○「心の穴」
僕は
みんなが寝静まった頃
心の庭に掘った井戸のような穴へ向かって
人には絶対言えない言葉を捨てている
「くそ!」「バカ!」「アホ!」「死ぬ!」
「キモい」「ブス」「デブ」「 ....
・国家自体が権力を自覚し始めた時から、全体主義とは必然だ。

・何故なら、権力構造そのものに多数の全体主義への因子が存在する。

・宗教も、内部統制に分裂を見ることはあれど、共同体であることを ....
昨晩見た夢は
わたしのあたまのなかに
かろうじて残ってはいるが
触れることはできそうもない
かたちないもの
見たといっても
まぶたはとじられていた
不思議なことだ

朝はかたちあるも ....
お花畑が好きな
あなたに出会うまでは

あちら側なんて
存在しないと思っていた

お花畑が好きな
あなたに出会ってからは

あちら側を
薄っすら信じるのも悪くないと思っている
 ....
 国民民主党の山尾擁立とか、夫婦別姓の推進による戸籍破壊を支持する、連合の姿勢や、それを主張する著名人の登場とか、インターネット界隈が騒がしいが、その陰に左派に加担する、中国共産党と、台湾系の秘密 ....  
 毎朝電車ギリギリだから

 自転車で坂を駆け上がる



 あと5分早く起きればいいだけなのに

 それができないいしよわちゃん



 開いたドアに滑り込んで

 ....
簡単な構図です
善人を傷めつけたら
悪人が栄えた、と

わかったら詫びに来い
待ってるぞぉ
モンスターカス魂~の誕生

まぁいいでしょう
僕にも至らないところが
あったでしょう
 ....
いつの間にか眠っていた
開け放っていた窓から冷気が忍び込んでいる
午前2時か3時だろうかと思った
時計の針は10時を指している
煙草を1本燻らせて
深夜のスーパーに買い物に行こうと思った
 ....
私自身は障害者として生きてきた
愛の微笑みはプラス十度
心がささやくのは甘い言葉
障害者の権利を守らなければ
私は自叙伝で療法を伝える
心の中の真実を
信じられない人ばかり
私はそれゆえ ....
○「愛犬」
僕は
君の瞳にうつる僕のやさしい瞳を
見るのが
大好きだった

○「虫の命」
虫も一つの命を生きている
しかし
僕は蚊の音を聞くと
殺したくなる
ゴキブリを見ると
 ....
真夜中

自転車で無理矢理二人乗り

皆を出し抜いたみたいになった

どこでスイッチが入ったのだろう

タイプではなかった気がする

連れ去られるように走った尼崎の街

我 ....
一人で何でもやっていたころ
誰にも頼る気はさらさらなくて
自立している自分を誇らしく思っていた

最近あちこちからだの不自由が出没し
出かけて愉しみを味わうこともなく
そうかといって友と話 ....
この空のもと
一輪の花が咲いている
それはあなたのようで
五月の風に揺れながら
美しい声で歌っていた

出逢ったことが不思議で
わたしは日々あなたの文字を追い
あなたは日々わたしを追い ....
(君のようにわたしはなれない)

星の流れるさみしいよるには
悲しみも流して、染ませるから
雨のはげしく叩くよるには
聴こえない子守唄を うたおう
花火の終わった白けた
夜空のした
醜 ....
 


蛇神さまに逢いたくて
山の果てまで分け入った

なにを訊きたいわけでなく
信仰しているわけでもない


おまえが邪魔になったって
云われたけれども納得できずに
 ....
恋はまやかし
見えていないホント
見えているファンタジー
落ちる前に気づけた
ような

君と見る景色
二度とない絶景
あまりにも美しすぎて
僕は浮いた

でもすべてが消えていく
 ....
ずいぶん昔の自分の詩を
読み返すことがある
ちょくちょく読み返して直したりすることもあれば
十年ぶりくらいに掘り出してきて、ただ
読んでみたり
いいとか、わるいとか
そんなことも思わずに
 ....
○「詩とは」
僕にとってはわけがわからないのが
詩だ
説明できないことを表現しようとしているからだろう
世の中には説明できないことが
いっぱいある
神は説明できない
無も説明できない
 ....
君は存在しない
きっとカゲ

いるようでいない
いないようでいる
透明のような
ナナイロのカゲが君の姿

触れようとすればその手をすり抜け
誰も君を手に入れることはできない

君 ....
過去よ
あなたを 引きずっていく
とめどない ひかりの奔流
冷めるように ひろがる
その 指先の みずいろの波
鹿たちが 海を駆けていく
森の透くような そう
透くような 香りがする
 ....
この星の全域が、
スラムと
清潔な街とに
分断され、
難民と
エリートに別れても
まだ君は
未来を信じるのか

正義が強制され、
否定する者が眠らされても、
まだ君は
未来を信 ....
 
 もう、

 すべてを、

 すべてのことを、

 忘れたつもりで、

 笑ったり、

 チーズケーキ食べたり、

 おしゃべりしたり、

 音楽聴いたりしてるけど、 ....
 喫煙所を兼ねた休憩所には灰皿が二つ置かれているのに、地面には吸い殻が散らばっていた。大分前から管理されてないらしく、灰皿は吸い殻でいっぱいになっていた。そこは展望台のようになっていて、天井がなく、見 .... 君の瞳に星が宿り
夜の空気に二人が溶ける
影が揺れてひとつになる
永遠みたいな時間をつかまえた

季節の花びら心に舞い
指と指を絡める温かな夢
満ちた月が二人を影にする
誓い合うのは愛 ....
もしも僕の手に銃が握られていないとして、君はそれについて、僕が殺意を持っていないということになるのだろうか、だとしたらそれは凄く下らない認知の仕方だし、ひとつの結論としてとても愚かしいと僕は言わざ .... ・根底の存在、という命題は、形而上学、存在論、物理学、生物学を問わず難題である。

・明らかな事象で述べれば、ビッグバン・宇宙創造であるが、これは哲学を越えている。

・一元論では究極のナニカ ....
○「失言」
「米を買ったことのない」
大臣だから
米を買う消費者の気持ちが
わからないのだろう
次は
米を買っている方を
大臣にしたほうがいい

○「愛と信」
愛することが難しいゆ ....
geŋ-go-jo-ɾʲi-ne-ba-tsɯ-ku-t͡ɕi-n-mo-ku-to-ʃi-te

「春が、さわれなかった」
接触不良の口腔と言語の死角が絡む濃密部位なので、
逆にそれを「触れ ....
せんせい
ぼくのおかし、どこいっちゃったの?
保育園でつくったフェルトのビスケット
せんせいは慌てて
「ごめん。食べちゃった」
申し訳なさそうにペロッと舌だした
ぼくらは思わず友達と顔を見 ....
このたびのご逝去に際し、心よりお悔やみ申し上げます。
谷川俊太郎様は、我々現代詩人の一等星でありました。
消滅しても輝いている星との距離は、二十億光年でしょうから、
これからも輝き続けてくれると ....
洗貝新さんのおすすめリスト(1667)
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