草鞋虫を片ほうだけ履いて、
春が土足で入ってきた、
ながらく寒かった和室の畳の上にも、
いっぴきの草鞋虫が入ってきた、
ホッカイドーの牧場みたいな平原で
もしも魔法が使えたら
見渡すかぎりのはなばたけ
埋め尽くして埋め尽くして
そこでしたい、そこでしにたい
半袖にはまだ肌寒いくらいの気温のままに
青 ....
悲しみが満ちていくのは
両目の裏で
何もできない自分を
ひたすらに嘆く

でも知っていた
何をすべきかを
知らなかった時に
お別れをした

愛情ばかりひけらかして
拘束するものは ....
あるところに
じっかのあきやうるおとこあり
ちちははすでにしにたえて
たずねくるひともなきあきやなり
そのたたずまい
みるからにふるくおおきくおそろし
なにびともちかよることなし
あると ....
ラファエル・カンポ

聖母子



月経がとまって、お母さんがなくしちゃったのは、
女性ホルモンだけじゃないんだ。彼女は自分の長男もなくしちゃったんだ。
それって、ぼくのことで、ぼくっ ....
「鯖詰缶太郎『紙、ふぶき。』集約一例 」澤あづさ
  https://www.breview.org/keijiban/?id=13638

この雑文はネット投稿板B-REVIEWに投稿した批 ....
君との最後の日

どうか終わらないで
君との最後の日
世界中に爆弾が降っても
今目の前のことだけ
切り取ってプレスしてくれよ

君に笑顔はなかった
そして爆音の嵐に
吸い込まれて
 ....
幼少期ゾンビオナニーピラニアが

怖いから襲っちゃったとお化けまね

攻め来たらどうするのだとピラニアが

大丈夫、弾はおまえを避け通る

えぇぇ、僕? んなこたないと気づけよし

 ....
○「年寄りは一寸先は闇である」

今朝はマイナス8度まで下がった
寝ていて明け方の冷え込みで熟睡できなかった
そういう朝に自治会の次期会長が
総会の打ち合わせに来られた
ずいぶん前向きだな ....
{引用=――または「観察者としてのわが人生」}

最近、またしても嫌だなと思うことが目につくようになった。それは二〇二六年二月に行われた衆議院議員選挙で与党の自民党が大勝し、それにかこつけてある野 ....
勢いを増してゆく
この先のT字路まで
坂道を下る
摩擦で火だるまになる
T字路にベビーカーが差し掛かる

ストップ!
ストップ!
誰か
止めて!

坂の上から
号令が聞こえる
 ....
お気に入りの雑貨屋で
可愛い猫のマグカップを見つけたと
あなたは困ったような眉で
ふんわり笑う

笑うのが苦手な私も
思わず頬をゆるめてしまう
あなたの柔らかな笑顔は
ほとんど魔法 ....
       
 
濃い雷鳴がゆっくり移動して呼び捨てにあたるとき
ゆるく祈るようなときならぬ。こう、しばらく抱きとめる
「いかれている」ひと息ごとに部屋を柔らかく塗る
 
 あたたかい午 ....
その人の悲しみを
すこしでも
軽くするために

その人の傍にいて
できることを
模索する

それが目下の
やるべき
大切なこと

今日は
蜂蜜紅茶と
笑い話を持参

 ....
わたしの推しは
本堂にまします

数字の4に似たあなた

しなやかな肢体
黒光る体表

その表情は
笑っているし
泣いている

右足を左の膝に乗せ
かつてはそれを
行儀が悪 ....
砂を撒く、
乾いたアスファルトに、
人でなしの
首を埋めるために

生き血を吸う白い砂を
さっさと撒く

額に、
汗がにじむ

 地下まで続く

 迷路、

 ビルの街。 ....
わかっていた
やがて来るその日を
だいぶ前から知っていた
夢が飛び降り自殺をして
眠りの中はブラックホール
死ぬ練習のように眠った
明日を恐れるようになり
まだいかないでと泣いて
今日 ....
針は七時を越える
道はいつも通り空いて

生きるために払う
小銭が指で滑る
袋詰め台の角
渦度
帰り道におう体臭
ベルを使わず
抜ける自転車
雨粒が
傘の縁で止まる

い ....
ああしなさい
こうしなさい
あれはだめ
これもだめ

ぼくは息苦しかった
ママが求めることに
ついていけないと思っていた

ママの国の子供だから
ママの国らしくしていなければならな ....
{引用=dot dot dot dot dot

歩いてる dot
たくさんの dot
ゆめのなかの都市に

浅いゆめと蒼い Silver
集まる dot すれ違う dot
喧騒 ....
またね
ということばが
いつからか嫌いになった

そうは言っても使うのだけど

なんとなく
さよならより
なんとなく
ざんこくな
気がして

また が
こなかったときに
か ....
読んでほしいと渡されたのは『霧のむこうのふしぎな町』で、
なくしたものと出会える日々が少女をとおして綴られている。
小径をはずれて森の奥へと風にとばされきえいる雨傘、
少女がおいかけ迷いこんだら ....
ちいさな船内を おちていくもの
あるくもの こちらをみるもの
わすれないように、またな
千景は目を伏せて答える

初めて口にした親指の晦い階段を下りるとき
今しがた沈んだパイプ椅子ごと ....
 陽のあたる
 名前も知らない神社のわき道
 側溝を覆い隠す熊笹の
 枯れて葉の縁が白くなる隈取りに
 春へうつろう植物の
 地力を感じてたのしくなる

 ぽつねんと浮かび
 ふいに消 ....
多分、明日の――二〇二六年二月八日の――選挙戦に、国粋主義は勝利して終うだろう。
その帰結は世界的潮流であり、われわれの宿命である。

であるが故、諸氏ならば諸氏、諸君であるならば諸君であっても ....
マヤ・チャウドリー

マイ・レズビアン・デート、バイ・シャロン・ストーン



わたしのポケットには石が入っていて
海の波が、わたしの足首にかぶりつくと
わたしは溺死するかもしれないわ ....
1. ab

抱きしめたもの
全部ひっくるめて
冷蔵便で送るよ

君にとってはもう
いらないものばかり
かもしれない


2. sakutaro

ああ、私がこの胸に抱きしめ ....
時計が時を刻む
朝にも夜にも
愛が聞こえてくる

灯を点けよう
やって来る夜よ
想う時間よ
月と星の明かりの気配がする
夜の静寂
私たちは遠いね

電話をかけて来て?
高速道路を
一四頭の豚が歩いていた

それを報じるキャスターの表情はのっぺらぼうで
例えば豚の心情などに一切触れることがない
「まっすぐな道でさみしい」

カーティスだったらこう言うよ
 ....
小春日、
冬がときおり気紛れに被ることのある仮面、
とてもおおきな、
あしなが蜘蛛は、
その翌日、
いち早く訪れた、をよそおって、
まるで春そのもののように壁に張りついている、
けれども ....
洗貝新さんのおすすめリスト(2125)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
草鞋虫- 本田憲嵩自由詩1426-2-14
祝福- りつ自由詩5*26-2-13
時の果て- 杉原詠二 ...自由詩3*26-2-13
じっかのあきやうるおとこ- ばんざわ ...自由詩5*26-2-13
LGBTIQの詩人たちの英詩翻訳_しょの2- 田中宏輔 ...自由詩1426-2-13
凄いぞTOP10_番外編「ネット妄想批評の迷妄を糺す」- 室町 礼散文(批評 ...126-2-13
君との最後の日- 自由詩7*26-2-12
ピラニア- りゅうさ ...川柳2*26-2-12
独り言2.11- zenyama太 ...自由詩3*26-2-11
詩人は局外者であるべきである- 岡部淳太 ...散文(批評 ...5+26-2-11
坂道を下る- 自由詩626-2-11
傾きかけた世界の端っこで- 夏井椋也自由詩15*26-2-11
どうせしにゆくだけのものそのじんせいのひまつぶしに_- あらい自由詩526-2-11
我儘なのかもしれない- 花野誉自由詩21*26-2-10
You_Are,You_Are- やまうち ...自由詩4*26-2-10
砂の装飾- atsuchan69自由詩15*26-2-10
夢の死後- 自由詩826-2-10
open- 完備 ver.2自由詩326-2-10
ママの国- 自由詩826-2-9
dot- ryinx自由詩16*26-2-9
MATANE- 唐草フウ自由詩16*26-2-8
谷間にとじる鼓動の傘をおいかけて__―なくしたものと出会える ...- 菊西 夕 ...自由詩3*26-2-8
あうろら- あらい自由詩4*26-2-7
こみち行く- リリー自由詩21*26-2-7
一九四五年一月三十日ベルリン地下壕に於ける最終演説_に肖って ...- 鷹枕可自由詩326-2-7
LGBTIQの詩人たちの英詩翻訳_しょの1- 田中宏輔 ...自由詩13+26-2-6
東京パック(5個口)- AB(な ...自由詩3*26-2-5
時計- 杉原詠二 ...自由詩3*26-2-5
すべての豚に土曜日が- やまうち ...自由詩5*26-2-5
立春前- 本田憲嵩自由詩1626-2-4

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