれない

*「田舎暮らし
  年寄りががんばらなくて
  どうする!」

*「年金暮らし
  夢みたものは
  左うちわ」

*「 ....
私たちは知らない
テレビでしか
ネットニュースでしか
教科書や参考文献でしか
実際に語り継がれてきた言葉でしか
戦争を知らない

直接爆撃を受けたことも
戦闘に加わったことも
身近に ....
山土は
高い所に存在し
鮮やかな茶色を見せている
私のために歌っておくれ
悲しみに沈まぬように

高山植物の
緑が目に入る
花も咲いている
私は歌おうか
完全なる存在のために
山 ....
春の光と海の光
夏が来ても忘れない
太陽はさらに輝きを増す
海がきらめいて
私たちの間の距離は
近づく
もっと
もっと
今日は七夕

夕食後のお茶請けに

水饅頭を買ってかえる

点てたお茶を飲み

水饅頭をのせた皿を持ち上げる

「カエルの卵の大きいやつみたいだね」

食べ終えた隣の人が言 ....
 西風が吹きつける
 白い塗装の剥げかけた
 木枠の窓

 嵐の前の雨が胸をつき
 かえるべき場所を見失った心は
 ぐるりぐるり
 過去の幻をめぐるだけで
 固くなる

 あなたは ....
二人でいたかったから
仕事をサボった

天罰をくらって
二人は会えなくなった

労働と引き換えに
年に一度の願いを叶える
カササギたちがつくる
横断歩道を渡って

天の川は大渋滞 ....
真夜中、夜に目が覚めた。
凄々まじい羽音に起こされた。
はらっても、はらっても
黒い小さな塊が、音を立てて
いくつも、いくつも纏わりついてきた。
そういえば、ここ、二、三日とい ....
毎日一応投稿しているフリッカーを何枚かみる
こんな素敵なところに住みたいなーと思う写真もある
今日ポイントを入れた一枚はニューヨークの高層ビルを背景に家族四人が噴水の前に立っている微笑ましい写真。 ....
鶴のおおくいる村に、
温泉へと向かいました、
露天風呂に入ったあと、
石だらけの日本庭園のベンチに座り、
その竹垣のまわりには、
樹々が青々と生いしげっており、
その葉がそよ風にさやさやと ....
錆びついた傷口に噛みついた自我が、身体からぶら下がり血を垂らす、内側から炎で炙られるような痛み、それは現実とも言えたし、質の悪い夢とも言えた、どちらかに決めるか決めないかは俺次第で、いつだって結論 .... しかしながらこんにちは

また次とてなくお越しくださり、さてありがとうございます

でもご要件はじゃあなんでしょうか?

この期に及んで3丁目をお探しですね
腹立つのでしばらくお待ちくだ ....
     箒川を渡って 
     俺は俺を続けるよ 
     心をあの場所に残したまま
         踊ろうマチルダ『箒川を渡って』


バスケットは得意じゃないけれど ショットを ....
あなたは夏のよう
夏というだけで モチーフ テーマになれる
純粋培養した笑顔は季節そのもの
夏の花は熱く咲くから
明日の朝まで待てない 手を放して踊ろうよ


お腹まで響く雷鳴は 大 ....
銀河の天秤がゆっくりと傾いて
月がかろやかに昇ってゆきます
夏の星座の中心へです

澄んだ湖面は夜空をうつし
魚が背びれに月明かりをうけて
チカリ、チカリと輝きながら泳ぎ
まるで流星のよ ....
このみずに
こだますだましへ
うつりしへ

あまたあまた
ひとつもないのに
砕けたガラス、こころ
鋭角な光がきれい
どうにもできないものは水に流せよ、せよ

川の水に放たれて
砂利に磨かれて
まるい石に角をぶつけぶつけて
砕いたあっちはハンマーのままなのに
こ ....
いつまでも
想い出にならない夏

痛くもなく
ただ痺れていただけの夏


ぽとり


昨日の端から
呆気なく零れ落ちたわたしは
黒い服を着せられ

どこかが
痛いような顔 ....
洗貝新さんの自由詩おすすめリスト(728)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_風と桑- 月乃 猫自由詩225-7-9
巧_列_少- 林 理仁自由詩225-7-9
ばね- 黒髪自由詩3*25-7-9
苦しみと悲しみの癒えるとき- 黒髪自由詩2*25-7-9
- 凍湖自由詩125-7-9
公園での詩- 多賀良ヒ ...自由詩325-7-9
おはよう- 自由詩625-7-9
独り言7.9- zenyama太 ...自由詩2*25-7-9
おにいさん、しんでくれてありがとう- 鏡文志自由詩5*25-7-9
熱帯夜- りつ自由詩425-7-9
観音びらき- 本田憲嵩自由詩725-7-8
ビオトープ- 春日線香自由詩225-7-8
独り言7.8- zenyama太 ...自由詩2*25-7-8
何も知らない- 栗栖真理 ...自由詩425-7-8
山の土- 黒髪自由詩5*25-7-7
海の光- 黒髪自由詩4*25-7-7
これは水饅頭- 花野誉自由詩10*25-7-7
凍った雨- リリー自由詩9*25-7-7
七夕- 自由詩1025-7-7
羽虫_。- 田中宏輔自由詩13*25-7-7
棲めば都- けいこ自由詩8*25-7-7
虻湯- 本田憲嵩自由詩925-7-6
真っ当な鎮圧- ホロウ・ ...自由詩225-7-6
てれほ- 林 理仁自由詩325-7-6
放浪の篭球_~踊ろうマチルダの歌で天国を通過する~- 菊西 夕 ...自由詩2*25-7-6
ミッドナイト・スキップ- 唐草フウ自由詩10*25-7-6
無題- wc自由詩12*25-7-6
たなばた- wc自由詩4*25-7-6
シーグラス- 凍湖自由詩325-7-6
想い出にならない夏- 夏井椋也自由詩1425-7-5

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